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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


『これが気になる、競馬のあれこれ』 バックナンバーはこちら


平成17年6月分
■消えすぎちゃって困るなぁ (H17.6.5)
■橘S入着馬の成績がいい (H17.6.11)
■「もしもの世界」で得をした馬は? (H17.6.11)
■エイシンハンプトンと似た馬は? (H17.6.19)
■二強の馬連は成立しない!? (H17.6.25)




 
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■消えすぎちゃって困るなぁ (H17.6.5)


極端な一本被りだった先週のダービーから一転、今週の安田記念は大混戦模様となった。予想も非常に難しい。積極的にこれはいいという馬がいないのだ。

そこで、ここは消しデータから入ってみる。

まずはG3ダービー卿CT出走馬。ダービー卿CTは平成8年からマイル戦となっているが、それ以降、同レース出走馬の同年安田記念での成績は【0.0.0.25】。ダービー卿CTは最近ハンデ戦になってしまったのでG1定量戦と結びつきにくいのはわかるが、一応同距離で近い時期に行われる重賞だし、1頭も馬券になってないのは極端だなぁ〜と思う。

このデータが今年もケイゾクするなら、有力馬ではダイワメジャーが消えることになる。

続いてはG2マイラーズC出走馬。こちらは施行時期が3月から4月に移り、安田記念との関係強化が期待された平成12年以降を見てみよう。マイラーズC出走馬は同年安田記念で【0.0.3.20】。G2別定戦の意地を見せたのか、ダービー卿CTよりはマシで、3着馬を3頭出している。しかし、連対馬はゼロである。安田記念の主要ステップと考えてもいいレースだけにちょっと意外なデータだ。

これが今年もケイゾクするなら、有力馬ではローエングリン、アサクサデンエン、カンパニー、テレグノシス、ハットトリックといった馬たちが消えることになる(おいおい、ダイジョブかな〜?)

続いては牝馬だ。その昔はダイイチルビー、ノースフライトといった牝馬大活躍の時期もあった安田記念だが、最近はまるで走っていない。昨年もファインモーションが惨敗した。

牝馬不振のキッカケとなったのはどうも平成8年の定量規定変更にありそうな感じである。それまで牝馬は55キロで出走できたのだが、平成8年からは56キロと1キロ増量になったのだ(古馬の場合)。この1キロが重かったのか、牝馬はそれ以降、【0.0.1.27】と苦戦を続けている。

この傾向がケイゾクするなら、ダンスインザムード、スイープトウショウが消えることになる。

何だかズバズバ消してしまったが、傾向は途切れることがあるのも事実。言い訳めいてしまうが、これらの馬を相手馬から全部消してしまうのは無謀かもしれない。けれど、少なくとも自分としては中心馬をこの中からは選びたくないのだ。

そこで、こんなに日本の有力馬が消えてしまうのなら、今年は香港馬かも?という考えが頭をよぎった。

今年からアジア・マイル・チャレンジというシリーズが開始されている。これは香港のチャンピオンズマイルと日本の安田記念で構成されており、両レースを同一年に連勝した馬に100万米ドルのボーナスが与えられるものだ。

安田記念で香港馬が走ってくれれば、それも、できればチャンピオンズマイルを勝ったブリッシュラックが安田記念も勝ち、ボーナスゲット!となってくれれば、このことが広く報道され、まだ、あまりよく知られていない新シリーズの認知度を高めることになるだろう…といった考えが新シリーズ創設に動いたJRA関係者の頭の中にあったとしても不思議ではない。

けれど、近年、カク外馬に飛びついて、いい思いをした記憶があまりないのも事実。ひと頃に比べ、中央競馬の国際競走で、カク外馬好走のシーンは減っていると感じられるのだ。自分にとっては、どうにも微妙な香港馬なのである。

……と、まあ、このようなことをつらつらと考えてたどりついた、積極的にいいわけでもないが、当たりさわりのない馬は……アドマイヤマックスだ。

ディープインパクト、ラインクラフトと、今春G1は「一つ勝った馬がもう一つ勝つ」ことがどうもパターンになっている。だから、今まではなかった高松宮記念V→安田記念Vという馬が、今年は出るかもしれないなぁと思うのである。

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  《その後の一言》
「消えることになる」馬に入れていた2頭、アサクサデンエンとスイープトウショウが1、2着。やっぱり、ちょっと無理筋だったでしょうか…。一番、期待したアドマイヤマックスはどこそこもありませんでしたね。

香港馬2頭は3、4着と微妙な着順でした。サイレントウィットネスの渋太さはなかなかのものでしたが…。

アサクサデンエンは同年京王杯SC1着馬。以前は、京王杯SC1着馬は安田記念でかなり活躍していましたが、京王杯との間隔が中3週→中2週となった平成12年以降は京王杯SC1着馬がまるで走らない傾向に。アサクサデンエンはマイラーズC出走歴以外に、京王杯SC1着馬ということも引っかかり、自分としてはかなり買いにくい馬でした。

スイープトウショウは実績の割にずいぶん人気がないなぁ〜という点で、気になる1頭ではあったんですが…。(H17.6.10)


 
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■橘S入着馬の成績がいい (H17.6.11)


ファルコンSはかなりの人気薄が激走することもあり、予想の難しいレース。そんなファルコンSに関する注目のキーレースは橘Sだと思える。

橘Sは平成14年に新設された京都芝1200mのオープン特別。その平成14年はサニングデールが同レースを制し、さらにファルコンSも勝っている。

この橘S入着馬のファルコンSでの成績を調べてみると【2.2.0.2】となる。悪くない成績なのだ。さらに橘S入着後、葵Sに出走した馬に限れば、【2.1.0.0】で連対10割となる。

てなわけで、ファルコンSの8枠に入った橘S入着馬2頭、中でも葵Sにも出走しているカズサラインが、人気もないし、ちょいと気になるところなのだ。

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  《その後の一言》
カズサラインは13番人気、単勝4310円という人気薄でしたが、勝っちゃいましたね。最近の当コーナーとしては珍しいヒットです(笑)。

2着は最内1枠1番に入っていたフェリシア。このレースは芝1800mで行われていた「中日スポーツ賞4歳S」の時代も含め、過去18回、まったく1枠が連対したことがありませんでした。ですので、個人的にはこの馬、軽視してしまったのですが…(苦笑)

最近のファルコンSは葵S1着馬がどうも3着になる傾向があります。1番人気のシンボリグランはその傾向通りに3着となりましたが、鞍上の藤田騎手はゴールのちょっと手前から腰を上げているように見えました。2着とはハナ差の3着だったわけで、腰を上げていなければ、逆転していたのでは?と自分には思えました。

しかし、3着になることは既定路線だったのでしょうか…?(H17.6.16)


 
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■「もしもの世界」で得した馬は? (H17.6.11)


ダービーが終わり、安田記念も終わってしまった東京開催最終週。そこで行われるエプソムCは、祭りの後のけだるさといった感じで、中央場所でありながら、ローカルっぽい風情が何となく漂っている重賞である。

しかし、そんなエプソムCも大げさなことに今年から国際競走となった。ICSC(インターナショナル・カタロギング・スタンダーズ・コミティー=国際セリ名簿基準委員会)が定める国際格付けの「パート1」入りを目指すJRAは、今年から国際競走を大幅に増やしつつあるところ。エプソムCもその一つというわけだ。

エプソムCは平成8年以降、賞金別定戦で行われてきたが、国際競走は賞金別定戦ではやりにくい。各国の賞金水準が異なるからだ。そこで、JRAはどうしたのか? 完全にグレード別定戦にする手もあったと思うのだが、日本馬は賞金別定、カク外馬はグレード別定という二段構えの別定規定が採用されたのだった。

ここで、エプソムCの日本馬の別定規定を確認しておくと、以下のとおりである。

日本馬
3歳53キロ、4歳以上57キロを基本に3歳3000万円、4歳4000万円、5歳以上5000万円超過馬は超過額5000万円毎1キロ増(牝馬2キロ減)

日本馬に対するこの別定規定は平成8年以降、変わっていない。そして、これはG3としてはずいぶん格調が高いのだ…といったことについては、一昨年の当コーナーですでに触れている(「G2並みの別定規定を持つG3」)。この規定があるためか、別定戦となってからのエプソムCでは、G2・G1連対歴を持つ馬が非常によく活躍している。

では、次に問題のカク外馬に対する別定規定だ。

カク外馬
3歳53キロ、4歳以上57キロを基本にG1馬は5キロ増、G2馬は3キロ増、G3馬は1キロ増(ただし、2歳時を除く)(牝馬2キロ減)

これと似た規定は京都牝馬Sなどでも採用されているのだが、ちょっと変わった規定と思える。「G1馬5キロ増」というのはずいぶん過酷ではないかと思うのだ。4歳以上のカク外牡馬G1馬は62キロを背負わされる計算である。

まあ、国際競走といっても名ばかりで、こんなローカルっぽい(?)G3にバリバリのカク外G1馬なんて出てきてくれるなといったことなのだろう。

さて、こんな感じでエプソムCの別定規定を考えていくと、今年の出走馬で妙に気になる馬が出てきた。

ウインクリューガーである。

ウインクリューガーはG1NHKマイルCを勝っている。近走は今イチだが、ちゃんとしたG1馬だ。だから、ウインクリューガーがもしもカク外馬であれば、62キロを背負わされるところなのである。しかし、ウインクリューガーは日本馬だったため、賞金別定となり、こちらだと、増量なしの57キロで出走できることになった。

つまり、「もしもの世界」でウインクリューガーを見れば、ずいぶん斤量的に得しているのではないかと思えるのである。

「もしもの世界」ではあるが、5キロも軽くしてもらったウインクリューガーが、そのおかげで激走するなんてことはないだろうか?

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  《その後の一言》
ウインクリューガーはどこそこもなし。ついでに同枠に入っていた1番人気のサイレントディールも馬券になりませんでした。

「もしもの世界」説はサッパリでしたね。

勝ったスズノマーチはG2弥生賞2着を持っていた馬。G2連対歴があったわけで、一応、このレースの連対パターンに入っていた馬でした。(H17.6.16)


 
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■エイシンハンプトンと似た馬は? (H17.6.19)


平成12年からこの時期に行われるようになったプロキオンS。それ以降、毎年連対馬の片割れは前走オープンクラス・ダート1着馬となっている。

ただし、今年はメイショウサライ、ニホンピロサート、テイエムアクション、ブルーコンコルドと、このタイプが4頭も出てきて、人気も拮抗している。この中から選ぶのに迷ってしまうわけだが、ここは昨年V馬ニホンピロサートを気にしつつ、メイショウサライを一番気になる馬に指名(?)したい。

サウジアラビアロイヤルC(旧オアシスS)というレースは、以前はプロキオンSに結びついてこなかったが、昨年これを覆したのがエイシンハンプトン。同馬はサウジアラビアロイヤルC1着→プロキオンS2着という戦歴を刻んだ。

昨年からサウジアラビアロイヤルCは別定→ハンデと条件が変更されており、これが一つの契機になって、傾向が変化しつつあるのでは?と思えるのだ。

また、エイシンハンプトンもメイショウサライも、前年秋季番組で1000万のダート1400m戦を勝ち、本年春季番組で準オープンダート1400mを勝っている。どうも戦歴的に似た雰囲気が感じられ、だから気になるのである。

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  《その後の一言》
メイショウサライはダメでしたね。自分が次に気になっていたニホンピロサートも走りませんでした。

平成12年以降、連対馬の片割れが前走オープンクラス・ダート1着馬となっていたプロキオンSですが、連対馬のもう一方は前走オープンクラス・ダート2着以下の馬に必ずなっていました。

つまり、前走オープンクラス・ダート1着馬はよく連対しているんだけど、それ同士のワンツーには1回もなっていなかったということです。このことをいったん書きかけたんですが、いや、今年はワンツーになっちゃうかも…と思い、文章を直してしまいました。

そうしたら、勝ったのは、前走オープンクラス・ダート1着馬のブルーコンコルドで、2着は前走オープンクラス・ダート2着以下のサンライズキング。基本的な連対馬の組み合わせは変わらなかったようです。(H17.6.22)


 
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■二強の馬連は成立しない!? (H17.6.25)


タップダンスシチー、ゼンノロブロイの二強対決と言われている宝塚記念(とはいえ、順調さの強味で、二強対決といっても、タップが一歩抜け出したオッズになっているが…)。

この2頭の馬連は前日夜の段階で、たったの2.5倍しかつかない。

今回はこの2.5倍しかつかない馬券をバッサリ否定してしまおう! と思うのである(ダイジョブかな〜?)

15頭立てで大外にタップダンスシチー、最内にシルクフェイマス、そして、5枠にリンカーン……昨年の宝塚記念1〜3着馬が、昨年と非常に似たところに入った点にまず驚かされた今年の枠順だが、有馬記念との関係を考えた場合、気になるのは昨年ではなく、一昨年の宝塚記念との類似点だ。

一昨年は、藤沢和厩舎で、デザーモ騎手騎乗のシンボリクリスエスが、前年有馬記念勝ちからの休み明けで臨んでいた。これは今年のゼンノロブロイと重なる。

また、一昨年は前年有馬記念2着で、同年金鯱賞を勝っていたタップダンスシチーが出走していたが、これは今年のタップダンスシチーと似た形だ。

そして、一昨年はシンボリが5着、タップが3着と共に連対できなかったので、今年もゼンノ、タップとも連対できないのか!?と一瞬思いたくなってしまうのだ。

まあ、そこまで決めつけてしまうのは、いくら何でも危険だと思うのだが、どちらかが連対圏外に去ってしまう可能性はかなりあるんじゃないかと思えるのである。


最近はステップが多様化してきたが、宝塚記念といえば、「天皇賞(春)組」対「安田記念組」という対決が焦点となるレースだった。実際、グレード制導入の昭和59年以降、連対馬の前走が2頭とも天皇賞(春)でも安田記念でもなかった例はたった1回しかない。平成10年のことである。

この時は前走金鯱賞1着のサイレンススズカが勝ち、前走目黒記念3着のステイゴールドが2着したのだった。けれど、ステイゴールドは前々走で天皇賞(春)を2着しており、同年天皇賞(春)出走馬ではあったのだ。

つまり、グレード制以降の21年間、宝塚記念で、同年天皇賞(春)出走馬も同年安田記念出走馬も連対しなかった年は1回もないということになる。

そこで、今年の話に戻ってみよう。二強と言われるタップとゼンノの戦歴を見てみれば、どちらも同年天皇賞(春)出走歴も同年安田記念出走歴も持っていない。つまり、過去の傾向が今年も由緒正しく続いてくれれば、この2頭の馬連は成立しないはずなのである。


では、食い込んで来る可能性があるのはどんな馬なのか?

近年のデータから言えば、同年天皇賞(春)出走馬や同年安田記念出走馬なら何でもいいというわけではない。少なくとも天皇賞(春)や安田記念で掲示板に載っていた方がいいようだ。

また、詳細は省くが、他のデータから、今年はG1連対経験のある馬だけが連対する宝塚記念になると個人的には思っている。

この2点から残ってくる馬は、ハーツクライ、スイープトウショウ、ビッグゴールドの3頭。果たして、この3頭のどれかが二強の間に割って入ることになるのだろうか?
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  《その後の一言》
ナンダカンダ言っても、二強のうち、1頭は連対してくるかな〜という思いがあったんですが、どちらも連対せず。「割って入る」んじゃないかと思った3頭のうちの2頭が、割って入るどころか、ワンツーとなってしまいました。

前年有馬1着馬と前年有馬2着馬が3着と着外。

3着と着外の立場は入れ替わったものの、前年有馬記念との関係で注目していた一昨年の結果と似通ったことになりましたね。

ずいぶんな高配当となりましたが、過去の戦歴的な傾向から見ると、まあ、順当な結果に思えます。

また、6歳以上馬が連対できなかったので、年齢別傾向も元に戻った感じがありますね。昨年のタップダンスシチーが例外になるんじゃないかということです。(H17.7.1)


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