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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


『これが気になる、競馬のあれこれ』 バックナンバーはこちら


平成16年9月分
■エルムSとマリーンSの関係を考える (H16.9.4)
■未勝利勝ちか、新馬勝ちか (H16.9.5)
■新潟2歳SのA型、B型、C型 (H16.9.5)
■朝日チャレンジCに見られる美しい法則 (H16.9.11)
■朝日チャレンジCと小倉記念のねじれた関係 (H16.9.11)
■京成杯AHは新潟左回りのG3が好き!? (H16.9.12)
■セントウルSと高松宮記念の関係は? (H16.9.12)
■「50周年記念」にふさわしいのは? (H16.9.19)
■マルカフローリアンがちょっと気になる理由 (H16.9.19)
■オールカマーと新潟記念は相性がいい (H16.9.26)
■「ハシ」のつく厩舎は枠順も「ハシ」がいい!? (H16.9.26)




 
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■エルムSとマリーンSの関係を考える (H16.9.4)


今日はダートのG3エルムSが行われる。ここではこのエルムSとダートのオープン特別・マリーンSの関係を考えてみたい。

これについては実は3年前の当コーナーでも取り上げている(「エルムS前哨戦のデータをいじくってみると…」)。その時はエルムSの前身であるG3シーサイドSと、オープン特別・タイムス杯の関係も混ぜて考えていたが、今回はそれを除き、平成9年以降のエルムSとマリーンSの関係を追求してみたい。

さて、マリーンS組で一番の注目はマリーンS1着馬。同年マリーンS1着馬のエルムSでの成績をまとめると次のようになる。

H9 タイキシャーロック マリーンS1着 エルムS2着
H10 同年マリーンS1着馬はエルムSに出走せず
H11 ニホンピロジュピタ マリーンS1着 エルムS1着
H12 シンコウスプレンダ マリーンS1着 エルムS1着
H13 エンゲルグレーセ マリーンS1着 エルムS1着
H14 シンコウスプレンダ マリーンS1着 エルムS9着
H15 エクセシヴワード マリーンS1着 エルムS4着

平成9年から13年まで同年マリーンS1着馬はエルムSで【3.1.0.0】。出てくれば必ず連対するという具合で、素晴らしい好成績だった。平成10年は同年マリーンS1着馬がエルムSに出走していないが、その代わりに、ご丁寧にも前年マリーンS1着馬のタイキシャーロックがエルムSを優勝するという念の入れようだ!?

ところが、2年前の平成14年からこの傾向は一変してしまう。マリーンS1着馬がさっぱり走らなくなってしまったのである。平成14年に何があったかというと、、まず、エルムSの開催週日が2回札幌1日目から1回札幌7日目に変わったことがあった(新潟2歳Sと同じ週という点は変わらず)。

また、2回函館7日目に行われていたマリーンSが2回函館2日目に移動したこともあった。

北海道開催の日程で考えると、エルムSは1週前に移動し、マリーンSは3週前に移動したことになる。これにより、エルムSとマリーンSの間隔が広がったのだった。

そして、この日程変更を契機にマリーンS1着馬がエルムSで不振に陥ってしまったのだとすれば、今年もマリーンSとエルムSの日程は変わっていないので、マリーンS1着馬は危ないことになってしまう。

すると、超超大人気となっている今年のマリーンS1着馬ウインデュエルは消えるというのだろうか?

しかし、ここ2年は日程だけでなく、他にも以前と違っていることがあった。それはマリーンS2着馬が出走していたことだ。平成9〜13年のエルムSには同年マリーンS2着馬が出走したことは1回もなかったのだが、ここ2年は同年マリーンS1、2着馬が揃って出走しているのである。そして、そういう状況になると、なぜかマリーンS1着馬は力が発揮できないで終わってしまうようにも見えるのである。

となると、マリーンS2着馬が出走してこなかった今年、マリーンS1着のウインデュエルは安泰ということになるのだろうか?

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  《その後の一言》
勝負どころで一旦下がりかけながら、最後は巻き返して2着を確保したウインデュエル。最終的な単勝オッズは1.2倍にまでなりましたから、それと比較すると物足りない結果ではありますが、最低限の仕事はしたというところでしょうか。

ウインデュエルに関しては函館でもう一つ、オープンの大沼Sを勝っていたこともポイントかな〜と思っていました。

ところで、勝ったパーソナルラッシュは3歳馬。この時期の古馬重賞を3歳馬が勝つのはそう簡単なことではないですし、現に重賞昇格後のエルムSでも初めての出来事。今後にちょっと注目でしょうか。(H16.9.9)


 
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■未勝利勝ちか、新馬勝ちか (H16.9.5)


この時期の2歳重賞は予想するのがなかなか難しい。データが少ないから困ってしまう。

特に小倉2歳Sはわけのわからぬ大荒れになることがあるレース。ここ3年は前走小倉芝未勝利勝ちの馬が連続連対している。オープンを使っていなければ、前走は新馬か未勝利という馬で構成されているのがこの時期の2歳重賞。新馬勝ちは未勝利勝ちより、普通は優れてるんだろうから、その辺のことが結果に表れてほしいのだが、そうはなってない。新馬勝ちも未勝利勝ちも差がつかないのだ。こうなると、馬を取捨選択する手がかりが本当に乏しくなってしまう。

しかし、もう少し考えてみたら、「前走未勝利勝ちの馬が連続連対している」ということ自体が目下の小倉2歳Sの大きな特徴であって、ここをもっとクローズアップしていいのではないか、という気がしてきた。

というのはグレード制導入の昭和59年から平成12年までの17年間で、未勝利を勝ち、小倉2歳Sを連対した馬は3頭しかいないのに、同タイプの馬が平成13年以降のたった3年間で3頭出現してしまっているからだ。ならば、これこそが小倉2歳Sの最新傾向であり、ここを一番に重視して、予想を組み立ててよいのではないだろうか?

さらにここ3年連対しているこのタイプの馬には特徴がある。すべてキャリア3戦馬なのである。つまり、まとめると、小倉2歳Sでは「キャリア3戦で、前走小倉芝未勝利勝ち」という馬が3年連続連対していると言えるのである。

これなら、範囲がかなり絞られる。今年の出走馬で該当するのはコスモフォーチュンとパリスセイリュウの2頭だけだ。このどちらかが連対し、傾向はケイゾクされるのだろうか?
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  《その後の一言》
上で書いた傾向はスッキリとはケイゾクしませんでした。また、2着したケイアイフウジンはここ7年ほど連対のなかったダート勝ち上がり馬。やっぱり、このレースは難しいと思います。

ただ、上で名前を挙げた2頭のうちの1頭、コスモフォーチュンは3着までは来ましたね。そして、勝ったのがコスモフォーチュンの隣にいて、同馬主で、父も同じマイネルラヴのコスモヴァレンチ。何となく、怪しい雰囲気の関係(?)でした。

今回の小倉2歳Sにはもう1頭、コスモプロムナードというコスモの馬が出走していて、これもマイネルラヴ産駒。現3歳の世代から活躍が目立っているコスモ軍団ですが、どうも同じ種牡馬の仔が集中しして活躍する傾向があるんでしょうか? コスモバルクとコスモサンビームは同じザグレブ産駒でしたしね。(H16.9.9)


 
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■新潟2歳SのA型、B型、C型 (H16.9.5)


新潟2歳Sは同日に行われる小倉2歳Sに比べると、「秩序」の感じられる2歳重賞である。とんでもない大荒れになることはまずないレースだ。

距離が徐々に延びてきたこと、様々な場所でデビューした馬が集まってくることなどから、出走馬の戦歴的なヴァリエーションも小倉2歳Sよりはある。しかし、それでもやはり簡単なレースとは思えない。

今年の出走馬で、レースを見た個人的な印象だけなら、一番後ろの方からゴボウ抜きをやったケージーカチドキが断トツだ。それでいて、人気はそれほどないようだから、馬券的に面白い存在と思える。

しかし、レースの印象などと言っていては当コーナーらしくないので、ここでは最近の新潟2歳Sで馬券になっている馬は3タイプに分かれるというネタを取り上げてみたい。

新潟競馬場が左回りで新装オープンしたのは3年前の平成13年。それ以降の新潟2歳S3着以内馬は次の3つのタイプに分けられるのだ。

A型 新馬1戦1勝馬
B型 キャリア2〜3戦で、オープンクラス連対のある馬
C型 キャリア2〜3戦で、前走初勝利を挙げた馬

そして、これらは次のように毎年きれいに1頭ずつ3着以内に入っているのである。

1着馬 2着馬 3着馬
H13 A型 B型 C型
H14 A型 C型 B型
H15 B型 C型 A型

「毎年1頭ずつ3着以内に…」が今年も続くのであれば、A型、B型、C型、それぞれから馬をピックアップし、3連複を組み立てれば良いはずだ。そして、B型はマイネルレコルト1頭しかいないから、とりあえず3連複の軸はこれになるかと思うのだが、どうだろうか?
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  《その後の一言》
1着がB型のマイネルレコルト、2着がA型のショウナンパントル、3着がC型のスムースバリトン。最後にスムースバリトンが突っ込んできたおかげで、見事なまでにABCの法則(?)が成立しました。ただ、残念ながら3連複は3000円台で意外につかなかったんですけどね〜。

マイネルレコルトは新馬→ダリア賞→新潟2歳Sと3連勝。これは昨年のダイワバンディットとまったく同じです(新馬のデビュー地などは違いますが)。最近はこんなにうまくコピー馬が出現することはそんなにないんですけどねー。

レースの印象からいいと思ったケージーカチドキは馬券にならず。やはり、当コーナーでは生半可な印象論を振りかざすより、あくまでデータを基本とした方がいいようです(^^;) (H16.9.9)


 
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■朝日チャレンジCに見られる美しい法則 (H16.9.11)


3連単全国発売の初重賞となる朝日チャレンジCだが、このレースの大きな区切れ目は平成12年にあると思える。

まず、平成12年の朝日チャレンジCには1着賞金が4600万円から4300万円に減額されるという事件があった。中央競馬の重賞で1着賞金が減額される例は珍しい。また、同時に施行日が日曜日から土曜日に移行されている。

さらに、朝日チャレンジCを取り巻く環境にも変化が見られた。先行する夏の小倉の2重賞、北九州記念と小倉記念に条件変更があったのだ。北九州記念がハンデ→別定、小倉記念が別定→ハンデと変わったのである。

さて、そんな平成12年以降の朝日チャレンジCでは連対馬の前走成績にきれいな法則性が感じられる。

一つは次のような法則だ。

前走連対馬 VS 前走4着以下馬

平成12年以降の4年間、前走連対馬が必ず連対しているのだが、それは毎年1頭だけ。そして、その相手馬は必ず前走4着以下で馬券になっていない馬なのだ。

もう一つ、別の法則もある。

前走小倉組 VS 前走小倉以外組

朝日チャレンジCは小倉開催の影響を強く受けている印象があるが、前走小倉組の連対はやはり毎年1頭ずつ。小倉組同士のワンツーにはならず、前走小倉組と前走小倉以外組の組み合わせになっている。

それでは、さらに前走小倉組に焦点を当て、表を作ってみよう。

H12 1着 ミッキーダンス 前走小倉記念1着
H13 2着 トウカイパルサー 前走北九州記念4着
H14 2着 イブキガバメント 前走小倉記念2着
H15 2着 アラタマインディ 前走小倉記念9着

こうしてみると、前走小倉組は前走連対馬と前走4着以下馬が1年ごと、交互に連対していることがわかる(当然、前走小倉以外組も前走4着以下馬と前走連対馬が1年ごと、交互に連対しているわけだ)。

そして、このなかなか美しい法則が今年もケイゾクするとすれば、前走小倉組では前走連対馬が連対するはずである。

さて、そうなると、該当馬は前走小倉の1000万を勝ってきたオペラシチー、唯1頭。ずいぶん人気になってるが、やっぱり、これでいいのかな〜という感じになるのである。
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  《その後の一言》
3戦3勝でかなりの人気になったオペラシチーでしたが、期待を裏切り7着。スズカマンボ、ヴィータローザという休み明けで前走連対していない馬同士のワンツーで、「前走連対馬」VS「前走4着以下馬」という構造も「前走小倉組」VS「前走小倉以外組」という構造もまるっきり崩壊してしまいました。(H16.9.16)


 
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■朝日チャレンジCと小倉記念のねじれた関係 (H16.9.11)


先行する小倉の2重賞、北九州記念、小倉記念と浅からぬ関係にある朝日チャレンジCだが、中でも一番時期の近い小倉記念との関係は見逃せないポイントだ。

ただ、その関係は少しひねくれている(?)ようにも思える。毎年、小倉記念連対馬が朝日チャレンジCを連対するというように単純ならいいのだが、そうならない年もあるのだ。しかし、そんな時も小倉記念と少しねじれた関係はあったりする。

ここでは上の別コラムで「区切れ目」と書いた平成12年以降について考えてみたい。

まず、平成12年。この年は小倉記念を勝ったミッキーダンスが朝日チャレンジCも勝った。非常にわかりやすいストレートな関係である。

続いて平成13年。この年は小倉記念を2着したトウカイオーザが朝日チャレンジCでも連対するかと思ったら、そうはならなかった。けれど、同馬主のトウカイパルサーが連対したのである。小倉記念と朝日チャレンジCは馬主を介して、少しひねくれながらつながったのだ。

続く平成14年。今度は小倉記念2着のイブキガバメントが朝日チャレンジCでも2着した。わかりやすいストレートなつながり方である。

そして、平成15年。ストレートに同じ馬が2レースを連続連対するか、あるいは少しひねって馬主、騎手、厩舎などが連動する形になるか…と身構えていたら、今度は予想を上回るひねり方をしてきた。同年の小倉記念とではなく、前年の小倉記念とつながったのである。前年小倉記念1着馬のアラタマインディが朝日チャレンジCを2着したのだ。

さて、そうなると、今年の朝日チャレンジCには前年の小倉記念を連対しているサンライズシャークが出走しているのが非常に気になってくる。だけど、サンライズシャークは近況大不振だし、人気もものすごくないな〜などと考えていると、あることに気づいたのだった。

平成15年 小倉記念
1着 ロサード 武幸騎手 橋口厩舎
2着 サンライズシャーク 幸騎手 崎山厩舎

昨年の小倉記念連対馬は上表の通りだが、本年朝日チャレンジCの6枠は…

平成16年 朝日チャレンジC
6枠 6番 サンライズシャーク 武幸騎手 崎山厩舎
7番 ヴィータローザ 幸騎手 橋口厩舎

昨年の小倉記念連対要素が凝縮されたような形になっているのである。昨年の小倉記念を連対した橋口厩舎と崎山厩舎、武幸騎手と幸騎手が同居しているのだ。さらにロサードとヴィータローザは全兄弟だったりもする。

今回、ヴィータローザに幸騎手は初騎乗。サンライズシャークに武幸騎手も過去1回しか乗ったことがなく、お手馬ではない。その辺のことも作為的に感じられ、どうもヒジョーに怪しく感じられる朝日チャレンジCの6枠なのである。

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  《その後の一言》
ヴィータローザは5番人気ながら2着に好走。作為の感じられる怪しい枠はやはり注意しなくてはいけませんね。(H16.9.16)


 
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■京成杯AHは新潟左回りのG3が好き!? (H16.9.12)


関屋記念は京成杯AHへの連対ルートとして、絶対的な存在とは言えないが、主要な地位を占めている。どちらもマイルのG3で中4〜5週程度の程良い間隔だから、うなずける話だろう。

関屋記念連対馬が京成杯AHも連対することは当然昔からあったが、それよりも関屋記念3〜8着ぐらいの馬が京成杯AHで巻き返して連対してくることが多かった。

平成13年、新潟競馬場は改装され、左回りの新しいコースが誕生した。この時点で関屋記念と京成杯AHは違う「回り」になってしまったのである。こうなると、関屋記念と京成杯AHはちょっと疎遠な間柄になるのかな〜?と思っていたら、そうはならなかった。

H13 クリスザブレイヴ 関屋記念2着 京成杯AH2着
H14 ミデオンビット 関屋記念2着 京成杯AH2着
H15 オースミコスモ 関屋記念1着 京成杯AH3着

平成13年以降、関屋記念連対馬は京成杯AHに毎年1頭ずつ出走し、必ず馬券になっているのだ(このうち、平成14年は京成杯AHが変則の新潟開催で行われたので、関屋記念と京成杯AHは違う「回り」ではなかった)。以前よりも両レースは直結する傾向となってしまったのである。

さて、そこで今年の京成杯AH出走馬を見渡すと、関屋記念連対馬は残念ながらいない。けれど、上表の3頭は関屋記念連対馬とも言えるが、関屋記念最先着馬とも解釈できる。関屋記念最先着馬でいいのなら、今回の京成杯AHでは関屋記念3着のマイネルソロモンから入るのが無難な手となりそうだ。

ただ、マイネルソロモンは人気の馬。ハンデ戦だけにもう少しひねってみるのもいいかと思う。

昨年の京成杯AHはブレイクタイムの連覇で終わったが、ブレイクタイムが1回目に勝った平成14年の京成杯AHは先にも触れたように変則の新潟開催で行われていた。つまり、昨年のブレイクタイムは新潟マイルのG3連対歴を持って京成杯AHに出走していたことになる。

ということは京成杯AHでは新潟マイルのG3連対歴を持つ馬が3年連続で連対しているとも言えるわけである。

今年の京成杯AH出走馬で新潟マイルのG3連対歴を持っているのは……一昨年に関屋記念、京成杯AHを連続2着したミデオンビットだけ。どうもこれが気になる今年の京成杯AHなのである。
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  《その後の一言》
ミデオンビットは先行したものの、最後はバテてしまいました。もう終わった馬なんでしょうか? 関屋記念3着のマイネルソロモンは3着。一応、馬券にはなりましたが、1番人気でしたし、関屋記念3着以内馬あるいは最先着馬の評価は微妙かも。

ちなみに勝ったマイネルモルゲンは昨年のこのレースで1着同枠に入っていた馬。昨年はブレイクタイムが連覇しましたし、前年との関係も気になる京成杯AHです。(H16.9.16)


 
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■セントウルSと高松宮記念の関係は? (H16.9.12)


セントウルSは平成12年のスプリンターズS日程移動に伴い、大きく条件変更され、スプリンターズSの主要ステップとなった。

それ以降、目立っていることの一つは同年高松宮記念との関係。平成12年以降のセントウルSでは同年高松宮記念出走馬の入った枠が毎年連対している。

さらに言えば、直接連対してくる率が高いのは高松宮記念入着馬である。

平成12年以降のセントウルSに出てきた同年高松宮記念入着馬を表にまとめると、次のようになる。

H12 ブラックホーク 高松宮記念4着 セントウルS2着
H13 テネシーガール 高松宮記念3着 セントウルS1着
H15 ビリーヴ 高松宮記念1着 セントウルS2着

該当馬は3頭出走して、3頭とも連対しているのだ。

今年のセントウルSには同年高松宮記念入着馬が2頭出走してきた。同年高松宮記念1着のサニングデールと、同年高松宮記念3着のキーンランドスワンだ。上記のデータを信用すれば、ここは少なくとも、このどちらかが連対してきそうだが、さて、どうなるだろうか?
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  《その後の一言》
キーンランドスワンが2着、サニングデールが3着。同年高松宮記念入着馬は両方馬券になり、1頭は連対。まずまず、いいデータがケイゾクしたと思います。(H16.9.16)


 
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■「50周年記念」にふさわしいのは? (H16.9.19)


JRA50周年を記念したキャンペーン、「名馬で振り返る50年」。今週は日本競馬史上初の三冠馬セントライトがその主役となる。

セントライトがクラシックを走ったのは昭和16年という大昔。セントライトは三冠馬になったのだから、菊花賞(当時の名称は京都農林省賞典四歳呼馬)も勝っているが、そのステップレースは当然、セントライト記念…………のはずはない。

念のために一応説明しておくと、セントライトが引退した後に同馬の偉業を称えて、セントライト記念が創設されたのだから、現役時代のセントライトがセントライト記念に出走できるはずはないのだ。

実を言うと、同じようなネタは今年のシンザン記念の時にも書いたのだった(「シンザンはシンザン記念を勝てない!?」)。

「名馬で振り返る50年」シリーズではその週に取り上げた馬の名前を冠した特別競走を行っている。これは通常、芝の条件戦にタイキシャトルメモリアルとか、ナリタブライアンメモリアルといった名前を今年だけ特別につける形で行われている。

しかし、これには例外がある。すでに馬名がレース名となっている重賞についてはその重賞をそのまま、メモリアルレースとしているのだ。それがシンザン記念と今回のセントライト記念なのである。

となると、50周年記念に関連してシンザン記念で起こったことが気になってくる。シンザン記念時の当コーナーで書いたように、シンザン記念の時はシンザンのダービーゼッケン、10番をつけたタマモホットプレイが2着したのだ。

それではセントライトのダービー(東京優駿)ゼッケンは?とあたふた一生懸命調べてみると、これは12番だった。

セントライト記念の12番にはコスモミッドウェイ。う〜ん、これなんだろうか?

セントライトの勝った最大のレースはダービーだろうが、セントライト記念は菊花賞トライアルだし、ダービーゼッケンというのが何かピンと来ないのも確かだ。

しかし、単純にして肝心なことを忘れていた。50周年記念といえば、忘れてはならない人がいるではないか。

カク地馬の中央挑戦で注目を集める道営のコスモバルク。この馬の鞍上は「五十」嵐冬樹騎手なのだ。

てなわけで、色々引っ張ったあげく、ベタで単純なネタで、しかも大人気馬で、大変申し訳ないのだが、五十嵐冬樹騎手のコスモバルクを素直に買っておいていいんじゃないかと思えるセントライト記念なのである。
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  《その後の一言》
最後は詰め寄られましたが、コスモバルク、逃げ切りました。

掛かり気味になって、えーいめんどくさい!と行ってしまったようなレースぶりから、コスモバルクは菊では危ないという論調も出てきそうです。また、セントライト記念を勝って、菊花賞を勝った馬ということでさかのぼると、かなり昔、昭和59年のシンボリルドルフ以降、出ていません。

さて、それでは菊花賞でコスモバルクはどうなるのか? 本番までに今一度考えてみたいと思っています。(H16.9.24)


 
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■マルカフローリアンがちょっと気になる理由 (H16.9.19)


ここ2年のローズSではオークスとの微妙な隣り合い関係が目立っている。

平成14年オークス
1枠 2番 タムロチェリー  
2枠 3番 チャペルコンサート 2着
平成14年ローズS
6枠 12番 タムロチェリー  
7枠 13番 サクラヴィクトリア 2着

平成14年オークス
5枠 9番 ツルマルグラマー  
10番 スマイルトゥモロー 1着
平成14年ローズS
3枠 6番 ファインモーション 1着
4枠 7番 ツルマルグラマー  

平成15年オークス
2枠 3番 スティルインラブ 1着
4番 ピースオブワールド  
平成15年ローズS
6枠 8番 ピースオブワールド  
7枠 9番 ヤマカツリリー 2着

上表の通り、オークスで連対馬の隣に入っていた馬がローズSでも連対馬の隣に入るパターンが続いているのである。

平成16年オークス
7枠 13番 ダイワエルシエーロ 1着
14番 マルカフローリアン  

そうなると、今年のオークスで連対馬の隣に入っていたマルカフローリアンがローズSに出てきたので、この馬の周辺がきな臭い感じがしてくる。

そう思って、マルカフローリアンの馬柱など眺めていたら、あることに気づいた。マルカフローリアンは春シーズンに500万の牝馬限定戦、矢車賞を勝っているのだが…

H14 トシザダンサー 矢車賞1着 ローズS3着
H15 ベストアルバム 矢車賞1着 ローズS3着
H16 マルカフローリアン 矢車賞1着 ローズS?

ローズSでは矢車賞優勝馬が2年連続で3着しているのだ。しかも、この矢車賞を調べてみると、牝馬限定の芝1800mという条件になったのは2年前から。条件変更を契機に、ローズSとの関係を深めたようにも見えるのである。

さてさて、矢車賞1着馬マルカフローリアンは隣の馬を指し示すだけで終わるのだろうか? それとも、自身がここで馬券になってくるのだろうか?
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  《その後の一言》
9番人気マルカフローリアンは6着止まりでしたが、マルカフローリアンの隣にいた6番人気グローリアスデイズは2着に入り、穴をあけました。矢車賞1着馬はダメでしたが、オークスとの微妙な隣り合い関係はケイゾクしたことになります。

また、勝ったレクレドールは前走500万を走っていた馬。ローズSで前走500万からの勝利は平成3年リンデンリリー以来のことになります。(H16.9.24)


 
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■オールカマーと新潟記念は相性がいい (H16.9.26)


ダイワメジャー、ハイアーゲームという3歳の有力馬が出走するオールカマー。このレースがG2に昇格してから、これだけの実績・人気を兼ね備えた3歳牡馬が出走したことはない。だから、3歳馬2頭はよくわからないということで保留にしておいて、ここは古馬勢について考えてみたい。

オールカマーの連対パターンの一つとして、「夏季重賞連対」というのがある。中でもG2昇格(平成7年)以降のオールカマーは新潟記念との相性が非常にいいのだ。

H7 アイリッシュダンス 新潟記念1着 オールカマー2着
H11 ホッカイルソー 新潟記念2着 オールカマー1着
H13 エアスマップ 新潟記念2着 オールカマー1着
H14 アグネススペシャル 新潟記念2着 オールカマー2着

上表の通り、平成7年以降、同年新潟記念連対馬はすべてオールカマーを連対しているのである。

この間、新潟記念は新装して右回りが左回りに代わったし、オールカマーは変則の新潟開催で行われたことがある。そこで、新潟記念、オールカマー、それぞれのレースが右回りで行われたか、左回りで行われたかを上表に書き加えてみると…

H7 アイリッシュダンス 新潟記念1着 右 オールカマー2着 右
H11 ホッカイルソー 新潟記念2着 右 オールカマー1着 右
H13 エアスマップ 新潟記念2着 左 オールカマー1着 右
H14 アグネススペシャル 新潟記念2着 左 オールカマー2着 左

別にどっちが右でも左でも関係なく安定して、新潟記念連対馬はオールカマーで好走しているようなのである。

てなわけで、3歳馬以外では同年新潟記念1着馬スーパージーンが気になるオールカマーなのだが、さて、どうだろうか?

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  《その後の一言》
新潟記念1着馬スーパージーンは2着を確保。これはいいんですが、相手がねぇ。

「3歳馬2頭はよくわからないということで保留にしておいて…」なんて上では書きましたが、まあ何となく、7〜8割方、スーパージーンの相手は3歳馬のどちらかで決まるのではないかと思っておりました。それがトーセンダンディねぇ。9頭立て9番人気の馬ですよ。距離が長いんじゃないかとか、善戦しても3着までじゃないかとか、そんな雰囲気の馬が勝っちゃったんですね。

トーセンダンディは同年新潟記念3着馬。同年新潟記念連対馬がよく走るオールカマーであれば、その延長線上で、同年新潟記念3着馬が走っても良かったなぁとあとからなら言えますね。

ちなみに平成7年以降のオールカマーで同年新潟記念3着馬はこれまで1頭だけ出走して5着に終わっていました(平成13年のミヤギロドリゴ)。(H16.9.30)


 
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■「ハシ」のつく厩舎は枠順も「ハシ」がいい!? (H16.9.26)


実力差の大きいメンバー構成で、しかも少頭数。何だか、馬券的には面白くなさそうな神戸新聞杯だが、戦歴面から予想を立てるのはそれなりに考えるところがあって面白いし、今年からは3連単という馬券もある。

ただ、戦歴については『競馬ゴールド』にも書いたので、ここでは触れずに、もっと単純なネタについて書いてみたい。

どうも最近の重賞では8枠に入った「橋」のつく厩舎が活躍しているという話である。

7/11 マーメイドS アドマイヤグルーヴ 橋田厩舎 8枠9番 外から2番目 1着
7/18 北九州記念 ダイタクバートラム 橋口厩舎 8枠12番 外から2番目 1着
ユートピア 橋口厩舎 8枠13番 大外 5着
9/11 朝日CC スズカマンボ 橋田厩舎 8枠11番 大外 1着
9/12 セントウルS ゴールデンキャスト 橋口厩舎 8枠12番 大外 1着

今年の夏季番組以降、重賞で姓に「橋」の入った調教師が8枠に入ったケースは4レース、計5頭。そして、5頭中4頭は優勝しているのだ。残り1頭は北九州記念の橋口厩舎ユートピアだが、この時は8枠に橋口厩舎の馬が2頭同居しており、もう1頭のダイタクバートラムが優勝している。つまり、まずは完璧と言っていい成績を残している8枠の「橋」厩舎なのである。

「ハシ」のつく厩舎だけに、やはり枠順も「ハシ」の方がいいというのだろうか!? もっともここに出てくるのはオープン馬の宝庫である橋田厩舎と橋口厩舎だけ。単に厩舎が優秀なだけで、枠順云々は偶然かもしれないが…。

でも、しかし、神戸新聞杯の8枠に「橋」口厩舎のハーツクライが入ってみると、やっぱりこれが気になってしまうのである。

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  《その後の一言》
1着キングカメハメハ、2着ケイアイガード、3着ハーツクライ。人気的にもそうでしたが、戦歴的に考えても3着以内にこの3頭が入ったことはまず順当な結果だったと思います。

ただ、上に書いたようなことから、断然人気のカメハメハより、ハーツクライのアタマをより期待してしまいました。しかし、結果はアタマどころか連対もできない3着。

もっと違う要素を重視した方が良かったようです。(H16.9.30)


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