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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


『これが気になる、競馬のあれこれ』 バックナンバーはこちら


平成16年5月分
■1番人気と2番人気は仲良しだった!? (H16.5.1)
■土日重賞連覇の法則 (H16.5.1)
■京都新聞杯の王道凡走パターン!? (H16.5.8)
■くじけずに過去のデータを検討してみる (H16.5.8)
■スワンSと京王杯SCは直結するか? (H16.5.16)
■マル混解除をめぐって起きている現象 (H16.5.16)
■「ゴトウ」の近辺がどうも怪しい (H16.5.22)
■G1シリーズの流れを読む (H16.5.23)
■単純な傾向を組み合わせて考える (H16.5.29)
■非常にシンプルな最重要データ (H16.5.30)
■スズカマンボの習性について考える (H16.5.30)




 
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■1番人気と2番人気は仲良しだった!? (H16.5.1)


青葉賞はまだ実績もなく、人気もない馬が突如激走する年があるかと思えば、上位人気馬が順当に好走する年もあり、なかなか難しいところのあるレースだ。

ここではそんな青葉賞の人気面の傾向について考えてみたい。

まずは1番人気の成績だ。青葉賞が重賞に昇格したのは平成6年のこと。それ以降、ちょうど10回行われているが、その間、1番人気の成績は【6.0.0.4】。連対率は60%で、まあまあ程度だが、馬単時代に注目すべきは2着、3着が1回もなく、馬券になる時はすべて1着ということだ。

ちなみにオープン特別時代も含めて昭和59年以降で、1番人気の成績を集計すると【10.0.0.10】。極端な傾向は変わっておらず、筋金入りと言えるのである。

それでは2番人気はどうだろうか? 重賞昇格の平成6年以降、2番人気は【1.5.2.2】。連対率は1番人気と同じ60%だが、こちらは1着する馬も2着する馬も3着する馬もおり、比較的ノーマルな数字となっている。ただ、1番人気馬に1着馬が多いアオリを受け、1着する馬は少なく、その代わり、2着する馬が多くなっている。

では次に、平成6年以降で1番人気馬が1着した年だけを取り出してみたい。この時、1番人気馬の相手はどんな人気の馬だったのか?

1着馬 2着馬 3着馬
H6 1番人気 2番人気 3番人気
H9 1番人気 2番人気 11番人気
H11 1番人気 2番人気 5番人気
H12 1番人気 2番人気 8番人気
H14 1番人気 8番人気 2番人気
H15 1番人気 2番人気 3番人気

1番人気は1着が多く、2番人気は2着が多いと先に書いたが、なんと1番人気が1着した6回のうち、5回までは2番人気が2着しているのである。平成14年に惜しくも(?)1回だけ8番人気が2着に割り込んでいるが、その時も2番人気は3着を確保。1番人気が勝った年は必ず1番人気=2番人気のワイドが成立しているとも言える。

今年の青葉賞は上位拮抗の様相で1番人気がどの馬か、ハッキリとは言いにくい。一応、自分は今のところ、ハイアーゲーム=1番人気、シェルゲーム=2番人気、アドマイヤビッグ=3番人気と予想しているのだが…。

さてさて、実際の人気が最終的にどうなるかはわからないが、上表のような傾向は今年も続くのだろうか? まあ、ここに書いたことは1番人気馬が凡走してしまえば、まったく意味がなくなってしまうのだが…。
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  《その後の一言》
おわかりかとは思いますが、青葉賞に関するこのコラム、次の「土日重賞連覇の法則」のことも考えながら書いてました。

で、ハイアーゲーム=1番人気、シェルゲーム=2番人気と予想したわけですが、最終的にはハイアーゲームが単勝2.8倍、シェルゲームが単勝2.6倍。僅差でしたが、1番人気はシェルゲームの方。

自分はハイアーゲームが1番人気になって勝つのではないかと考えてたんですが、ハイアーゲームは2番人気になりながらV。まあ、1番人気が毎年勝つわけじゃないんで、これもあり得なくはないんですけどね。

シェルゲームが3着したことで、「1番人気は1着があって、2着、3着がない」という法則は崩れてしまいました。しかし、まあ、「1番人気が連対する場合は2着ではなく1着で連対する」という法則はまだケイゾクしているのかもしれません。

1番人気と2番人気のワイドは成立したんですが、1番人気が3着、2番人気が1着では思ってたのと逆でしたね。(H16.5.5)


 
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■土日重賞連覇の法則 (H16.5.1)


「おっ」と思ったのは高松宮記念の時だった。

今年の高松宮記念は福永騎手の乗ったサニングデールが優勝した。高松宮記念はG1に今一つ手が届かなかった馬が割とよく勝つレースだし、サニングデールが優勝したこと自体は問題がない。けれど、福永騎手が勝ったことに「おっ」と思ったのである。

もちろん、福永騎手は一流ジョッキーの一人だし、別にG1を勝っても不思議ではない。けれど、福永騎手は高松宮記念の前日にG3毎日杯をキングカメハメハで勝っていた。G1を含み、土日で重賞を連覇したわけだが、これが珍しいなと思ったのだ。

土日重賞連覇は珍しいことなのか?

「G1を含み」という条件を入れなくても、これまで福永騎手は土日重賞連覇をやったことがなかった。ダート交流重賞を含めて考えれば、一昨年に日月重賞連覇をやったことはある。この時は日曜のファンタジーSをピースオブワールドで勝ち、月曜のJBCスプリントをスターリングローズで勝った。しかし、福永騎手の2日連続重賞連覇はこれだけ。土日重賞連覇というのは漠然としたイメージ以上に大変なことなのである。

「おっ」と思ったのが「これは何かある」に変化したのは次のGI桜花賞の時だ。

桜花賞は武豊騎手のダンスインザムードが勝ったわけだが、武豊騎手は前日にG2ニュージーランドTもシーキングザダイヤで勝っていたのだ。G1を含む騎手の土日重賞連覇という現象が連続して起こったのである。

まあ、今度はやったのが武豊騎手。別格的存在のこの人が土日重賞連覇をやっても本当に不思議はない。ニュージーランドTも桜花賞も共に1番人気の馬ではあった。けれど、自分としてはダンスインザムードの戦歴には大いに違和感があった。フラワーC優勝馬など、普通なら桜花賞で真っ先に消えるタイプ。ダンスインザムードは人気はあったけれども、戦歴からは有力と思えないような馬だったのだ。

しかし、武豊ダンスインザムードは桜花賞を勝った。となると、この春は土曜の重賞を勝った騎手が日曜の芝G1を勝つという流れがあるのではないか?と思えてきたのである。ダンスインザムードが桜花賞を勝てたのは戦歴よりもこの「法則」が優先されたからだと…(ちなみに今年のダートG1フェブラリーSではこの「法則」は成り立っていない)。

さて、そうなると、気になるのは翌週のG1皐月賞である。皐月賞の前日には中山グランドジャンプ、マイラーズCという二つの重賞が行われた。障害の中山グランドジャンプは無関係として、マイラーズCに注目すると、これを勝ったのは本田騎手のマイソールサウンド。しかし、本田騎手は皐月賞に騎乗がなく、「法則」は1回お休みとなった。「お休み」といっても、当該騎手はG1に騎乗していないのだから、「ハズレ」ではない。

さて、そこで今週である。

土曜のG2青葉賞を勝ったのは蛯名騎手のハイアーゲーム。そして、日曜のG1天皇賞(春)で蛯名騎手が乗るのはウインジェネラーレだ。

ウインジェネラーレは前走で日経賞を勝っているが、グレード制以降、その年の日経賞を勝ち、春の天皇賞を連対した馬は4頭だけと結構少ない。シンボリルドルフ、ミホシンザン、ライスシャワー、メイショウドトウの4頭だ。

このうち、シンボリルドルフ、ミホシンザン、ライスシャワーの3頭は菊花賞馬、メイショウドトウは前年に宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンC、有馬記念と四つのG1を2着していた馬だった。グレード制以降、日経賞を勝って天皇賞(春)の連対席にたどりついたのはバリバリのG1級だけということだ。ウインジェネラーレのような上がり馬系の馬が日経賞を勝って天皇賞(春)に臨んでも厳しいのがこれまでの傾向だったのである。

戦歴からはあまり強調できないウインジェネラーレ。けれど、「土日重賞連覇の法則」からはかなり気になる存在だ。人気がないから、配当的な魅力もある。

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  《その後の一言》
う〜んと唸ってしまうような結末。

同年日経賞1着馬のウインジェネラーレに注目していたら、勝ったのは前年日経賞1着馬のイングランディーレで、2着は同年日経賞2着馬のゼンノロブロイ、3着はウインジェネラーレの同枠馬シルクフェイマス。なんかズレてます。

まあ、今回のウインジェネラーレは「日経賞1着」という要素を重視して注目したわけじゃないんで、日経賞云々を言っても仕方がないのですが…。

青葉賞との関係で言えば、シェルゲームで1番人気になりながら3着に終わったオリヴァー騎手+藤沢和厩舎のコンビが、天皇賞(春)ではゼンノロブロイで連対を果たすという形になりました。

しかし、しかし、それにしても…のイングランディーレ。昨年は前走日経賞を勝っての春天参戦で、5番人気と結構な高評価。それで9着に負けていた馬です。小林淳騎手と横山典騎手、昨年と今年で、いくら騎手が違うといってもねぇ。

昨春の天皇賞以降はダート路線に戻り、地方交流ダート重賞中心のローテ。前走は船橋のダイオライト記念です。こういう馬は春天のイメージに合いませんよね。というか、こういう馬はこれまでほとんど春天に出走してません。イングランディーレは芝・ダート兼用型といえば、そうなんですが、3走前に芝に戻ったステイヤーズSではさして強いとも思えぬメンバー相手でご丁寧に4着に負けてますしね〜。

「名馬で振り返る50年」がマル地のイナリワン。確かに同馬は春天を勝つちょっと前まで地方競馬を走っていた馬でした。イングランディーレとある意味似てるとは言えますが…まあ、後からなら、何でも言えますよね。

イングランディーレが圧勝しただけでなく、リンカーン、ザッツザプレンティ、ネオユニヴァースといった上位人気馬が大惨敗。チャクラ、ナリタセンチュリー、アマノブレイブリー、ダービーレグノといった人気薄の馬たちが上位を占めているのも何か違和感があります。

昨年の春天も確かに大穴が出ましたが、勝ったヒシミラクルは人気薄ながら菊花賞馬ではあったわけで、春の天皇賞らしい「重厚さ」を残した結果だったと思います。

しかし、今年は春の天皇賞らしい格式がなくなってしまったというか…。春天は大荒れの時代に入ってしまったんでしょうか? それとも、皐月賞のダイワメジャーといい、今春G1は「らしくない」馬が活躍する流れなんでしょうか? (H16.5.5)


 
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■京都新聞杯の王道凡走パターン!? (H16.5.8)


平成12年に秋から春へ移り、この時期に行われている京都新聞杯。これは施行条件的には平成11年までの京都四歳特別を大体受け継いだものとも言える。

その京都新聞杯(旧京都四歳特別)における皐月賞組の扱いが難しい。一昨年にも当コーナーで「皐月賞組活躍期と皐月賞組停滞期」というタイトルをつけ、このことに触れたのだが、その時は皐月賞組のファストタテヤマが連対を果たした。

しかし、平成12年以降の皐月賞組はトータルすると【1.0.0.12】。人気になる馬が多いことを考えれば、かなり悪い成績と言えるだろう。

それでも……今年は皐月賞組が好走するんじゃないかと思うのだが、1番人気になった馬に限ってはちょっと不吉なデータがある。

平成12年以降の京都新聞杯で1番人気馬は以下のような成績だ。

馬 名 前走成績 京都新聞杯成績
H12 ヤマニンリスペクト 皐月賞5着 京都新聞杯8着
H13 コイントス 毎日杯2着 京都新聞杯11着
H14 チアズシュタルク 皐月賞12着 京都新聞杯11着
H15 ホシコマンダー 皐月賞5着 京都新聞杯5着

単に馬券になっていないだけでなく、惨敗が多いことに驚いてしまう。また、1番人気になった全馬が凡走しているので、前走はどこを使っていようが、とにかく京都新聞杯で1番人気になったら、そのこと自体がまずいんじゃないかと思えてくる。逆に1番人気馬4頭中3頭までは皐月賞組だから、皐月賞に出走して、京都新聞杯で1番人気になることが京都新聞杯での王道凡走パターン(?)と言えなくもない。

そこで、今度は平成11年以前の旧京都四歳特別にもサンプルを広げてみよう。京都四特では皐月賞組がよく活躍していた時代もあったわけだが、そうした時代も含め、皐月賞組で1番人気に支持された馬はどんな成績を残しているのだろうか?

馬 名 前走成績 京都新聞杯
(旧京都四特)成績
H3 イイデセゾン 皐月賞3着 京都四特7着
H5 ラガーチャンピオン 皐月賞6着 京都四特7着
H8 チアズサイレンス 皐月賞12着 京都四特5着
H12 ヤマニンリスペクト 皐月賞5着 京都新聞杯8着
H14 チアズシュタルク 皐月賞12着 京都新聞杯11着
H15 ホシコマンダー 皐月賞5着 京都新聞杯5着

昭和59年〜平成11年の京都四特+平成12〜15年の京都新聞杯で1番人気に支持された馬のうち、皐月賞に出走していた馬は全部で6頭。これが上表の通り、いずれも馬券になっていないのである。

今年の京都新聞杯で1番人気になるのはおそらく皐月賞組のミスティックエイジだろう。同馬は上記のデータを打ち破り、このレースを好走することができるのだろうか?
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  《その後の一言》
ここに理由は書きませんでしたが、皐月賞組が好走するんじゃないかと思っていた今年の京都新聞杯。けれど、その中で1番人気になった馬は上で書いたように危ないんじゃないかと考えてたわけですが、結果はまあまあといったところでしょうか。

結局、皐月賞組はなんと1、2、3着を独占。人気の3頭でしたから、当然と言えば当然ですが、このレースとしては珍しい決着です。旧京都四特のデータを含めても、こういうケースはグレード制導入以降、今回が初めて(皐月賞組の1、2着独占は1回)。

1番人気になったミスティックエイジは皐月賞組の中で、今回は一番着順が悪く、連対もできませんでした。だから、1番人気不振の傾向は一応まだ続いていると言えるかと思います。けれど、3着して馬券にはなったので、これまでの1番人気馬より頑張ってしまったのも確かですね。(H16.5.14)


 
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■くじけずに過去のデータを検討してみる (H16.5.8)


従来の連対馬にはないような戦歴を持った馬がやたらと活躍している今春G1シリーズ。こんなことでは、過去なんか振り返って一生懸命検討したって時間のムダ、ムダ!とフテ寝したくなったりもする。

逆に、これまでなら来そうにない馬を狙うという開き直った手段もあるかもしれない。

NHKマイルCの上位人気馬で言えば、タイキバカラあたりがこのタイプ。この馬、3戦3勝ながら、1400m以下にしか出走歴がないが、NHKマイルC第1回の平成8年以降、1600m以上に連対のない馬はなんと【0.0.0.46】。これほど簡潔な条件で、ここまで例外なく凡走しているデータもなかなかない。こんな美しいデータを打ち破ってタイキバカラが激走したら、ふてくされてしまいそうだ。

結局、基本を崩さず、普段のスタンスで考えれば、NHKマイルCはやはりマイル以上に実績のある馬を狙った方がよいと思う。そして、NHKマイルCを連対する馬には純粋なマイラータイプと、もっと長い中距離で実績を積んだタイプの両方がある。

で、確率を重視するなら、まず注目すべきは中距離実績馬ということになる。マイラータイプに比べて、出走数が少ない割に連対数は結構多いからだ。

東京マイルのG1はスピードだけでは通用せず、中距離も乗り切るだけの底力が必要とよく言われる。それに合致したタイプがNHKマイルCではよく活躍してきたということである。

具体的には芝2000m重賞連対馬という括りがよいだろう。これを満たす馬は平成8年以降、【3.2.0.3】の好成績。これを年明け以降に芝2000m重賞を連対していた馬に限れば【3.1.0.1】と確率はさらに高まる。そして、さらに……このデータを詳しく検討することもできなくはないが、もうこの辺でやめておきたい。

今年の出走馬で「年明け以降に芝2000m重賞を連対」という条件を満たすのは毎日杯1着のあるキングカメハメハと弥生賞2着のあるメイショウボーラー。

この2頭(あるいは少なくともこのうちの1頭)は従来の傾向通り、馬券になってくれるのだろうか? それとも今春G1シリーズはまたも不可解な決着となってしまうのだろうか?
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  《その後の一言》
途中から逃げたタイキバカラが4角先頭。一瞬、そのまま、独走態勢かと思え、「また、やられたか…」と暗澹たる気持ちになりかかりましたが、すぐに形勢は大逆転。有力と見ていたキングカメハメハの圧勝となりました。

毎日杯の前にこのコーナーで「キングカメハメハはクロフネに似ている」と書きました(「たんぱ杯と京成杯は同じなのか、違うのか」)。そして、キングカメハメハはクロフネと同じように毎日杯を勝ち、クロフネと同じようにNHKマイルCに出てきたわけです。両馬は調教師、馬主も同じですし、誰が見てもすぐわかるほどの似た者状態。ここまで似ていると、逆にワナではないか?と疑心暗鬼になったりするのですが、今回は素直に信じて良かったようです。

結局、「芝2000m重賞連対馬」はキングカメハメハが1着、メイショウボーラーが3着。両馬とも馬券になりましたし、やはりこれは使えるデータかと。

それと、アンカツは土日重賞連覇しちゃいましたねー。せっかく前回、「土日重賞連覇の法則」というのを一生懸命書いたら、その時は「法則」が成立せず、今回成立するとは…。何らかの条件つきでこの「法則」は続いているのかもしれません。


さて今回、2着にコスモサンビームが入りましたが、この馬の動きを見ていると、ダービーの枠順について、ある考えが浮かんできました。

枠順予想なんて、やってもそうそう当たるもんじゃないですが…

「ダービーでは8枠18番にコスモバルクが入る」

ような気がしております。まあ、これは当たったら、ほめてもらい、はずれたら、軽く忘れてもらうということで…。(H16.5.14)


 
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■スワンSと京王杯SCは直結するか? (H16.5.16)


京王杯SCは距離1400mで行われる古馬G2戦。1400mの重賞というのはかなり少なく、古馬戦では京王杯SCの他にスワンSがあるだけだ。

京王杯SCは安田記念、スワンSはマイルCSと、共にマイルG1のステップレースとなっており、両者はある意味、似たもの同士と言える。

けれど、右回りで直線平坦の京都と、左回りで直線に坂のある東京ではコースの印象がだいぶ違うのも確か。

それでは、スワンSを好走した馬は同距離・同格の京王杯SCでどのような成績を残しているのだろうか?

スワンSが春から秋へ移り、1400mで行われるようになったのはグレード制導入の昭和59年のこと。この条件で行われたスワンS優勝馬が初めて京王杯SCに出走可能となるのはその翌年の昭和60年からということになる。

そして、前年スワンS1着馬は昭和60年以降の京王杯SCに計7頭出走しているが、その成績をまとめると次表のようになる。

S60 ニホンピロウイナー スワンS1着   京王杯SC1着
S61 コーリンオー スワンS1着   京王杯SC3着
S62 ニッポーテイオー スワンS1着   京王杯SC1着
H2 バンブーメモリー スワンS1着   京王杯SC5着
H9 スギノハヤカゼ スワンS1着   京王杯SC6着
H10 タイキシャトル スワンS1着   京王杯SC1着
H12 ブラックホーク スワンS1着   京王杯SC2着

ニホンピロウイナー、タイキシャトルなど、なかなかの名馬が並ぶが、全成績は【3.1.1.2】でまずまずといったところか。

では、これをさらに一工夫して、もう少し絞り込んでみよう。これらの馬の前年マイルCSでの成績を見てみるのである。

S60 ニホンピロウイナー スワンS1着 マイルCS1着   京王杯SC1着
S61 コーリンオー スワンS1着 マイルCS12着   京王杯SC3着
S62 ニッポーテイオー スワンS1着 マイルCS2着   京王杯SC1着
H2 バンブーメモリー スワンS1着 マイルCS2着   京王杯SC5着
H9 スギノハヤカゼ スワンS1着 マイルCS8着   京王杯SC6着
H10 タイキシャトル スワンS1着 マイルCS1着   京王杯SC1着
H12 ブラックホーク スワンS1着 マイルCS3着   京王杯SC2着

データは上表の通り。スワンS1着で、なおかつマイルCS3着以内と条件を限定すれば、京王杯SCでの成績は【3.1.0.1】となり、連対率は80%の高率となるのである。

京都は直線平坦ではあるが、その京都でマイルG1を善戦以上できる力があれば、東京1400mを乗り切る可能性は高いということだろう。

以上のことから、今年の京王杯SCでは前年スワンS1着馬で、なおかつマイルCS3着馬であるギャラントアローが気になってしまうのである。

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  《その後の一言》
ギャラントアローはバテバテで惨敗。これは見当ハズレなデータでした。

このレースは馬番11番にテレグノシス、馬番6番にキスミーテンダーと昨年の連対馬2頭が昨年とまったく同じ馬番に入ってまして、それも気になったことの一つでした。で、結果はキスミーテンダーの隣にいたウインラディウスが1着、テレグノシスが2着。

これをどうとらえるか微妙ですが、そういえば、3年前のこのレースでも似たようなことがあったんですよね〜。3年前は「前年1〜3着馬が揃って出走した年は…」と題してコラムを書いてまして、「その後の一言」のところで、前年との馬番の類似性について書いてました。その時とまったく同じではないんですが……なんか似てるような……。(H16.5.21)


 
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■マル混解除をめぐって起きている現象 (H16.5.16)


重賞におけるマル混戦というのは基本的には年々徐々に増えてきたわけだが、マル混だった重賞がマル混でなくなるケースもある。

新潟大賞典は平成11年にマル混となったが、マル混だったのはたった2年間だけ。平成13年にはマル混が解除されている。これは平成13年からダービーと菊花賞がマル外馬に部分開放され、そのステップ重賞などもマル混戦になったことと引き換えに行われた処置だった。マル混戦が急激に増えすぎてもよくないと、国内生産者に配慮しているわけである。ちなみにこの年、同様な意味合いでマル混が解除になった重賞としては小倉大賞典、ラジオたんぱ賞がある。

そして、この平成13年から新潟大賞典ではある特徴を持った馬が毎年連対し続けている。オースミブライト、ビッグゴールド、ダンツフレームといった馬たちだ。

これらの馬の共通点とは何だろうか?

それは新潟大賞典のマル混が解除された原因となったダービー、菊花賞の出走歴を持っていることだ。さらに言えば、3頭は皐月賞の出走歴も持っている。

現在の新潟大賞典はマル混でも国際競走でもない重賞だが、そういった区分の象徴的存在…牡馬クラシック三冠出走馬がよく活躍しているということである。

今年のメンバーを見渡すと、牡馬クラシック三冠全戦出走馬はヤマノブリザード、1頭のみ。過去3年の傾向が続くなら、今年はこの馬が連対するはずだが…。

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  《その後の一言》
ん〜、これもダメでしたね〜。ヤマノブリザードはサッパリでした。

勝ったマイネルアムンゼンは菊花賞出走歴はありますが、三冠全戦には出走してません。2着ハレルヤサンデーはクラシック出走歴なし。上で書いたことはもうあまり気にしない方がいいのか、それとも、クラシック出走歴が1回でもある馬はやはり注意ということなのか…。(H16.5.21)


 
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■「ゴトウ」の近辺がどうも怪しい (H16.5.22)


近年の目黒記念はどうも「ゴトウ」と縁がある。

はじまりは平成13年。この時は後藤厩舎のホットシークレットが優勝した。

続く平成14年。連覇を狙った後藤厩舎ホットシークレットは好走できなかったが、その隣馬が1着。また、2着したのは後藤騎手のアクティブバイオだった。

そして、平成15年。今度は後藤騎手が乗るサンライズジェガーの隣馬が1着、後藤厩舎クラフトマンシップの隣馬が2着したのである。

ここまでをまとめると、過去3年の目黒記念では「ゴトウ」が直接連対するか、その隣が連対していることになる。

すると、今年の枠順を見た時、気になるのは8枠。ここには後藤騎手のシャドウビンテージと後藤厩舎のホットシークレットが仲良く隣り合って入っているのである。

そして、特に気になるのはシャドウビンテージ。前秋に東京長距離の1000万・南武特別勝ちという戦歴は一応、平成13年優勝時のホットシークレットと共通しているとも言えるからだ。

さてさて、今年も目黒記念では「ゴトウ」の近辺が連対するのだろうか?

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  《その後の一言》
8枠は連対せず、一番気になったシャドウビンテージは凡走してしまいました。

けれど、後藤厩舎ホットシークレットの逆側の隣にいたチャクラが優勝しました。チャクラは春の天皇賞4着馬で、春天組が優勢という近年の目黒記念の基本傾向とも合致。これも個人的に気になる馬の1頭ではありました。

どういうわけかわかりませんが、やはり今の目黒記念では「ゴトウ」の近辺が連対してくるようです。(H16.5.27)


 
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■G1シリーズの流れを読む (H16.5.23)


西高東低が競馬用語(?)になって久しいが、今春G1シリーズでは桜花賞、皐月賞、天皇賞(春)で関東馬V3という異変が起こった。次のNHKマイルCでは「流れは完全に関東馬。ここは関東馬から勝負だ!」みたいな新聞記事が目についたりしたが、結果は関西馬が1〜3着を独占。そう単純に事は運ばない。

では、G1シリーズは西高東低の基本傾向に戻ってしまったのか? いや、そうではなく、今回のオークスは再び関東馬に流れが向かうんじゃないかと思えることがある。

関東馬が3連勝した桜花賞、皐月賞、天皇賞(春)に共通することは何か? それはマル混戦でも国際競走でもないことである。これら3レースに現在はマル外馬が出走可能となっているが、それには頭数制限がついており、マル外完全開放にはなっていない。だから、これら3レースはマル混戦にはなっていないのである。

さて、そこで、今年これまでのG1を優勝馬が関東馬か関西馬かで整理してみよう。その際、G1を二つの群に分けてみる。「マル混戦または国際競走」と「マル混戦でも国際競走でもない競走」だ。

マル混戦または国際競走
フェブラリーS 1着アドマイヤドン 関西馬
高松宮記念 1着サニングデール 関西馬
NHKマイルC 1着キングカメハメハ 関西馬

マル混戦でも国際競走でもない競走
桜花賞 1着ダンスインザムード 関東馬
皐月賞 1着ダイワメジャー 関東馬
天皇賞(春) 1着イングランディーレ 関東馬

ご覧の通り、優勝馬の所属はきれいに分かれた。「マル混戦または国際競走」はすべて関西馬、「マル混戦でも国際競走でもない競走」はすべて関東馬が優勝している。だから、マル混戦でも国際競走でもないオークスは関東馬が優勝するのでは?と思えるのである。

しかし、関東馬といっても、何頭も出走しているわけだし、その中には前日最終段階で単勝1.2倍の圧倒的な支持を集めるダンスインザムードもいる。これでは大して役に立たない白々しいデータと言われてしまうかもしれない。


ダンス消えろと願っている穴党の人には申し訳ないが、さらにダンスインザムードへ追い風となるようなちょっとした傾向も今春G1シリーズには見られる。

今度はマル混戦云々に関係なく、桜花賞以降のG1で藤沢和厩舎所属馬の動きを見てみたい。

桜花賞 ダンスインザムード 1着
皐月賞 藤沢和厩舎出走なし
天皇賞(春) ゼンノロブロイ 2着
NHKマイルC 藤沢和厩舎出走なし
オークス ダンスインザムード

ご覧の通り、桜花賞以降のG1で藤沢和厩舎は1走置きに連対するかのような兆候が見られるのである。


てなわけで、ダンスインザムードがイヤイヤ来ちゃいそうだな〜といったムードが漂っているわけだが、そんな大人気馬のことばかり語っても面白くない。そこで、今度は今年のG1シリーズにおける3着騎手にスポットを当ててみよう。

フェブラリーS 3着スターリングローズ 福永
高松宮記念 3着キーンランドスワン 四位
桜花賞 3着ヤマニンシュクル 四位
皐月賞 3着メイショウボーラー 福永
天皇賞(春) 3着シルクフェイマス 四位
NHKマイルC 3着メイショウボーラー 福永

う〜む、これはずいぶんきれいで、よくできている。今年のG1では福永騎手か四位騎手しか3着になっていないのである。これでオークスも福永か四位か、どちらかが3着するのではないか?と期待が膨らんでくる。

では、さらに欲張って、福永か四位か、どちらが今回3着すると判定することはできないだろうか? 上表のG1をさきほどのようにマル混戦云々で分類するのはうまくいかない。2人の騎手が1回置きに3着しているわけでもない……けれど、そこには簡単ないい分け方があるのだった。

フェブラリーS 関東 3着スターリングローズ 福永
高松宮記念 関西 3着キーンランドスワン 四位
桜花賞 関西 3着ヤマニンシュクル 四位
皐月賞 関東 3着メイショウボーラー 福永
天皇賞(春) 関西 3着シルクフェイマス 四位
NHKマイルC 関東 3着メイショウボーラー 福永

話は大して難しくない。G1の行われるコースが関東か関西かで分けるだけだ。すると、関東のG1では必ず福永が、関西のG1では必ず四位が3着しているのである。

となると、関東で行われるオークスでは福永騎手が3着するのだろうか? 彼の乗るダイワエルシエーロが気になるところである。
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  《その後の一言》
福永ダイワエルシエーロは3着どころか、勝っちゃいましたね〜。馬券的にはそれでもいいという面もなくはないですが、1着とわかっていれば、それなりの対処ができたわけだし、福永騎手には悪いですが、データ的にはどうも美しくない…。

関東馬が勝つのでは?という予想はハズれました。ダイワの冠名でおなじみの大和商事は関東の馬主というイメージが強いんですけどねー。これは松田国厩舎だから関西馬。

イヤイヤ来ちゃうんじゃないかと思えたダンスインザムードはなんと馬券対象にもなれない4着。こういうのはムードに流されちゃいかんな〜と改めて反省しました。

多くの人がダンスインザムードの二冠を期待していたわけですが、終わってみれば、皐月賞に続き大和商事がクラシック二冠、NHKマイルCに続き松田国厩舎が東京G1を2連勝という結果になってしまいました。(H16.5.27)


 
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■単純な傾向を組み合わせて考える (H16.5.29)


金鯱賞にはある単純な傾向がある。前走1着馬がよく連対しているのだ。

平成8年にG2別定戦となった金鯱賞だが、前走1着馬はそれ以降の8年間で8連対しており、8年中7年は連対している。

唯一、前走1着馬が連対できなかったのは平成13年だが、この時も前走1着馬は1着同枠には入っていた。つまり、金鯱賞がG2別定戦になってからの8年間は毎年前走1着馬の入った枠が連対してきたと言えるわけだ。

そこで、今年のメンバーを見渡すと、前走1着馬は唯1頭、メイショウドメニカだけ。けれど、このメイショウドメニカの前走1着というのは福島記念で約半年も前の話。前走1着といっても、その前走が前年のレースという馬は平成8年以降の金鯱賞で連対したことはないので、ここはちょっと厳しいかもしれない。

そこで、これまで連対してきた前走1着馬の話に戻り、もう少し考えてみる。

これらの馬の多くはある単純な特徴を持っていた。4歳馬が非常に多いのである。

G2昇格以降の金鯱賞は4歳の連対数が多く、連対率が高いレースとなっている。そして、実は過去8年、前走1着馬として金鯱賞を連対をした馬の8頭中7頭までが4歳馬となっているのである。さらに言えば、4歳馬は前走1着馬しか連対したことがない。逆から眺めると、4歳馬で前走1着でない馬は1頭も連対していないとも言える。

今年の金鯱賞に4歳馬は5頭出走。そこにはG1馬が3頭も含まれており、なかなかの好メンバーと言える。けれど、これらの4歳馬に前走1着馬は1頭もいない…。

となると、今年は4歳馬が連対できない金鯱賞となるのだろうか?

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  《その後の一言》
有力馬に関して「4歳馬で前走1着でない馬は1頭も連対していない」というデータを適用すれば、残ったのは8枠のタップダンスシチーとマグナーテンだけ。そこで、8枠がかなり有力、大体この2頭で決まってしまうのではないか?と思ってたんですが、タップダンスシチーは勝ったものの、マグナーテンは4着止まりでした。

2着に来たのは前走1着ではない4歳馬ブルーイレヴン。きれいに傾向ケイゾクとはなりませんでしたね〜。

ちなみにタップダンスシチーは「東京競馬場リニューアル記念」というその時だけの特別な記念レースを勝ったことのある馬。「日本中央競馬会創立50周年記念」という今年だけのサブタイトルがついた金鯱賞にふさわしい馬とも言えました。(H16.6.3)


 
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■非常にシンプルな最重要データ (H16.5.30)


NHKマイルC終了後に「ダービーでは8枠18番にコスモバルクが入る」なんてことを書いたが(「くじけずに過去のデータを検討してみる」)、コスモバルクは8枠18番ではなく、5枠9番に入り、枠順予想はハズれてしまった。

それでも、日本ダービーのコスモバルクは非常に気になる存在だ。中央所属馬ではないコスモバルクだが、ラジオたんぱ杯1着、弥生賞1着、そして皐月賞1番人気2着という歩みは堂々たるクラシックの王道と言えるもの。キングカメハメハのようにNHKマイルCからダービーを目指すなんてのは奇策なのだ(松田国師は大好きなようだが)。

ダービーも徐々に変化しており、最近は奇策が通じることもあるから、キングカメハメハにも可能性はあるのかもしれないが、やはり、コスモバルクのような戦歴がいい。惚れ惚れしてしまう。

コスモバルクはたんぱ杯を勝った後から気になりだした馬であり、次のようにたんぱ杯の「その後の一言」、弥生賞、皐月賞と当欄では取り上げてきた。

「同じ馬主ばかり1番人気になるレース」(ラジオたんぱ杯2歳S)
「コスモ旋風はまだ続くのか?」(弥生賞)
「コスモバルクはアグネスタキオンの再来か?」(皐月賞)

そして、いよいよダービーを迎えたわけだが、最後の仕上げはダービーで何番人気に支持されるかということにある。

非常に単純な話で恐縮だが、今のダービーは1番人気が非常に強い。平成2年以降の1番人気は【9.4.1.0】。連対率は9割を超え、全馬が馬券になっている。これだけ極端な数字であれば、他の様々なデータを押しのけて、今のダービーの最重要データになっていると言えてしまう。

キングカメハメハがNHKマイルCを5馬身というとんでもない差で勝ったため、こちらが1番人気になるのでは?という見方もあったようだが、当日早朝までのオッズを見ると、コスモバルクの方がギリギリ1番人気を守りそうに思える。

さてさて、コスモバルクは最終的にも1番人気となり、その後押しを受け(?)、ダービーを好走することができるのだろうか?
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  《その後の一言》
次のコラムの「その後の一言」へまとめて書きます。(H16.6.3)


 
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■スズカマンボの習性について考える (H16.5.30)


日本ダービーの当日早朝段階で15番人気、単勝60倍台のオッズを示しているのがスズカマンボ。ほとんど注目されていない馬ではあるが、この馬のまわりにはちょっと面白いことがあるので、取り上げてみたい。

このスズカマンボという馬、重賞ではきれいに負けて、オープン特別ではきれいに連対していたので、いわゆるオープン大将というやつかな?と一時期思ったことがあった。けれど、前走は重賞の京都新聞杯で2着しており、オープン特別でなくても連対することができたのである。

そこで、この馬が連対するか凡走するかの分かれ目は、オープン特別か重賞かといったことではなく、もっと別なところにあるのではないか?と思えてきたのだった。

答は結構簡単。レースの行われる場所が関東か関西かで分ければ良いのだ。スズカマンボはオープンクラスのレースで関東なら【0.0.0.4】と1回も馬券になっていないが、関西だと【1.2.0.0】で連対10割なのである。

ってことは関東で行われるダービーじゃ、スズカマンボはいらね〜な!……なんてことを人気薄の馬について一生懸命主張しても大して意味がない。

けれど、関東の重賞でスズカマンボはいつもある現象を起こしていたのだ。

札幌2歳S
2枠 2番 アズマサンダース 2着
3枠 3番 スズカマンボ 9着

朝日杯FS
8枠 15番 メイショウボーラー 2着
16番 スズカマンボ 13着

京成杯
6枠 6番 マイネルマクロス 2着
7枠 7番 スズカマンボ 4着

皐月賞
8枠 17番 スズカマンボ 17着
18番 コスモバルク 2着

ご覧の通り、該当レース4回ともスズカマンボの隣馬が連対、それも2着している。そして、関西のオープンクラス3戦ではスズカマンボ自身が連対しても、その隣馬は1回も連対していないのだ。

さて、そうなるとダービーでもスズカマンボの隣が気になってくるわけだが、右隣にはキングカメハメハ。前項では「奇策」のローテと書いた馬だが、こうなると、奇策が通用してしまうのだろうか?

それとも、スズカマンボの逆側の隣でキョウワスプレンダ。この馬が穴をあけるのだろうか?
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  《その後の一言》
ここは前のコラム「非常にシンプルな最重要データ」とひとまとめにして反省を書きます。

まず、前のコラムで書いた「当日早朝までのオッズを見ると、コスモバルクの方がギリギリ1番人気を守りそうに思える」との見立てが大きな誤りでしたね。1番人気はアッサリ逆転してキングカメハメハのものとなり、最終的にはキングカメハメハ2.6倍の1番人気、コスモバルク3.3倍の2番人気となりました。

自分は当初、その戦歴に「惚れ惚れして」しまったコスモバルクを本命視していたのですが、2番人気になってしまった途端、どうも分が悪い。ダービーでは平成2年以降の1番人気【9.4.1.0】という圧倒的な好成績に対し、2番人気は【1.3.0.10】程度でしたからね。

そして、逆転1番人気となったキングカメハメハは上に書いたスズカマンボの隣にも当たっていたわけで、こちらを軸にしなければ仕方がないという感じになったわけです。

でも、戦歴的にはキングカメハメハは疑問だな〜という思いもあったんですね。

「たんぱ杯と京成杯は同じなのか、違うのか」
「くじけずに過去のデータを検討してみる」

上記のコラムのように当コーナーでも何回か触れましたし、みなさん戦歴を見ればわかると思うんですが、キングカメハメハ=クロフネだと思ってましたので。

そうすると、クロフネはダービーでは5着に終わったわけで、キングカメハメハもダメなんじゃないの?というふうに考えたりするわけです。けれど、さらに言えばクロフネはダービー5着ながら1着同枠馬でもあったわけで、そこに微妙な要素が残ってはいました。

だけどね〜、キングカメハメハには戦歴以外にも「惚れ惚れ」できない要素がありました。この馬、すごくたくさん乗り替わってるんですよね。デビュー以来、乗った騎手は安藤勝、武豊、バルジュー、福永と7戦で4人。こんなに乗り替わりの多い馬がダービーを勝つのは珍しいです。こんなんでダービーを本気で狙ってるつもりか?との疑問が完全には払拭できなかったわけですね。

上で書いたようにスズカマンボの隣馬が連対するケースでは今までは全部2着だったですし、キングカメハメハは頑張って2着ぐらいじゃないかな?と考えたりしました。

けれど、キングカメハメハは2着止まりの連対ではなく、優勝して変則二冠を達成。自分は松田国師の戦法を「奇策」と評しましたが、もう、時代は変わっているのかもしれません。(H16.6.3)


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