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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


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平成16年11月分
■出世できるファンタジーS連対馬の条件 (H16.11.7)
■昨年と前走が同じ馬に注目してみる (H16.11.13)
■エアグルーヴはなぜエ女王杯を連対できなかったのか? (H16.11.14)
■東スポ杯の極端で単純な傾向 (H16.11.20)
■テレグノシスの戦歴について考える (H16.11.21)
■秋の古馬G1、そのキーは「前年優勝」にあり (H16.11.26)
■JRAは誰のモノマネをしているのか? (H16.11.28)
■ラジオたんぱ杯とジャパンカップの関係 (H16.11.28)




 
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■出世できるファンタジーS連対馬の条件 (H16.11.7)


今日は2歳牝馬の重賞ファンタジーS。ここの出走馬からG1で活躍する馬がよく出ている重要な一戦だ。

ファンタジーS、過去8回の連対馬16頭中、夏季番組デビュー馬は13頭、秋季番組デビュー馬は3頭。秋季番組が始まって2開催が終了しているから、もうちょっと秋季番組デビュー組が活躍してもいい気がするが、実際には夏季番組デビュー組がかなり優勢の傾向となっている。

ところで、このレースを秋季番組デビューで連対できたのは、どんな馬なのだろうか?

実はこれがなかなかの逸材揃いなのだ。

H10 プリモディーネ ファンタジーS1着
H14 ピースオブワールド ファンタジーS1着
H15 スイープトウショウ ファンタジーS1着

上表はその該当馬3頭である。この3頭にはいくつかの共通点がある。一つはみんなファンタジーSに出るまで無敗だったということ、二つ目は3頭とも京都1400mの新馬戦を勝っていること、三つ目はファンタジーSを1着で連対していることだ。

そして、この3頭はすべて後にG1を勝っている。

ちなみに今のところ、この3頭以外にファンタジーS連対馬からG1を制した馬はいない。

秋季番組デビューで無敗のまま、ファンタジーSを勝てば(または連対すれば)、バラ色の未来が開けている可能性が非常に高いのである。

てなわけで、秋季番組デビュー組で1戦1勝馬のラインクラフトがこのレースをどう走るのか、とても気になるところなのだ。

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  《その後の一言》
ラインクラフトは危なげないレースぶりで4馬身差の圧勝。ここに書いたデータなどなくても、G1級を感じさせるような勝ちっぷりでした。

こうなると、ラインクラフトはいかにもG1を勝ちそうな気がしてくるわけですが、ただ、それがどのG1か、まだハッキリしないのが困ったところ。

ファンタジーS連対馬は上で書いた例に限らず、阪神マイルの牝馬G1、つまり、阪神JFと桜花賞の連対枠に入ることが多かったんですが、昨年の優勝馬スイープトウショウは阪神マイルのG1では連対枠に入らず、それ以外のオークスや秋華賞で連対しましたからね。これが、なんかイヤなんですよね〜。

そして、現段階まで、ラインクラフトの戦歴はそのスイープトウショウに酷似してるんですよね(ついでに言えば、父もエンドスウイープで同じですね)。

ラインクラフトをどこでどう買うか、どう買わないか、もう少し悩まなくてはいけないようです。(H16.11.12)


 
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■昨年と前走が同じ馬に注目してみる (H16.11.13)


先週のファンタジーS、1着のラインクラフトは前走京都芝1400mの牝馬限定新馬戦勝ち。これは前年1着馬スイープトウショウとまったく同じ戦歴だった。また、2着したモンローブロンドは前走京都芝1400mの牝馬限定500万りんどう賞勝ち。これは前年2着馬ロイヤルセランガーと前走については同じ戦歴だった。

結局、前走の成績ということで見ると、今年のファンタジーSは1、2着馬とも前年とまったく同じ決着だったのである。

このように前年連対馬の戦歴のうち、前走成績だけに注目して、うまくいく場合はある。ただ、ファンタジーSの場合はあまりにもそのままだったので、何だかバカバカしくなってしまうほどだったが…。

今週の京王杯2歳Sもこの発想でいってみたい。

昨年の京王杯2歳Sは2着したアポインテッドデイ、3着したフサイチホクトセイが前走東京芝1400mの500万平場戦連対馬だった。今年、この平場戦の条件はくるみ賞という新設の特別戦に受け継がれている。そこを勝ってきたセイウンニムカウはちょっと気になる1頭である。

ただ、もっとズバリ似てるのは阪神芝1400mのオープン・ききょうSを勝ってきたレキシントンブルーだろう。昨年の1着馬コスモサンビームも前走ききょうSを勝っていたからだ。

レキシントンブルーはコスモサンビームと同じように京王杯2歳Sを勝つ、または連対することができるのだろうか?

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  《その後の一言》
レキシントンブルーは惨敗でしたね。全然ダメでした。

一方、セイウンニムカウは3着。連対はできませんでしたが、馬券にはなりました。昨年の京王杯2歳Sでは前走東京芝1400mの500万平場戦1着だったフサイチホクトセイが3着、前走東京芝1400mの500万平場戦2着だったアポインテッドデイが2着していました。

セイウンニムカウは前走東京芝1400mのくるみ賞を2着ではなく、1着していますから、昨年に当てはめれば、アポインテッドデイよりフサイチホクトセイに似ていると言えます。となると、セイウンニムカウが3着したのは昨年と似た結果だと一応言えるかと思います。ただ、肝心の連対馬は昨年とあまり似ていませんでしたが…。(H16.11.19)


 
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■エアグルーヴはなぜエ女王杯を連対できなかったのか? (H16.11.14)


古馬が出走可能となってからのエリザベス女王杯は実績がモノを言い、ヘンな人気薄の馬が連対することなく、過去の傾向的なことが割ときっちりケイゾクするレースとなっている。

今年も上位人気になっているスイープトウショウ、アドマイヤグルーヴあたりはどちらを本命にしても根拠が十分あり、本命にした理由を書けと言われれば、そのネタには困らない感じだ。

だったら、どちらを本命にするかどうかはともかく、とりあえず、スイープトウショウ=アドマイヤグルーヴの馬連は大本線で買っておくかとなるはずだが、ここで一つ困ったことがあるのだった。

古馬に開放された平成8年以降のエリザベス女王杯連対馬16頭中、G1をすでに連対していた馬は実に13頭。実績がモノを言う傾向がハッキリ出ている。特に優勝馬8頭はすべてG1連対馬だった。

ここまではスイープトウショウ=アドマイヤグルーヴの馬連に不都合なデータではない。困ったデータはこれからだ。平成8年以降のエリザベス女王杯ではG1連対馬が強いのにG1馬同士のワンツーになったことが1回もないのである。

象徴的なのはアドマイヤグルーヴのお母さん、エアグルーヴ。同馬は平成10年のエリザベス女王杯に出走して、3着に終わっている。この時、勝ったのはメジロドーベルで、ドーベルも強い馬だから、これはまあいいとしよう。けれど、2着に割り込んだのはランフォザドリーム。その時点でG1初出走の馬だった。

牡馬相手のG1を再三好走し、女傑と言われたエアグルーヴにしてはG1初出走の馬に先着を許し、牝馬限定G1で連対を確保できないというのはちとさびしい話ではないか。これはもしかして、エリザベス女王杯には「G1馬同士のワンツーにはならない」という目に見えないオキテがあって、それに縛られたからなのではないか?

まあ、法則というのはいつかは崩れるものだし、それが今年になるのかもしれないが、とりあえず、G1馬同士になるスイープトウショウ=アドマイヤグルーヴの馬連にはガツンと行きにくいな〜、馬券の買い方を何か考えなくちゃな〜と思ってしまうところなのである。
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  《その後の一言》
G1馬アドマイヤグルーヴが勝って、2着はG1馬ではないオースミハルカ。G1馬スイープトウショウは馬券にならず、5着止まりでした。自分はスイープトウショウとアドマイヤグルーヴの2頭それぞれに軸を立てて、馬券を組み立てたのですが、それでうまくいきました。

「G1馬同士のワンツーにはならない」というこのレースのオキテはかなり強いものなんでしょう。その一方、連対した2頭は共に5番人気以内の馬ですから、「実績馬が強く、ヘンな人気薄の馬は連対しない」という基本傾向もケイゾクしました。(H16.11.19)


 
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■東スポ杯の極端で単純な傾向 (H16.11.20)


東京スポーツ杯2歳Sにはかなり極端で単純な戦歴的傾向が見られる。

このレースが府中3歳Sから東京スポーツ杯3歳Sに名称変更された平成9年以降の連対馬14頭はすべて新馬を勝っていた馬なのだ。未勝利勝ちの馬は1頭も連対しておらず、これは新馬戦には1回しか出られないように規定が変わった昨年も同じだった。

また、平成9年以降の連対馬14頭はすべて前走で連対していたことも特徴の一つだ。

これらの傾向を信じると、今年のメンバーではオープンや500万で実績を挙げてきた馬たちはみんな連対できないことになる。みんな、未勝利勝ちか前走連対していない馬ばかりだからだ。

まあ、すべての傾向がそんなにうまくケイゾクするかどうかはわからないが、とりあえず、中心馬はそれら以外から選びたい感じ。

そうなると、東スポ杯は前走新馬勝ちの馬でも十分連対できるレースだから、エアサバス、またはメガトンカフェあたりから馬券を組み立てるのがいいように思えてくるのである。
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  《その後の一言》
1〜3着したのはすべてオープンクラスで連対のあった馬でしたが、すべて、未勝利戦で初勝利を挙げた馬でした。新馬を勝ったばかりだったエアサバスやメガトンカフェは馬券にならず、これまでの傾向がまるで続きませんでした。

前走連対馬ばかりが連対してるってことだけはケイゾクしましたが…。(H16.11.26)


 
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■テレグノシスの戦歴について考える (H16.11.21)


マイルCSは今年から国際格付けされたが、そのせいか、今回はイギリスから評判馬ラクティがやってきた。

けれど、ラクティが走るか、走らないかはサッパリ見当がつかないので、ここではテレグノシスの戦歴等について考えてみたい。

テレグノシスは前走天皇賞(秋)を惨敗してきたが、マイルCSはG1連対歴を持つ秋天組が結構よく走る。2歳戦以外のG1連対歴を持つ秋天組は創設以来のマイルCSで【6.3.0.5】という成績なのだ。ちなみに、このことに関しては、一昨年の当コーナーでも書いている(「秋の天皇賞組を見分ける単純な条件とは?」)。

また、マイルCSは伝統的に毎日王冠との関係も深い。マイルCSを取り巻くステップレースは近年色々変化しているが、毎日王冠との関係は昔からあまり変わっていないのだ。マイルCS創設以来、同年毎日王冠優勝馬は【3.1.0.2】の好成績なのである。

それから、同年安田記念連対馬は創設以来のマイルCSで【6.3.0.5】。これだけでも悪くない成績だが、これを同年京王杯SC連対馬に限ると【4.2.0.0】で連対10割となる。

以上のように、テレグノシスという馬は戦歴的に良さそうな要素をたくさん持っているのである。

逆に懸念されるのはみなさんご承知の通り、この馬のコース実績が典型的なトニービン産駒っぽいということ。東京コース(左回りコース)は滅法走るが、右回りになると今イチなのである。

戦歴面では素晴らしいが、コース実績が今イチなテレグノシス。そうなると、この馬はどう扱ったら良いのだろうか? コース実績がない分、あまり人気にならないようなので、ここは中心に据えて買いに出ても面白いと思うのだが…。

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  《その後の一言》
テレグノシスは3着で、なおかつ1着同枠。「戦歴面では素晴らしいが、コース実績が今イチな」馬の落としどころとしてはこんなもんなんでしょうか。

テレグノシスの同枠に入っていて、マイルCS連覇となったデュランダル。この馬の場合、マイルCSの過去の傾向から見ると、戦歴面がいいとはまったく思えませんでしたが、この秋のG1のヨコの流れを見ると、この馬が連対してくるシーンも考えられるかなと思っていました。自分としては、連対してきても、連対できなくても納得できるので、こういう馬はいやらしいです。

2着したダンスインザムードは今年の夏にアメリカへ行ってG1を連対。マイルCSが国際格付けされた最初の年に連対するには、まあ、ふさわしい馬だったんでしょう。

イギリスから来たラクティは出遅れて、掛かって急激に上がっていって、直線失速。かなり、ひどいレースぶりでしたね〜。(H16.11.26)


 
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■秋の古馬G1、そのキーは「前年優勝」にあり (H16.11.26)


もうお気づきの方もいるかもしれないが、ここまでの今秋古馬G1は「前年優勝」が一つのキーになっていると思える。

まず、スプリンターズSでは前年優勝馬デュランダルが2着した。騎手、厩舎も含め、表にしてみると次のようになる。

スプリンターズS
H15 1着デュランダル 池添騎手 坂口大厩舎
H16 2着デュランダル 池添騎手 坂口大厩舎

次の古馬G1は天皇賞(秋)だが、ここには前年優勝馬シンボリクリスエスが出走していなかった。

次はエリザベス女王杯。ここで何が起こったかというと…

エリザベス女王杯
H15 1着アドマイヤグルーヴ 武豊騎手 橋田厩舎
H16 1着アドマイヤグルーヴ 武豊騎手 橋田厩舎

アドマイヤグルーヴが連覇したのである。そして、次は先週のマイルCS。

マイルCS
H15 1着デュランダル 池添騎手 坂口大厩舎
H16 1着デュランダル 池添騎手 坂口大厩舎

今度はデュランダルの連覇であった。当コーナー前項の「その後の一言」で、デュランダルについて、「この秋のG1のヨコの流れを見ると、この馬が連対してくるシーンも考えられるかな」と書いたのはこの”法則”のことだったのである。

ここで、前年優勝馬が出走しなかった天皇賞(秋)に戻ってみよう。前年優勝馬シンボリクリスエスはもう引退しているから、出走してくるはずはないのだが、優勝したのはクリスエスの身代わりのような馬だった。

天皇賞(秋)
H15 1着シンボリクリスエス ペリエ騎手 藤沢和厩舎
H16 1着ゼンノロブロイ ペリエ騎手 藤沢和厩舎

馬は違うが、ペリエ騎手+藤沢和厩舎という騎手・厩舎コンビはまったく同じ。天皇賞(秋)では前年優勝馬ではなく、前年優勝陣営が連続連対したのである。ちなみに昨年の有馬記念時に書いたことだが、シンボリクリスエスとゼンノロブロイは微妙に深い関係性を持った馬同士でもある(「ゼンノロブロイが言ったかどうかは知らないが…(上)」「ゼンノロブロイが言ったかどうかは知らないが…(下)」)。

このように、ここまでの今秋古馬G1では、「前年優勝馬」または「前年優勝陣営」がきれいに必ず連対し続けているのだ。

そこで、今週行われる二つのG1、ジャパンカップダートとジャパンカップの「前年優勝馬」または「前年優勝陣営」が俄然気になってくるわけだが、残念ながら今年の両レースにその姿はない。

そんなことを考えつつ、京阪杯の馬柱を見ていたら、ちょっと気になる馬が浮かび上がってきた。タカラシャーディーである。

この馬は佐藤哲騎手と佐々木晶厩舎のコンビ。これは昨年のジャパンカップ優勝馬タップダンスシチーの陣営に他ならないではないか。だから、「前年優勝」という要素が前日にズレて、京阪杯で佐藤哲騎手+佐々木晶厩舎が連対するなんてことはないだろうか?…な〜んて考えがふとよぎったのだった。

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  《その後の一言》
タカラシャーディー、途中まではいいかと思ったんですが、最後は全然伸びませんでした。ちと、こじつけでしたかね〜。

一方、ジャパンカップダートは前年2着かつ日本馬最先着だったアドマイヤドンが前年と同じ安藤勝騎手が乗って2着。

ジャパンCは前年にシンボリクリスエスで3着だったペリエ騎手+藤沢和厩舎コンビが、今年はゼンノロブロイで優勝。

ん〜〜、G1に前年優勝馬も前年優勝陣営も出なかったものの、前年に馬券になった要素と関係がありそうな結果にはなりましたね。(H16.12.3)


 
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■JRAは誰のモノマネをしているのか? (H16.11.28)


今日はJRAゴールデンジュビリーデー。中央競馬で初めて、1日に二つのG1が行われる。

「ゴールデンジュビリー」とは何かというと、こちらのページ(「JRA ゴールデンジュビリーデー関連情報」)でのJRAの説明によれば、

英語で「50周年記念」といった意味を持つ言葉で、金婚式あるいはエリザベス女王在位50周年等で使われています。

とのことだ。辞書を引いてみたら、確かにそのようなことが載っていた。ちなみに、ダイアモンドジュビリーだと60周年祭、シルバージュビリーだと25周年祭になるらしい。

個人的にはこの手の何だかよくわからないカタカナ言葉はどうも好きになれない。気取ってないで、もっとわかりやすい言葉にしろ! と思ってしまう。

本日のファンの関心事、その中心にあるのはJRAの人には悪いが、JRAが50周年を迎えたことにはないだろう。1日にG1が二つ行われることにあるはずだ。ならば、「ダブルG1デー」とでも言っておけば、ファンの一番の関心事がもっともよく伝わるはずである。まあ、「ダブルG1デー」ではあまりに何のヒネリもないが…。

近年のJRAはこういったまだ耳慣れないカタカナ言葉を使うのが好きなのかもしれない。朝日杯3歳ステークスを朝日杯フューチュリティステークスに改称し、阪神3歳牝馬ステークスを阪神ジュベナイルフィリーズに改称したのがその一例だ。

そして、阪神ジュベナイルフィリーズやジャパンカップダート(これは意味がわかる)といったレース名のつけ方を見てみると、ある一群のレースを明らかに意識していることがわかる。アメリカのブリーダーズカップである。

ブリーダーズカップターフやブリーダーズカップジュベナイルフィリーズというレース名をJRAはマネしているのだ。

さらに、今年のように複数G1を同日に施行するというのはまさにブリーダーズカップのやり方である。こうなると、キーはやはり、ブリーダーズカップにあるのだろうか?

そこで、まず、気になるのがアドマイヤドンだ。JRAより先行してブリーダーズカップのモノマネをやっているJBC、そのJBCクラシックをご丁寧に3勝もしているからである。

けれど、さらに考えをめぐらせれば、ブリーダーズカップの本家本元、アメリカから来た馬を軽視することはできないのではないか。今年はジャパンカップにアメリカ馬が1頭も出走しておらず、ジャパンカップダートにもアメリカ馬の出走は1頭だけ。アメリカ馬といえばトータルインパクトしかいないのである。

ジャパンカップでもジャパンカップダートでもカク外馬は評判になっていると走らず、あまり注目されない人気薄が激走しがちで、わけのわからないところがある。その意味で、評判になり、人気になっている今回のトータルインパクトにはちょっとイヤな感じもあるのだが、それでも、今年はこれなのかな?という気がしている。

ついでに言えば、過去2年のジャパンカップダートではアドマイヤドンの隣馬が連対していたりするので、トータルインパクトの隣にアドマイヤドンが入っているのも気になる材料の一つなのである。
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  《その後の一言》
アドマイヤドンは2着して連対しましたが、アドマイヤドンの隣馬は馬券にならず。

アメリカ馬トータルインパクトは4着に終わりました。3着がジンクライシスでしたからね〜。せめて、前走準オープン勝ちの馬には負けるなよと思いました。やっぱり、カク外馬はあまり目立ってない場合に要注意なんでしょうか?

まあ、トータルインパクトはアメリカ馬といっても、チリ産馬。純粋なアメリカの馬じゃないので、これが問題だったのかも? チリ産のアメリカ馬でこのレースに出た馬というと、平成13年のリドパレスがいて、この評判倒れに終わったリドパレスの姿をトータルインパクトにダブらせるムキもありました。ですが、そこで裏をかいて、今度は来るんじゃないか?なんて考えたんですけどね〜。的はずれだったようです。(H16.12.3)


 
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■ラジオたんぱ杯とジャパンカップの関係 (H16.11.28)


一昔前のジャパンカップは意外に傾向が読みやすかった。日本馬とカク外馬が1頭ずつ連対するのが常で、それぞれ、戦歴にもある程度パターンがあるように思えたのである。

さらに、日本馬がワンツーすることが増えてきて、日本馬優位の態勢が確立したかと思ったところで、一昨年はカク外馬のワンツー。と思ったら昨年は日本馬のワンツー。どうも、何だか読みにくい状況になってきたのである。

特にカク外馬は何を基準に取捨選択したら良いのか、まったくよくわからない。もー、どーでもいいやという気分なのだが、ここではとりあえず、カク外馬は置いておき、日本馬の中でちょっと気になるコスモバルクについて考えてみたい。

コスモバルクはマル外馬でもなく、せん馬でもない日本馬なのにG1を勝っていないという点がマイナスポイントなのだが、ラジオたんぱ杯2歳Sを連対している3歳馬であることが注目できるポイント。これは近年のジャパンカップを連対した3歳馬ジャングルポケット、ザッツザプレンティと共通した戦歴だからだ。

ちなみにラジオたんぱ杯2歳Sが芝2000mになって以降、前年ラジオたんぱ杯連対馬でジャパンカップに出てきたのは前記2頭しかいない。つまり、該当馬は【1.1.0.0】で連対10割なのである。

また、ジャングルポケットとコスモバルクは菊花賞までずっと乗ってきた日本人騎手が降り、新たにジャパンカップから外人騎手に乗り替わっているという点も似ている。果たして、コスモバルクはラジオたんぱ杯連対馬の先輩たちに続くことができるのだろうか?

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  《その後の一言》
50周年記念で同日ダブルG1の日に5−5のゾロ目。終わってみれば、ずいぶんとベタな決着でした。

結局、JRAの創立50周年を祝うこの日のG1で、カク外馬は1頭も馬券になりませんでした。けれど、JRA所属でない馬が連対して、外人騎手も連対してますから、なんでもJRAを優遇するという形にもなってません。この辺が難しいところ。

今年もカク外馬が馬券にならなかったことから、やはり、今のジャパンカップは日本馬優勢が基本原則でいいんでしょう。カク外馬がワンツーした一昨年は変則中山開催ゆえの例外と考えた方が良さそうです。

G1勝ちがない点が少し不安だったコスモバルクは連対を果たしました。この馬は同タイプの先輩になるジャングルポケットやザッツザプレンティと「ラジオたんぱ杯連対」以外にも似た点があります。これからも、一定の条件を満たしたラジオたんぱ杯連対馬はジャパンカップで要注意かと思います。

昨年までにジャパンカップを連対した日本馬は合計21頭いました。

このうち、JRA所属の「せん馬またはマル外馬」は7頭。これらは必ずしもG1勝ちがなくても、連対してきています。

また、JRA所属の「せん馬以外の内国産馬」は13頭。これらはジャパンカップまでにG1級のレースを勝っていた馬ばかりでした。今年でいうと、ホオキパウェーブとか、ハーツクライのようなG1は2着までという内国産馬はなんかダメなんですね。

そして、前記2つのタイプに当てはまっていないのに連対を果たした日本馬が1頭だけいます。昭和60年にシンボリルドルフの2着したロッキータイガーです。

ロッキータイガーは船橋競馬所属の地方馬。当時はカク地の記号はまだなく、招待馬を意味する「マル招」の記号をつけて、出走していました。今回のコスモバルクはそれ以来となる地方競馬所属馬によるジャパンカップ連対。地方競馬所属馬はちょっと例外的な戦歴でもOKなのかな〜とかそんなことを考えました。(H16.12.3)


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