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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


『これが気になる、競馬のあれこれ』 バックナンバーはこちら


平成16年10月分
■クローバー賞連対馬について考える (H16.10.2)
■インタータイヨウの法則とは? (H16.10.3)
■面白いネタよりベタなネタ (H16.10.3)
■マグナーテンが示唆するデータ (H16.10.10)
■ダンスパートナーが示唆するデータ (H16.10.10)
■野路菊Sとデイリー杯の関係は? (H16.10.16)
■今年もオークス1番人気非連対馬なんだろうか? (H16.10.17)
■京都新聞杯はまだ菊花賞トライアルなのか? (H16.10.24)
■トウチュウと1番人気馬と図研の関係? (H16.10.30)
■天皇賞(秋)はアメリカ大統領選と関係あるのか? (H16.10.31)




 
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■クローバー賞連対馬について考える (H16.10.2)


札幌2歳Sは傾向分析がかなり難しいと感じられるレース。なかなかいい感じの「法則」が見つかったと思っても、あっさり途切れてしまうことがしばしばある。

それでもめげずに、ここはクローバー賞連対馬について考えてみたい。札幌2歳Sが1800mになった平成9年以降、クローバー賞1、2着馬の札幌2歳Sでの成績は次の通りだ。

クローバー賞
1着馬
クローバー賞
2着馬
H9 着外 1着
H10 着外 1着
H11
H12
H13 1着
H14 3着
H15 着外 3着

平成9年以降、クローバー賞連対馬が札幌2歳Sへ出走したことは5回あり(上表の「−」は不出走を表す)、5回とも1頭ずつ馬券になっている。

さらによく見ると、クローバー賞1、2着馬が揃って出走したことは3回あり、いずれも馬券になったのはクローバー賞2着馬の方だ。

一方、クローバー賞1着馬だけが出走したことは2回あり、2回ともそのクローバー賞1着馬が馬券になっている。

さらに一応、つけ加えておけば、3連複発売以前(平成13年以前)はクローバー賞連対馬が馬券になるとすれば、1着ばかりだったのだが、3連複発売以後(平成14年以降)は3着ばかりとなっている(これはこう言ってしまっていいのか微妙な面もあるが…)。

今年の札幌2歳Sにはクローバー賞連対馬が1頭だけ出走。クローバー賞1着のカク地馬モエレフェニックスである。上記のデータから行くと、この馬が馬券になるように思えてくるが、果たしてこの「法則」はケイゾクしてくれるだろうか?

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  《その後の一言》
モエレフェニックスは大きくバテて惨敗。ただ、同枠にいたダンツキッチョウが2着しました。枠連ではモエレフェニックスの枠が馬券になったと一応言えますが…。

勝ったストーミーカフェは小島太厩舎の馬で、同厩舎は函館2歳Sのアンブロワーズに続き、北海道2歳重賞を連覇。ちなみに函館2歳S2着馬ディープサマー、札幌2歳S2着馬ダンツキッチョウは共に藤田騎手の乗る山内厩舎の馬で1番人気。今年の両レースはよく似てました。まったくの結果論ではありますが。(H16.10.8)


 
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■インタータイヨウの法則とは? (H16.10.3)


シリウスSはオープンクラス同距離ダート1400m実績のある馬がよく活躍するレース。そして、現在の時期に行われるようになった平成13年以降、特にプロキオンSとの関係が深くなっている。プロキオンSもシリウスSも共に阪神ダート1400mのG3。共に冬の大三角形を形作る星の名前だから(?)、関係が深いのも当然か…。平成13年以降、同年プロキオンS3着以内馬はシリウスSで【2.2.2.1】という成績。毎年馬券になっているのだ。

今年のシリウスSのメンバーを見渡すと、同年プロキオンS3着馬インタータイヨウが目につく。そこで、さらにこの馬について検討すると、同馬はこれまで中央競馬のダート1400m重賞に3回出走、いずれも3着になっていたという単純な事実がわかった。そして、それと一緒に3回ともインタータイヨウの隣枠の馬が連対しているという怪しい事実も判明したのである。

てなわけで、インタータイヨウ自身も気になるが、その隣枠の馬も気になるシリウスSなのである。
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  《その後の一言》
インタータイヨウ、最後は際どく3着になったかと思ったんですが、4着でしたね〜。その隣枠にいたサイレンスボーイあたりにも期待してたんですが、こちらは5着。共に馬券になってくれませんでした。(H16.10.8)


 
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■面白いネタよりベタなネタ (H16.10.3)


今年はJRA創立50周年。それを記念するイベントが色々と行われており、どうしてもそれが気になってしまう。でも、そんなこと気にしないで予想した方が良かったということもしばしばあり、困ったものではあるのだが…。

と言いつつ、今日のスプリンターズSは「日本中央競馬会創立50周年記念」のサブタイトルつき。やはり、これが気になってしまう。このサブタイトルは全国10競馬場について、各一つずつの重賞へ今年に限りつけられるもの。G1につくのは宝塚記念に続き2回目だ。

そこで、ここではその宝塚記念を振り返ってみたい。まず、宝塚記念では勝ったタップダンスシチーが同じ「日本中央競馬会創立50周年記念」というサブタイトルをつけた金鯱賞勝ちのある馬だった。

また、50周年イベントとしては「名馬で振り返る50年」というのもあるが、宝塚記念の週はテイエムオペラオーが取り上げられていた。選定理由は平成12年の宝塚記念勝ちである。

そこで今度は平成12年の宝塚記念を振り返ると、テイエムオペラオーは1枠1番で優勝していた。すると、今年の「日本中央競馬会創立50周年記念」というサブタイトルがついた宝塚記念では1枠1番に入っていたシルクフェイマスが2着したのである。この結果からは「日本中央競馬会創立50周年記念」と「名馬で振り返る50年」には微妙な出目連動関係があるように思える。

では、今週はどうなっているのか? 今週の「名馬で振り返る50年」はタイキシャトル。選定理由は平成9年のスプリンターズS優勝である。そこで、平成9年のスプリンターズSを振り返ると、タイキシャトルは大外、8枠16番で勝っている。そこで、今年のスプリンターズSをあわてて見てみると、大外、8枠16番にはウインラディウス。同馬はタイキシャトルと同じ藤沢和厩舎の馬でもある。シャトルと同じように岡部騎手が乗ってくれないのは残念だが、この枠順はあまりに怪しすぎないだろうか? 人気もそれほどないし、いかにもおいしそうな馬(?)である。

てなわけで、この面白そうなネタに今にも飛びつきそうになったのだが、冷静に考えてみると、戦績・戦歴・臨戦過程・騎手などウインラディウスには疑問点も少なくない。

そこで、さらに検討を進めた結果、ある戦歴面のデータからある馬が気になってきた。ある戦歴面のデータについては長くなるので、ここでは触れないが、ある馬は「50周年」ネタとも関係がある。

その馬とはゴールデンキャスト。非常にベタでつまらないのだが、みなさんご承知の通り、ゴールデンキャストはタイキシャトル産駒である。だから、確かに今週の「50周年」関連馬になる。あまりにストレートすぎて、身もフタもないのだが…。

ちなみにJRAの発表によると、日本中央競馬会創立50周年記念事業はまたの名を「JRAゴールデンジュビリー」というらしい。ここに「ゴールデン」という単語が入っている。ゴールデンキャストの怪しさが増すのだ。

「50周年」からは離れるが、今開催から全国発売が始まった3連単のキャッチフレーズは「ゴールドラッシュ」。「ゴールデン」ではないが、「ゴールド」という言葉が入っている。そして、ゴールデンキャストは3連単の全国発売が始まった週に行われたセントウルSを勝ち、3連単が発売される初G1スプリンターズSへ出走しようとしているのだ。

ネタ的にはウインラディウスの方がカッコイイと思うのだが、ここはベタでもゴールデンキャストを重視した方がいいのかな〜という感じのスプリンターズSである。
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  《その後の一言》
ん〜〜、今週は(今週も?)デキが悪いですが、特にこれは大きく的ハズレでしたね〜。50周年云々はやはり気にしない方がいいのか、それとも、自分の見方が間違っているのか…。「そんなこと気にしないで予想した方が良かったということもしばしばあり、困ったものではあるのだが…」なんて、自分で最初の方に書いてるのにね〜(苦笑)。

だけど、やっぱり、こうして終わってから改めて考えると、50周年関連で気になるネタはまだあるんですね。残る「50周年記念重賞」は菊花賞と天皇賞(秋)。これにめげず、その時、このコーナーでまた何か書いてみるかもしれません。(H16.10.8)


 
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■マグナーテンが示唆するデータ (H16.10.10)


近年の毎日王冠では同年夏のG3優勝馬、好走馬が割とよく活躍している。特にマークしたい夏季G3は基本斤量より「3歳3000万円、4歳4000万円、5歳以上5000万円超過3000万円毎1キロ増」という別定規定を持つ賞金別定戦だ。

これに当てはまるレースの一つに関屋記念がある。そして、関屋記念と毎日王冠の関係というと、マグナーテンのことを考えずにはいられない。

マグナーテンは平成13、14年と関屋記念を連覇したが、2年とも関屋記念の次走に毎日王冠というローテを選択。そして、1年目の平成13年は毎日王冠を連対できず、2年目の平成14年は毎日王冠を見事優勝したのである。関屋記念を勝っても、毎日王冠につながらない場合とつながる場合があるということで、ちょっと微妙なのだ。そこで、マグナーテンの戦歴を改めてたどってみると…

マグナーテンの戦歴
H13 関屋記念 4番人気1着 毎日王冠1番人気4着(東京)
H14 関屋記念 1番人気1着 毎日王冠2番人気1着(中山)

マグナーテンが勝った平成14年の毎日王冠は変則開催の中山施行。この点がどうしてもまず目についてしまうが、これとは別に関屋記念時の人気に注目すると、平成13年は4番人気、14年は1番人気となっている。ここがポイントかもしれないと思うのである。

というのは平成13年の毎日王冠を勝ったのが関屋記念1番人気3着だったエイシンプレストンだったからである。つまり、平成13、14年の毎日王冠では関屋記念1番人気馬が連続優勝していると言えるのだ。関屋記念は1着になるより、1番人気になることの方が大切なのかもしれない。ちなみに昨年、平成15年の毎日王冠には同年関屋記念1着馬も1番人気馬も出走していない。

今年の毎日王冠に出てきたブルーイレヴンは関屋記念の1着馬、それも1番人気の1着馬。上記のデータからは有力に思えるが、どうだろうか?
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  《その後の一言》
ブルーイレヴンは3着。連対はできませんでしたが、とりあえず馬券にはなりました。ちなみに1着テレグノシス、2着ローエングリンは今年からの別定規定変更で斤量を得していた馬でした。(H16.10.15)


 
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■ダンスパートナーが示唆するデータ (H16.10.10)


平成になってからの京都大賞典ではとにかく京都のG1ホースが強い。平成以降、京都G1馬は【8.5.1.4】。出走した年は平成15年間のうち12年あったが、12年とも必ず京都G1馬は連対している。

そして、今年の京都大賞典に出てきた京都G1馬は1頭、アドマイヤグルーヴだけだ(京都G1馬というより、そもそもG1馬がこの馬しかいないのだが…)。

アドマイヤグルーヴは牝馬で、勝った京都G1も牝馬限定のエリザベス女王杯。この馬自身も牡馬相手の重賞ではまだ結果を出したことがないし、京都G1馬といっても、多少不安を感じるところはある。

けれど、ダンスパートナーの鮮やかな事例を見ると、牝馬でもやはり京都G1馬にひかれてしまうのである。

ダンスパートナーが最初に京都大賞典に登場したのは平成8年のこと。この時は4着止まりで馬券になれなかった。ただ、この時点でのダンスパートナーのG1勝ちは東京で行われたオークスのみ。京都G1馬ではなかったのである。

しかし、その京都大賞典4着をステップに京都のG1エリザベス女王杯を制したダンスパートナーは翌年の京都大賞典にも登場する。そして、今度は2着するのである。つまり、ダンスパートナーは京都G1馬でなかった年は京都大賞典を連対できず、京都G1馬になると京都大賞典を連対できたように見えるのだ。

ちなみに古馬混合戦となってからのエリザベス女王杯優勝馬で京都大賞典に出てきたのはダンスパートナー1頭だけ。つまり、古馬混合のエリザベス女王杯優勝馬は京都大賞典で【0.1.0.0】ということになる。

アドマイヤグルーヴは果たして、先輩の牝馬京都G1馬ダンスパートナーに倣って、京都大賞典を連対できるのだろうか?
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  《その後の一言》
唯一の京都G1馬だったアドマイヤグルーヴは4着まで。ダンスパートナーの2年目を見習ってくれるのではないかと期待したんですが、ダンスパートナーの1年目と同じ着順になってしまいました。ん〜、やっぱり、この馬は牡馬混合重賞では弱いのか…。

それと、重賞勝ちのないナリタセンチュリーの優勝。非常に格調が高い近年の京都大賞典を考えると、ちょっとビックリな結果でした。(H16.10.15)


 
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■野路菊Sとデイリー杯の関係は? (H16.10.16)


デイリー杯2歳Sは平成9年に1400mから1600mへ距離延長されたが、それ以降、3年連続で野路菊S組が連対していた。これで一気にデイリー杯2歳Sの主要ステップになったと思われた野路菊Sだったが、平成12年にデイリー杯が開催5日目から3日目へ移動すると、パタリと連対しなくなったのである。

となると、今年のデイリー杯で人気を集めている野路菊S1着馬エイシンヴァイデンはどうなのだろう?

単に野路菊S組というのでなく、野路菊S1着馬と限定すれば、デイリー杯との相性は非常にいい。グレード制導入の昭和59年以降、、野路菊S1着馬はデイリー杯で【3.3.2.1】(デイリー杯が1400mだった時代も含む)。ほとんど馬券になっているのだ。

てなわけで、エイシンヴァイデンはやっぱり有力かな〜と思うのだが、さて、どうだろうか?
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  《その後の一言》
エイシンヴァイデンはハナ差の4着。う〜む、うまく行きませんね。(H16.10.21)


 
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■今年もオークス1番人気非連対馬なんだろうか? (H16.10.17)


最近、このコーナー当たりませんね〜。土曜日のデイリー杯で取り上げたエイシンヴァイデンも4着だったし…。「ケイゾクは力なり」という言葉が本当に正しいのかどうかわからないけど、まあ、その言葉を頼りに続けていくしかないかな〜。


さて、そこで秋華賞……なんだけど、つまらないことに戦歴的にまず浮上してしまうのが大人気のダンスインザムード。そして、そのネタは3年前、昨年と、このコーナーで取り上げたものだ。

「オークス1番人気馬が秋華賞を好走する秘訣とは?」
「オークス1番人気馬について再度検討する」

詳細は上記のリンク先を読んでくださいという感じなのだが、要点をまとめると、「秋華賞ではオークス1番人気馬、それもオークス1番人気非連対馬がポイントとなり、その連対モデルケースは桜花賞1着→オークス1番人気連対せず→ローズS1着というものである」ってなことになる。

そして、オークス1番人気非連対馬は桜花賞1着とローズS1着の両方ではなく、どちらか一方の戦歴を持っているだけでもよく、これを満たす馬は秋華賞で【2.2.0.0】、連対10割となるのだ。

ダンスインザムードはオークス1番人気非連対馬で、ローズS1着ではないが、桜花賞1着馬ではある。桜花賞1着→オークス1番人気非連対→休み明けで秋華賞出走ということなら、平成13年の秋華賞を優勝したテイエムオーシャンと似たパターン。やはり、この馬は連軸として有力じゃないかと思うのである。

そして、堅いか大荒れか極端なのが秋華賞。1番人気が連対した時は必ず相手も上位人気馬で収まっている。荒れる時は徹底的に荒れて、1番人気=人気薄のワンツーになったことはないのだ。

となると、1番人気ダンスインザムードが信頼できるなら、相手も順当ということになってしまうが、さて、どうなるのだろうか?

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  《その後の一言》
ダンスインザムードは最後はウイングレットに差されて3着にも残れませんでした。土曜、日曜と当コーナーで取り上げた馬は1番人気4着。計ったように馬券になってません。当たっていたのは一番最初に書いた「最近、このコーナー当たりませんね〜」というフレーズだけ……。従来の傾向からは戦歴的にピタリいいと思える馬が走らない。うーむ、どうしたものか。(H16.10.21)


 
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■京都新聞杯はまだ菊花賞トライアルなのか? (H16.10.24)


今日の菊花賞、なんといっても注目を集めるのはカク地馬コスモバルクだろう。カク地馬による史上初のクラシック制覇なるかどうかという重大な一戦なのだ。

セントライト記念をコスモバルクが勝った直後、あ〜、このまま、この馬は菊を獲ってしまうんじゃないかと思ったものである。

日本中央競馬会創立記念日(9月16日)の週の日曜日(9月19日)、つまり、正真正銘、JRAが50周年を迎えた週に、「名馬で振り返る50年」キャンペーンに指定されたメモリアルレース・セントライト記念を勝ち、そして、それをステップにして「日本中央競馬会創立50周年記念」のサブタイトルをつけたG1菊花賞に出走しようとしているのがコスモバルクという馬だ。もちろん、鞍上は「五十」嵐騎手。これほど、50周年記念的に怪しい要素を兼ね備えた馬もいないのではないだろうか。

思えば、春のクラシック、皐月賞、ダービーには「日本中央競馬会創立50周年記念」というサブタイトルがついていなかった。「五十」嵐騎手が最大限の力を発揮できる態勢になっていなかったのである。「日本中央競馬会創立50周年記念」のサブタイトルがついた今回こそ、五十嵐コスモバルクが最高に輝く時なのではないか?

ただ、引っ掛かる点もいくつかある。いや、引っ掛かるというのはコスモバルクのレースぶりのことではない。戦歴面などについてだ。

コスモバルクがラジオたんぱ杯と弥生賞、牡馬クラシック戦線の二大出世レースを勝っているのは素晴らしい。けれど、その二つを勝った割にダービーの着順が8着というのは過去の同タイプの戦歴を持った馬に比べて、ちと負けすぎではないか?

そして、コスモバルクが道営競馬の外厩制度第1号の馬という点はどうなのだろう? 管理競馬が大好きなJRAが管理の及びにくい外厩制度の申し子に黙ってG1を獲らせるだろうか?

そんなことを考えていたら、コスモバルクの魅力が自分の中で徐々に薄れてきた。最近の当コーナーの傾向を考えると、ここで方向転換することが裏目に出そうな気もするが(^^;)、まあ、いい。コスモバルクがもし菊花賞を勝ったなら、競馬史に残る歴史的瞬間が見られるのだ。馬券で負けたとしても、そのことに満足しよう。

さて、そこで、話題を変え、ここは京都新聞杯に注目してみたい。

京都新聞杯は長らく菊花賞の最重要ステップだった。それが平成12年の番組改革で秋から春へ追いやられ、菊花賞トライアルではなくなっただけでなく、G2からG3へ格下げされ、距離も変更されてしまったのである。

けれど、京都新聞杯はすぐさま、条件変更を重ねていき、平成14年にはG2芝2200mというかつて菊花賞トライアルだった時の姿を大体取り戻すこととなった。そして、この年の京都新聞杯優勝馬ファストタテヤマが菊花賞を16番人気で激走したのである。京都新聞杯は春に移っても、菊花賞トライアルとしてのアイデンティティを失ってはいなかったようなのだ。

けれど、これを受けた昨年、平成15年は京都新聞杯連対馬が菊花賞を好走することはなかった。それでは平成14年以降の京都新聞杯連対馬で、菊花賞を連対できたファストタテヤマだけが持っていた条件とは何だろうか? 少ないサンプルしかないが、その辺を検討してみたい。

次表はここ2年の京都新聞杯連対馬について、皐月賞トライアル、皐月賞、京都新聞杯、ダービー、菊花賞の成績をまとめたものである。

H14 ファストタテヤマ 若葉S2着 皐月賞15着 京都新聞杯1着 ダービー15着 菊花賞2着
H14 キーボランチ     京都新聞杯2着   菊花賞12着
H15 マーブルチーフ     京都新聞杯1着 ダービー12着 菊花賞13着
H15 チャクラ     京都新聞杯2着 ダービー6着 菊花賞6着

ここでは菊花賞のステップレースについては省いたが、上表を見れば、ファストタテヤマの特異性は一見して明らかだ。皐月賞トライアルを連対し、皐月賞に出走していることが他の3頭にはない特徴となっている。

さて、そこで、今年の京都新聞杯連対馬について、上表と同じように戦歴をまとめてみると…

H16 ハーツクライ 若葉S1着 皐月賞14着 京都新聞杯1着 ダービー2着 菊花賞 ?
H16 スズカマンボ 若葉S2着 皐月賞17着 京都新聞杯2着 ダービー5着 菊花賞 ?

該当馬ハーツクライ、スズカマンボとも皐月賞トライアルを連対し、皐月賞に出走している。ファストタテヤマに似ているのだ。三つある皐月賞トライアルのうち、若葉Sへ出走したこともファストタテヤマと同じ。

さて、こうなると、この2頭のどちらかが菊花賞を連対してくるのだろうか? あるいは2頭でワンツーなんてことになるのだろうか? とにかく、京都新聞杯との関係が気になる菊花賞である。
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  《その後の一言》
「カク地馬による史上初のクラシック制覇なるかどうか」…そこに注目を集めるだけ集めておいて、起こった出来事は「地方騎手による史上初のクラシック制覇」。やられた!って感じですね。

コスモバルクは結局4着。3着オペラシチーとはわずかハナ差。けれど、オペラシチーの佐藤哲騎手が最後まで懸命に追っていたのに比べ、コスモバルクの五十嵐冬騎手は早々と腰を上げてるように見えました。4着になるのが至上命令だったんでしょうか……?

当コーナーとしては最初にひかれたコスモバルクを一転蹴ったまでは良かったんですが、その代わりに期待した「京都新聞杯連対馬」(ハーツクライ、スズカマンボ)が走らず。これじゃ、いかんですね。

この2頭、若葉S、京都新聞杯とワンツーを2回やったことがあって、仲が良さそう(?)なんですが、今回もスズカ6着、ハーツ7着と仲の良いところを見せました。ホントはもっと上の方の着順で仲良くやってもらいたかったなぁ〜。(H16.10.27)


 
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■トウチュウと1番人気馬と図研の関係? (H16.10.30)


「東京中日スポーツ杯」のサブタイトルがついたレースでは、1番人気が非常に連対しやすいというネタを3年前の当コーナーに書いたことがある。

「トウチュウは1番人気が好き!?」
「トウチュウはクロフネを援護する!?」

当初、根岸Sについていた「東京中日スポーツ杯」のサブタイトルは平成13年から武蔵野Sへつくようになった。では、その後の武蔵野Sで1番人気はどうなったかというと…

1番人気馬 着順
H13 クロフネ 1着
H14 ハギノハイグレイド 6着
H15 サイレントディール 1着

上表の通り、3戦2勝。ハギノハイグレイドが凡走したために、今一つ弱々しいデータとなってしまった。

ただ、これに行われたコースを書き加えてみると…

コース 1番人気馬 着順
H13 東京 クロフネ 1着
H14 中山 ハギノハイグレイド 6着
H15 東京 サイレントディール 1着

ハギノハイグレイドの凡走した平成14年は変則開催中山での施行。東京開催に限れば、1番人気馬は2戦2勝となる。やはり、「東京」中日スポーツ杯だけに東京コースの方がいいのだろうか?

となると、東京コースで行われる今年の東京中日スポーツ杯武蔵野Sは1番人気馬がとりあえず気になるのだが、もう一つ気になることもある。上表の1番人気で優勝した2頭が共に同じ馬主という点だ。クロフネ、サイレントディールはご存じ、図研社長・金子真人氏所有馬なのである。

そうなると、今年の武蔵野Sには金子真人オーナーの馬も2頭出走しているので、そちらも気になってくる。

さてさて、今年の武蔵野Sにクロフネ、サイレントディールの伝える要素は人気なのか? 馬主なのか? 一体どちらになるのだろうか?

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  《その後の一言》
すっかり、このコーナーの更新が遅くなってしまいました。

金子真人オーナーの馬は2頭とも掲示板にのれず。特にエコルプレイスは最終的に1番人気になって惨敗ですからね〜。ここに書いたことは大外れとなってしまいました。(H16.11.7)


 
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■天皇賞(秋)はアメリカ大統領選と関係あるのか? (H16.10.31)


近年の天皇賞(秋)について戦歴面の傾向を考えると、一番気になるのは宝塚記念上位馬との関係。昨年もこのことについて書いて(「宝塚記念凡走馬は今年も連対できないのか?」)、ちょっとはずしてしまったが、ケイゾクしたこともあった。相変わらず、秋天での宝塚記念上位馬は要注意の存在と思える。

けれど、最近の当コーナーの状況は「ヘタの考え休むに似たり」状態。戦歴なんかを一生懸命考えても仕方がないのかも……?などと思ってしまう。そんな感じで、何となく投げやりになってきた今週、気になるのは戦歴よりもアメリカ大統領選だったりする。

4年に一度、11月の第一月曜の翌日に行われるアメリカ大統領選。それが目前に迫っている。

アメリカ大統領選といえば4年前、フロリダ州の投票における大騒動が印象深い。世界一の超大国アメリカが選挙の票数も満足に数えられない!という事実には心底驚かされた。

田中宇氏の国際ニュース解説にあるこちらの記事(「不正が横行するアメリカ大統領選挙」)など読むと、今回もまた一悶着あるかもしれない。

さて、そこで、アメリカ大統領と関係ありそうな名前の馬が激走する!なんて方向に話が向かうとマユにツバをつけたくなる人もいるだろうが、しかし、これが案外バカにできないと思うのだ。なにしろ、アメリカ大統領就任式の時にアメリカジョッキークラブカップでアメリカンボスを勝たせたJRAである(当コーナーでも以下のように触れている)。

「アメリカ大統領就任式はアメリカJCCに連動するか!?」
「戦後最大の時事連動語呂合わせ馬券!」

アメリカ大統領といえば、すぐに思い浮かぶのはリンカーン。これが16番に入ってしまったのはあまりにわざとらしいが、やはり気になる。リンカーンは第16代アメリカ大統領だからである。戦歴面も宝塚記念上位馬だから、悪くはない。

そして、サクラプレジデント。単に「プレジデント」ではどこの国の大統領かわからないし、第一、グレード制以降の秋の天皇賞で前走が中山記念からの休み明けなんて馬が好走したことはない。休みすぎである。

けれど、前走中山記念1着から天皇賞を制したサクラの馬にはサクラローレルがいたりする。天皇賞といっても、それは春の天皇賞の話なのだが、それでも、何だか怪しい気がしてきた。

てなわけで、アメリカ大統領関係の馬が気になる天皇賞(秋)なのだが、さてさて、結果はどうなるのだろうか?

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  《その後の一言》
アメリカ大統領選は激戦と言われていたのに、フタを開けてみたら結構大きな差。そのため、細かいトラブルはあったようですが、すんなり決着がつきましたね。

そんなことより、アメリカ大統領選と天皇賞、全然関係なかったですね。まったく、反省するしかないです。どう反省するかが問題ですが…。

勝ったゼンノロブロイはともかく、2着ダンスインザムードは…。アメリカで行われたアメリカンオークスを連対していたことでアメリカ大統領選関連馬だったというのでしょうかね〜? 戦歴面など天皇賞の過去を考えると、ダンスインザムードは連対することが考えにくい馬でした。なにしろ、牡馬相手の重賞には出たことがないですし、国内では古馬相手のレースにも出てません。前走勝って勢いがあったというわけでもないですしね。

そもそも、秋の天皇賞を3歳牝馬が連対したのは昭和12年の第1回だけで、それ以降は1回も連対したことがありませんでした(途中、3歳馬が出走できなかった時期も長かったですが)。ただ、最近はこんな感じの例外的なことがよく起こるので、もうあまりビックリはしなくなりましたね。

まあ、秋の天皇賞は平成12年にマル外馬へ部分開放されてから、マル外馬が4年連続連対、4年中3年優勝しており、天皇賞という名前のイメージに反して、マル外馬の強いレースではありました。

そして、今年の場合はマル外馬がシェルゲーム1頭だけで、これがG1を連対してくるにはちょっと迫力不足。そこで、マル外馬の代わりに外人騎手が連対してくるという筋書きはあり得ることだとは思っていました。類似したことが過去にもありましたし。それでも外人騎手のワンツーになってしまうとまでは思ってなかったですね。1、2着したペリエ、ルメールの両騎手がアメリカの騎手ならともかく、フランスの騎手ですからね〜。(H16.11.7)


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