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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


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平成16年8月分
■関屋記念と京成杯AHの直結傾向 (H16.8.1)
■ラベンダー賞連対馬について検討する (H16.8.8)
■有力だけどワンツーはない? (H16.8.15)
■中山牝馬S連対馬について考える (H16.8.15)
■ファインモーションをめぐるあれこれ (H16.8.22)
■「創立50周年記念」シリーズについて考える (H16.8.29)




 
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■関屋記念と京成杯AHの直結傾向 (H16.8.1)


平成13年に新潟競馬場が新装オープンしてから、関屋記念は秋の京成杯AHと直結する傾向が強まった。平成13以降の関屋記念連対馬が京成杯AHでどういう成績を残してきたかまとめると次のようになる。

H13 クリスザブレイヴ 関屋記念2着 京成杯AH2着
H14 ミデオンビット 関屋記念2着 京成杯AH2着
H15 オースミコスモ 関屋記念1着 京成杯AH3着

このうち、ミデオンビットの時は京成杯AHが変則の新潟開催で行われたため、関屋記念も京成杯AHも新潟で行われることになった。それだけに両レースが直結しやすかったと言えるが、京成杯AHが通常通り中山で行われてもこの傾向に変わりはないようだ。

関屋記念は夏の重賞、京成杯AHは秋の初めの重賞。当然、両レースを使おうとすれば、関屋記念→京成杯AHという順番になる。

ところが今回は京成杯AH→関屋記念という順番でレースに臨む馬がいる。ブレイクタイムである。前年の京成杯AH優勝から10ヶ月半ぶりの休み明け初戦が関屋記念となったためにこのような逆転ローテ(?)が実現したのである。

果たして、順番が変わっても、両レースの直結傾向は変わらないのだろうか?

実はブレイクタイムはミデオンビットが2着となった新潟施行時の京成杯AH優勝馬でもある。

また、関屋記念自体の傾向を見ても、休み明けの馬が意外に走るところがあるので、どうも気になるブレイクタイムなのである。
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  《その後の一言》
ブレイクタイムは終いの粘りを欠き5着まで。どうも故障したらしいですね。上記の怪しげな結びつきは成立しませんでした。(H16.8.5)


 
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■ラベンダー賞連対馬について検討する (H16.8.8)


この時期の2歳重賞は新馬を勝ったばかりという馬の出走が多く、戦歴のバリエーションに乏しい。だから、戦歴から予想を立てるのに難しい面がある。

そこで、函館2歳Sの場合はどうしてもラベンダー賞へ目が行ってしまう。ラベンダー賞は函館2歳S前に函館で行われる唯一の2歳オープンクラス戦である。ちなみに今年のラベンダー賞は「はくぼ競馬」で行われ、レース名には「函館はくぼ」がついていた。

このラベンダー賞組の函館2歳Sでの成績にはハッキリとした特徴がある(データは平成9年以降)。

ラベンダー賞連対馬 【2.2.2.2】
ラベンダー賞3着以下馬 【0.0.0.12】

上表の通り、ラベンダー賞連対馬は函館2歳Sでかなり馬券になっているのに、ラベンダー賞で3着以下に落ちてしまうと、途端に函館2歳S好走の望みが絶たれてしまうのだ。

それでは次に、好走確率の高いラベンダー賞連対馬についてさらに考えてみよう。ラベンダー賞1着馬と2着馬はどちらが函館2歳Sでよく好走しているのか。まずはそこから検討してみる。

ラベンダー賞1着馬 【1.1.0.2】
ラベンダー賞2着馬 【1.1.2.0】

ご覧の通り、連対率ならラベンダー賞1着馬も2着馬も同じだが、3着内率ではラベンダー賞2着馬の方が上。ラベンダー賞2着馬は4頭すべてが3着以内に入り、馬券になっているのだから安定感がある。

今年はラベンダー賞1着がオーヴェール、ラベンダー賞2着がスキップジャックだが、ラベンダー賞組を買うなら、ラベンダー賞2着のスキップジャックにしておいた方が無難なのだろうか?

けれど、別の角度から見ると、そうとも言い切れない面があるのだ。今度はラベンダー賞連対馬を所属で分けてみる。

関東馬 【0.0.1.1】
関西馬 【1.1.0.0】
道営馬 【1.1.1.1】

ラベンダー賞は道営のカク地馬がよく活躍し、それがさらに函館2歳Sを好走することもあるが、今年の道営馬はラベンダー賞を連対できなかった。そこで、カク地馬以外のラベンダー賞連対馬を東西の所属別に見てみると、関西馬はオール連対、関東馬は連対ゼロとなっている(サンプル数は少ないが)。

まあ、ラベンダー賞組に限らず、今の函館2歳Sでは関西馬が関東馬を圧倒しているので、これは当然の数字ではある。

今年はラベンダー賞1着のオーヴェールが関西馬、ラベンダー賞2着のスキップジャックが関東馬なので、こちらのデータからはスキップジャックよりオーヴェールが有力と言える。

さて、そうなると、ここはどちらのデータを重視すればいいのだろうか? 個人的にはオーヴェールを上位に見たいと思っているのだが…。

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  《その後の一言》
オーヴェールはスキップジャックには先着したものの、4着で馬券にならず。これでは仕方ないですね〜。ラベンダー賞組は1頭も馬券に絡まない結果となってしまいました。

勝ったアンブロワーズは関東馬で、「関西馬が関東馬を圧倒」という傾向も怪しくなってしまいましたし…(H16.8.13)


 
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■有力だけどワンツーはない? (H16.8.15)


今年の小倉記念は前日最終段階で1番人気がメイショウカイドウ、2番人気がメイショウバトラーとなっている。メイショウ勢が主力を形成しているわけだが、両馬は北九州記念の2〜3着馬でもある。

以前にも書いたことがあるが、北九州記念3着以内馬は小倉記念では軽視できない存在。まあ、夏の小倉の古馬重賞は北九州記念と小倉記念しかなく、距離も1ハロンしか違わないのだから、当然といえば当然か。

ただ、北九州記念3着以内馬が小倉記念を毎年連対するかというと、そこまでは行かない。現にここ2年の小倉記念では北九州記念3着以内馬が連対していない。

グレード制導入以降の20年間で北九州記念3着以内馬が小倉記念を連対したのはちょうど半分の10回。ならば、このタイプはここ2年ほど連対しなかったから、そろそろ連対してきてもよさそうだ。実際、メイショウカイドウ、メイショウバトラーは小倉が得意でもあるし、共に有力だと思える。

それではこの2頭のワンツーはあるのだろうか? それはちょっとなさそうな気がするのだ。というのは北九州記念3着以内馬は確かに小倉記念で有力なのだが、1、2着独占を決めたことはグレード制以降1回もないからだ。

さてさて、この傾向は今年も続くのだろうか?

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  《その後の一言》
「ワンツーはなさそうな気がする」と書いた2頭がワンツー……………。

メイショウの親子丼となってしまいました。最近、このコーナー、当たってないですよね。見てくださってる方には申し訳ないです。何だか最近のこのコーナーを象徴するかのような結果となってしまいました。(H16.8.20)


 
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■中山牝馬S連対馬について考える (H16.8.15)


今年は古馬牝馬の重賞戦線に改革があった。1回福島にあったマル父重賞カブトヤマ記念が廃止され、その代わりに牝馬限定の福島牝馬Sが創設された。また、マル父重賞だった愛知杯は牝馬限定戦へ変更された。こうして、今年から福島牝馬S、愛知杯と、古馬牝馬重賞が二つ増えたのである。

今日のクイーンSにも福島牝馬S、愛知杯の出走馬が結構出てきた。今後はこうしたレースとクイーンSの関係も次第に見えてくるだろうが、改革元年の今年はまだどうなるかよくわからない。

そこで、ここでは以前からある牝馬限定重賞とクイーンSの関係を考えてみたい。取り上げたいのは中山牝馬Sだ。中山牝馬SとクイーンSはハンデ・別定という違いはあるが、共に右回りの芝1800mで行われる牝馬限定G3という共通点を持ったレースである。

クイーンSが古馬重賞となった平成12年以降、同年中山牝馬S連対馬のクイーンSでの成績は次の通りだ。

H12 レッドチリペッパー 中山牝馬S1着 クイーンS13着
エイダイクイン 中山牝馬S2着 クイーンS2着
H14 ダイヤモンドビコー 中山牝馬S1着 クイーンS2着
ティコティコタック 中山牝馬S2着 クイーンS4着

上表の通り、2頭が連対し、2頭が連をハズしている。それでは連対できた2頭とできなかった2頭の違いは何なのだろうか?

これがどうも阪神牝馬S、京都牝馬S出走歴にあるように思える。クイーンSを連対できた2頭(エイダイクイン、ダイヤモンドビコー)は暮れから春先にかけて、阪神牝馬S→京都牝馬S→中山牝馬Sという古馬牝馬重賞の王道ルートを歩んでいた。けれど、連対できなかった2頭(レッドチリペッパー、ティコティコタック)は阪神牝馬S、京都牝馬Sに出走していなかったのだ。

今年のクイーンSには同年中山牝馬S1着馬オースミコスモが出てきたが、この馬は昨年暮れの阪神牝馬S、今年初めの京都牝馬Sに出走している。

てなわけで、オースミコスモはクイーンSを連対できるタイプの中山牝馬S連対馬だと思うのだが、どうだろうか?
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  《その後の一言》
オースミコスモは1番人気になりながらも7着に敗退。同馬主のオースミハルカが勝ち、昨年に続きクイーンS連覇となりました。(H16.8.20)


 
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■ファインモーションをめぐるあれこれ (H16.8.22)


函館記念の時にもチラッと書いたが(「伊藤雄厩舎の秘策をマネする藤沢和厩舎?」)、ファインモーションは長距離輸送に弱いかのような戦歴を残している。同馬の戦歴を関西、関東、北海道の3種類に分け、整理してみよう。

京都・阪神 【5.1.0.0】
東京・中山 【0.0.0.3】
札幌・函館 【2.2.0.0】

ご覧の通り、東京・中山の関東圏ではさっぱりだが、それ以外ではすべて連対している。今回の札幌記念でも昨年のクイーンS時と同様、追い切ったのは函館で、そこから札幌へ輸送しているのだが、それぐらいの輸送距離ならOKということだろうか? この表を信じるなら、今回のファインモーションは「買い」となる。


次にファインモーションを管理する名門・伊藤雄厩舎の札幌記念での成績について考えてみたい。

平成9年に札幌記念がG2別定戦となって以降、伊藤雄厩舎はとにかく札幌記念でよく活躍している。7年間で3勝、2着2回だ。

ただ、その伊藤雄厩舎の成績を馬主別に分けると、ちょっと面白い傾向が見られる。

(株)ラッキーフィールド 【3.2.0.0】
(株)ラッキーフィールド以外 【0.0.1.3】

エアグルーヴ、エアエミネムなどでおなじみ、「エア」の冠名を持つ(株)ラッキーフィールドの馬はすべて連対、それ以外の馬は連対ゼロという極端なことになっているのである。

平成9年以降の札幌記念で伊藤雄厩舎以外の(株)ラッキーフィールドの馬は出走していない。だから、札幌記念に強いのは実は伊藤雄厩舎ではなく、(株)ラッキーフィールドという可能性もある。もし、そうなら、ファインモーションは(株)ラッキーフィールドの馬ではないので、過信できないかもしれない。


今度は騎手について考えてみよう。ファインモーションの鞍上は武豊騎手だが、同騎手はG3ハンデ戦時代も含め、札幌記念で【5.1.1.0】という好成績を残している。毎年乗るわけではないが、乗りに来ていれば必ず馬券になっているのだ。そして、これをG2別定化以降に限れば【3.1.0.0】で連対10割となる。騎手の面からはファインモーションOKということになる。


次に戦歴面を少し考えてみよう。

札幌記念がG2別定戦となった当初は牝馬のG1連対馬が非常によく活躍していた。平成9〜11年と3年連続で牝馬のG1連対馬が連対している。ところが、平成12年にクイーンSが札幌記念の1週前に移ってくると、その傾向にかげりが見られるようになった。

牝馬のG1連対馬はクイーンSの方で連対し、札幌記念ではあまり連対しないようになってきたのだ。それでも一昨年には牝馬G1馬テイエムオーシャンが札幌記念を快勝してはいる。

この件に関しては一昨年の札幌記念時にも当コーナーで触れたが(「G1馬は来るのか来ないのか、悩んでしまう札幌記念」)、ここで今一度、クイーンSと札幌記念を牝馬G1連対馬が連対したかどうかで整理してみると次のようになる(この表は牡馬のG1連対馬については考慮していない)。

  クイーンS 札幌記念
H12 連対 連対せず
H13 連対 連対せず
H14 連対せず 連対
H15 連対 連対せず
H16 連対せず

クイーンSと札幌記念は牝馬G1連対馬が互い違いになるような形で連対しているのである。なかなか、きれいなものである。

となると、今年のクイーンSではG1連対馬が連対しなかったので、札幌記念では牝馬のG1連対馬が連対することになるのだろうか?

今年の札幌記念に出走する牝馬G1連対馬はファインモーション唯1頭(そもそも牝馬の出走はファインモーション1頭だけ)。上表を信じれば、ファインモーションはここを連対してくるはずだ。

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  《その後の一言》
ファインモーション優勝。「エア」ではない伊藤雄厩舎の馬でも連対してきましたね。

ファインモーションは引っ掛かるのを恐れたか、最後方からの競馬。直線半ばではまだ先頭とかなりの差があり、差し切れないかも?と思わせるような位置から差し込んでのV。強いと言えば強いですが、安心して見ていられるタイプでもないですね。それでいて、いつも人気がなくなることがない…個人的には(馬券的には)あまり好きな馬ではないです(^^;) (H16.8.27)


 
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■「創立50周年記念」シリーズについて考える (H16.8.29)


今年はJRA50周年記念事業が色々行われているが、「日本中央競馬会創立50周年記念」というサブタイトルをつけた重賞が行われるのもその一つ。

中央競馬では現在10ヵ所の競馬場が使われているが、各競馬場の重賞一つずつにこのサブタイトルをつけるイベントだ。5月29日、中京競馬場の金鯱賞から始まり、最後は10月31日、東京競馬場の天皇賞(秋)となっている。

サブタイトルは各競馬場の代表的なレースにつけられているが、必ずしも最大のレースについているわけでもない。たとえば、中山競馬場は有馬記念ではなく、スプリンターズSにこのサブタイトルがついている。

これがどういう基準で選ばれたのか推測してみると、まず、9月16日のJRA創立記念日を中心として、その前後になるべく連続してやりたいとの意図があったのではないだろうか。

また、全国10競馬場に一つずつということだから、ローカル競馬場については秋や春の裏開催時より、主役となる夏の時期にこれを持ってきた方がいい。こうすれば、時期的に9月のJRA創立記念日へもスムーズにつながる。あとはその範囲内で各競馬場の代表的重賞を選んだということだろう。

さて、こういうイベントがあると、一連のレースに何らかの怪しい関連性があるのではないか? と考えたくなるのが正しい競馬ファンというものである!?

けれど、全シリーズを通じての共通点というのがどうも自分には見えてこない。タップダンスシチーがシリーズ中の2レース、金鯱賞と宝塚記念を連勝するなど、部分的な関連性は見えるのだが…。

しかし、夏競馬になって、かなり頻繁にこのシリーズが行われるようになり、ここへ来て目についてきたことがある。

7月25日の函館記念以降、「日本中央競馬会創立50周年記念」がついたのは小倉記念と札幌記念。これら3レースには(1)回数が第40回、(2)レース名に「記念」がつく、(3)芝2000m戦といった共通点がある。そして、これら3レースすべてで(1)馬番6番が連対、(2)武豊騎手が連対という現象が起きているのだ。

今日の新潟記念はやはり「日本中央競馬会創立50周年記念」のサブタイトルがつき、第40回で「記念」レースで芝2000m戦だから、先行する3レースと同じ条件が備わっている。そうなると、馬番6番と武豊騎手が気になってくるのである。

しかし、馬番6番はともかく、武豊騎手は今回騎乗しない。

このシリーズの直前戦となる札幌記念は馬単6−3という決着。ここはフェイントをかけられて、馬番6番ではなく、3番の方が連動するなんてことはないだろうか?

あるいは札幌記念の連対騎手は武豊騎手と田中勝騎手だったから、武豊騎手ではない方の騎手が連動して、新潟記念は田中勝騎手が連対してくるなんてことはないだろうか?

こんな風に妄想(?)は広がるのだが、実を言うと、今年の札幌記念ではもっと気になることがあった。それは昨年の新潟記念の覇者・ダービーレグノが出走していて、かわいそうなことに予後不良になってしまったことだ。

札幌記念でダービーレグノが入っていたのは4枠4番。ダービーレグノ追悼ということで、これが新潟記念につながり、4枠4番が連対してくるということはないだろうか?

新潟記念の4枠4番に入ったのはマーベラスダンス。鞍上は吉田豊騎手である。

武「豊」騎手が連続連対してきた最近の50周年記念シリーズだが、ふと気づくと吉田「豊」騎手が連対してたなんてことにならないかなぁ〜。

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  《その後の一言》
吉田「豊」騎手のマーベラスダンスは6着止まり。何だか、ずいぶん的はずれの結果となってしまいました。

勝ったのは前走で小倉の北九州記念を走っていたスーパージーン。これなら、昨年書いたネタ(「前走新潟以外の馬ばかりが勝つ新潟記念」)を重視してた方が良かったですね。休み明けでなくて、前走新潟以外のめぼしい馬というと、スーパージーンとエイシンハリマオーぐらいしかいなかったので…。(H16.9.3)


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