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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


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平成16年4月分
■重要なカギを握る昨秋のあるレース (H16.4.4)
■マイラータイプか? スプリンタータイプか? (H16.4.10)
■ファンタジーS2着馬について考える (H16.4.11)
■「国際化初年度の法則」G2編 (H16.4.17)
■コスモバルクはアグネスタキオンの再来か? (H16.4.18)
■ミモザ賞連対馬について考える (H16.4.25)
■アンタレスSの出目連動説 (H16.4.25)




 
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■重要なカギを握る昨秋のあるレース (H16.4.4)


以前、大阪杯の基本斤量は4歳56キロ、5歳以上57キロだった(新年齢表記、牝馬は2キロ減)。これが平成13年から年齢に関わらず一律57キロに変更されたのである(もちろん、牝馬2キロ減については変わらず)。

昔より1キロ余計に背負わされる4歳馬は常識的には不利になったと思えたのだが、変更初年度、平成13年の大阪杯はなんと、1〜3着をすべて4歳馬が独占。それも、単勝1.3倍の断然人気だった5歳テイエムオペラオーを4着に押しのけてである。

その後の2年間はさすがに4歳馬が1〜3着独占とはならなかったが、優勝したのは共に4歳。つまり、大阪杯では4歳馬が斤量的に不利になった年から3連勝しているのである。平成12年以前の大阪杯では4歳馬の成績が今イチだったのだから不思議としか言いようがない。

今年は上位人気馬のうち、ネオユニヴァースとアドマイヤグルーヴが4歳馬。ならば、4歳馬のV4も十分と思えてくるが、この2頭は過去1年以内にG1を勝っているため、基本斤量から2キロ増量されたいわゆる「増量馬」となっている。これに対し、ここ3年、勝利を飾ってきた4歳馬はいずれも「非増量馬」。だから、話がちょっと違うかな?という気がしなくもない。

けれど、その話をこれ以上追求するのはやめにして、次に今年の古馬中長距離戦線についてヨコの流れを追ってみたい。

実を言うと、ヨコの流れを見ても、今年の4歳馬はどうも強力という印象を受けるのである。ただし、牝馬のことは現状ではまだよくわからない。特に強力なことがハッキリしているのは昨年クラシック戦線を戦った牡馬である。

ここに来て起こっている現象から逆算していくと、昨秋のある3歳重賞に行きつく。これが重要なカギを握っていると思えるのだ。

その3歳重賞というのは神戸新聞杯である。

ここで昨秋の神戸新聞杯入着馬がその後どうなったか、表にまとめてみよう。

ゼンノロブロイ 神戸1着 菊花4着   有馬3着 日経賞2着
サクラプレジデント 神戸2着 菊花9着 JC14着   中山記念1着
ネオユニヴァース 神戸3着 菊花3着 JC4着   大阪杯 ?
リンカーン 神戸4着 菊花2着   有馬2着 阪神大賞典1着
ザッツザプレンティ 神戸5着 菊花1着 JC2着 有馬11着 阪神大賞典2着

上表の神戸新聞杯入着馬5頭は昨秋のG1戦線でもそれなりに活躍したが、特筆すべきは今年になってからの戦績である。これまで入着馬5頭中4頭が年明け以降のG2別定戦へ出走し、4頭ともすべて連対を果たしているのだ。

そして、この中で今年まだ未出走なのはネオユニヴァースだけなのである。

大阪杯のネオユニヴァースは断然人気となりそうで(前日最終段階では単勝1.4倍)、その点がつまらないのだが、この表を見ているとそれでも仕方ないのかな?というムードなんだなぁ〜。
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  《その後の一言》
結構際どかったですが、ネオユニヴァースは1着となりました。今後も神戸新聞杯入着馬5頭の動きは要注目ですね。

ネオユニヴァースに最後まで食い下がったマグナーテンはこれで大阪杯2年連続2着。昨年は58キロを背負って2着でしたが、今年は57キロで2着でした。マグナーテンの斤量が昨年と今年で違うのはグレード別定戦の別定規定が変更された恩恵を受けたもの。この件については阪急杯の時に書きましたが(「グレード別定規定の変更について」)、その後も興味深い展開になっているように思えます。また、機会があったら何か書くかもしれません。(H16.4.8)


 
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■マイラータイプか? スプリンタータイプか? (H16.4.10)


4年前から中山マイルで行われるようになったニュージーランドT。その4年間の連対馬8頭について、当レース出走時までの連対最長距離を調べてみると、次のようになる。

1着馬名 連対最長距離   2着馬名 連対最長距離
H12 1着エイシンプレストン 1600m   2着マチカネホクシン 1800m
H13 1着キタサンチャンネル 1600m   2着ネイティヴハート 1600m
H14 1着タイキリオン 1200m   2着サーガノヴェル 1200m
H15 1着エイシンツルギザン 1200m   2着ギャラントアロー 1400m

ご覧の通り、前半2年と後半2年で明らかに傾向が一変している。前半はマイラータイプ、後半はスプリンタータイプが活躍しているのである。

さて、それでは、現在のニュージーランドTはマイル戦なのだから、ここ2年は例外と考えた方がいいのだろうか? それとも最新の傾向こそ重要という考え方に基づき、今年もスプリンタータイプが活躍すると予測した方がいいのだろうか?

どちらの方針を取るかで、重視する馬、軽視する馬がまったく違ってきてしまうから、まったく困ってしまうのである。

それで困った、困ったと考えていると、ふと気になってきたことがあった。それはニュージーランドTの過去4年の施行日である。ここで上表に施行日をちょっとつけたしてみたい。

施行日 1着馬名 連対最長距離   2着馬名 連対最長距離
H12 3中5 1着エイシンプレストン 1600m   2着マチカネホクシン 1800m
H13 3中5 1着キタサンチャンネル 1600m   2着ネイティヴハート 1600m
H14 2中5 1着タイキリオン 1200m   2着サーガノヴェル 1200m
H15 4中5 1着エイシンツルギザン 1200m   2着ギャラントアロー 1400m

過去4年、皐月賞開催の5日目という日程は変わっていない。しかし、通常であれば「3回中山」となる開催が、一昨年は「2回中山」、昨年は「4回中山」として行われている。過去2年は「変則回数戦」と呼べるような状況になっていたのである。

こうなると、「開催回数」が連対馬のタイプに影響を与えているように見えてこないだろうか? つまり、「通常回数戦」ではマイラータイプが、「変則回数戦」ではスプリンタータイプが活躍するというように。その理由はまったくわからないのだが…。

この「仮説」が正しいとすると、「3回中山」という通常の回数で行われる今年のニュージーランドTはマイラータイプを重視すべきということになる。そして、「3回中山」で行われた平成12、13年のニュージーランドT優勝馬は共にアーリントンC連対馬ということが気になってくる。となると、今年は人気でもアーリントンC1着馬シーキングザダイヤには逆らえないな〜ってな雰囲気になるのである。
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  《その後の一言》
シーキングザダイヤは鋭い末脚を繰り出し快勝。これはいいんですが、2着ナイストップボーイはなんと16頭立ての16番人気馬。同馬は1400mで2勝しており、スプリンタータイプかマイラータイプか分類の難しい馬ですが、そんなことより、芝実績が全然ないのが問題ですよねー。このレース、ダート実績のある馬が結構好走する傾向はありますが、ここまでダートに実績が片寄った馬が好走したことはなかったですからね。

また、3着がナムラビッグタイムで、これは明らかにスプリンタータイプ。となると、スプリンタータイプとマイラータイプを「開催回数」に絡ませて考えるのは間違いかもしれません。そういったこととは別に、アーリントンC連対馬はとにかく今のニュージーランドTでは強いってことなのかも。…(H16.4.16)


 
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■ファンタジーS2着馬について考える (H16.4.11)


桜花賞を考える上でファンタジーSとの関係は見逃せないポイントだ。

以前はファンタジーS1着馬が桜花賞を連対してくるパターンがあったが、近年目立っているのはファンタジーS2着馬の入った枠が桜花賞で連対してくるパターンである。

はじまりは平成12年。前年ファンタジーS2着馬はグロウリボンだったが、次のように同馬は桜花賞でチアズグレイスと同じ枠に入っていた。

平成12年
4枠 7番 グロウリボン ファンタジーS2着  
8番 チアズグレイス 阪神3歳牝馬S4着 桜花賞1着

そして、みなさん、ご承知の通り、チアズグレイスは桜花賞を勝ったのである。

では、翌年の桜花賞でファンタジーS2着馬はどうだったろうか?

平成13年
4枠 7番 テンザンデザート ファンタジーS2着  
8番 テイエムオーシャン 阪神3歳牝馬S1着 桜花賞1着

上記の通り、またもファンタジーS2着馬は桜花賞連対枠入りを果たしたのだった。

では、翌年はどうだろう?

平成14年
7枠 14番 ツルマルグラマー ファンタジーS2着  
15番 アローキャリー 阪神JF2着 桜花賞1着

今度もまたまたファンタジーS2着馬は桜花賞で連対枠入りしたのだった。

そして、この3年をまとめて振り返ると、ファンタジーS2着馬が単に桜花賞の連対枠に入るという以上の美しい規則性が見られたのである。

(1)3年ともファンタジーS2着馬の同枠左隣の馬が1着している(「左隣」というのはタテ書きの馬柱で見た場合)。

(2)その同枠左隣の馬はいずれも阪神JF(旧阪神3歳牝馬S)4着以内という戦歴を持っている。

こうなると、翌平成15年はファンタジーS2着馬の同枠左隣に阪神JF4着以内馬が入らないかな〜と待ちかまえてしまうわけだが、残念ながらこれがそうはならなかった。

平成15年
7枠 13番 シーイズトウショウ ファンタジーS2着 阪神JF4着 桜花賞2着
14番 アドマイヤグルーヴ    

平成15年、つまり昨年はシーイズトウショウが前年ファンタジーS2着馬として桜花賞へ出走したが、その同枠左隣に入ったのはアドマイヤグルーヴだった。しかし、アドマイヤグルーヴは1番人気に支持されるほどの有力馬だったものの、阪神JF出走歴は持っていなかったのである。

けれど、実はシーイズトウショウ自身が阪神JF4着という戦歴を持っており、今度はこのシーイズトウショウ自身が13番人気という人気薄ながら、2着に激走したのだった。

ちなみにこれ以前のファンタジーS2着馬、グロウリボン、テンザンデザート、ツルマルグラマーはいずれも阪神JF(旧阪神3歳牝馬S)4着以内という戦歴は持っていない。

さて、そこで今年だが、前年ファンタジーS2着馬はロイヤルセランガー。この馬は6枠12番という枠の左側に入ったので、そもそもロイヤルセランガーの同枠左隣という馬は存在しないことになる。そして、ロイヤルセランガー自身が阪神JF4着馬であり、阪神JF4着以内という戦歴を持っているのである。もっと簡単に言えば、ファンタジーS2着→阪神JF4着という過程がシーイズトウショウに似ているのだ。

こうなると、ロイヤルセランガーが桜花賞を連対するのでは?と思えてきてしまうわけである。

もっとも、ロイヤルセランガーはシーイズトウショウと何から何まで似ているのではなく、問題もなくはない。同馬は前走のフィリーズRで6着になったが、桜花賞では前走5着以下の馬がほとんど走らない傾向があるのだ。

桜花賞では前走5着以下とかなり負けていた場合、前走で1番人気に支持されていることが連対条件となってくる。つまり、桜花賞を連対するには前走4着以内か前走1番人気が必要と思われるのだ。この条件を満たさずに連対した馬というと、遠く昭和59年まで遡ることになる(4歳牝特6着から優勝したダイアナソロン)。

だから、トライアルを負けすぎたロイヤルセランガーは直ちに飛びつきたくなるほどの存在ではないのだが、前日最終段階で16番人気という極端な人気のなさを見てしまうと、やっぱり、ちょこっとここから行ってみたくなったりする。

何しろ、小難しいことを考えなくても、少し前までは人気のスイープトウショウやヤマニンシュクルあたりと小差の競馬をしていた馬である。そんな実力馬にしては人気なさすぎということはないだろうか? そして、それは昨年桜花賞時のシーイズトウショウを思い起こさせるキャラとも思えるのだ。

ロイヤルセランガー=シーイズトウショウと考えるのはファンタジーに終わってしまうのだろうか?
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  《その後の一言》
ん〜、当たり馬券の回りをグルグル回ってはいるけど、当たり馬券そのものにはどうしても手が届かないといいましょうか、自分の詰めの甘さをまたも痛感させられる結果となってしまいました。

結局、ロイヤルセランガー=シーイズトウショウと考えるのはファンタジーだったわけですね。しかし、ロイヤルセランガーの左隣の馬は2着しました(同枠ではなく、隣枠だけど)。アズマサンダースですね。この馬、阪神JF4着以内でない点が引っ掛かり、どうも重視できませんでした。負け惜しみになってしまいますが、仮にロイヤルセランガーが阪神JF6着、アズマサンダースが阪神JF4着だったら、アズマサンダースを◎にしてたと思うんですけどね〜。

勝ったダンスインザムードはまともに戦歴を考えると非常に狙いにくい馬でした。本番・桜花賞と同じコースの芝を未経験の馬は昭和59年以降、【0.2.5.65】で連対率3%程度。また、フラワーCが重賞となった昭和62年以降、フラワーC出走馬は【0.0.2.18】で連対馬は1頭も出てなかったですからね。

けれど、例の「名馬で振り返る50年」がメジロラモーヌ。同馬はテレビCMでもネタになってました。そして、ダンスインザムードはそのメジロラモーヌ以来、18年ぶりの関東馬優勝。それもラモーヌと同じ5枠で(ついでに言えば、ラモーヌの馬番は13番でこれは2着アズマサンダースと同じ)。サイン的な面からは狙い目はあったというところでしょうか。

それと武豊騎手に関しては非常に単純な気になることが他にもあったのですが、それは今週も続くかも…。とりあえず、今はここに書くのをやめておきます。(H16.4.16)


 
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■「国際化初年度の法則」G2編 (H16.4.17)


マイラーズCは今年からさりげなく国際競走となっている。今年のマイラーズCにカク外馬は出走していないし、今後も出走することは滅多にないだろう。有名無実な国際化と言えるかもしれないが、とにかく、このレースは国際競走となった。JRAの国際化計画はジワジワ進んでいるのである。

その影響で、昨年までは賞金別定戦で行われていたものが、グレード別定戦に変更された。マイラーズCへカク外馬がもし出走してきたとすると、その賞金を「円」に換算するというややこしい問題が生じてくるし、国によって賞金水準が大きく異なるので、収得賞金による増量規定が適切かどうか非常に怪しくなってくる。だから、そうしたわずらわしさのないグレード別定戦に変更されたということだろう。

こんな感じでレースの施行条件はいつのまにか変わっていることがあるから要注意なのだが、「国際化」というと、気になるのは前年優勝馬である。

それは「国際化初年度に前年優勝馬が出てくると優勝する」パターンが多いからだ。この「法則」については今までも何回か書いてきたし、番組表派の方には有名な話だと思う。特にG1については、完璧と言えるほど見事にこの「法則」が成り立っていたりするのだが、今回はG2なので、G1のことは省き、G2について検証してみたい。

それまで国際競走でなかったG2が国際競走となった例は過去に10例ある。このうち、国際化初年度に前年優勝馬が出てきた例は少なく、2例しかない。

H8 毎日王冠 前年優勝馬スガノオージ 10着
H14 阪神大賞典 前年優勝馬ナリタトップロード 1着

上表の通り、1回は連覇に成功、1回は失敗している。2戦1勝では高確率とは言えない。このデータだけを正確に見れば、G2では「国際化初年度の法則」が成り立つとは限らないと言わざるを得ない。

けれどここまでこのネタで書いてきて、こういう結論も何なのだが、今回のローエングリン(前年優勝馬)は、他のデータも考えあわせると、やっぱり有力な気がするんだよなぁ〜。
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  《その後の一言》
前年優勝馬ローエングリンは2着確保。といっても、単勝1.4倍の断然人気でしたからね〜。勝てなかったのでは今イチという感も。

マイラーズCは平成12年に日程が変更されましたが、それ以降、関東馬がずっと連対し続けています。全般的な西高東低傾向の中にあって、関西重賞で関東馬が連続連対するのは結構珍しい。そして、今年の出走馬で関東馬はローエングリン1頭だけというのも、この馬を有力と思った理由の一つでした。(H16.4.21)


 
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■コスモバルクはアグネスタキオンの再来か? (H16.4.18)


道営競馬にはスタリオンシリーズというものがある。これは当該レースの優勝馬(または1〜3着馬)の馬主に、決められた種牡馬の次年度の種付け権利が副賞として贈られるものである。

平成15年度のスタリオンシリーズは日本競走馬協会の「スタリオンシリーズ競走 日程表」というページで見ることができる。これを見ると、スタリオンシリーズには交流重賞や重賞が含まれているが、重賞ではない特別競走で副賞となる種牡馬の名前をそのままつけたレースがかなりあることがわかる。クロフネ賞とかスペシャルウイーク賞とかトウカイテイオー賞といった具合である。

かつて、このスタリオンシリーズを2着し、その後、中央競馬のG1へ挑んだ馬がいた。ヤマノブリザードである。

ヤマノブリザードは道営競馬のグラスワンダー特別を2着した後、中央競馬の朝日杯FSへ出走。そこで2着したのである。

ここでちょっと気になったのは朝日杯はグラスワンダーが勝ったレースということだ。つまり、グラスワンダー特別を連対したヤマノブリザードはグラスワンダーと同じ道を少し歩んだということである(朝日杯以降のグラスワンダーとヤマノブリザードはもちろん全然違うのだが)。

そこで気になってくるのが、皐月賞に出走するコスモバルク。同馬は4走前にアグネスタキオン賞を2着している。となると、それ以降、アグネスタキオンと同じ道をたどるということはないだろうか?

これが今のところ、気持ち悪いと言っていいほど、似た道筋をたどっていると思えるのである。コスモバルクはラジオたんぱ杯と弥生賞を連勝したが、これはアグネスタキオンとまったく同じなのだ(中央競馬のレースに限れば皐月賞出走時点で3戦3勝というのも同じ)。

たんぱ杯と弥生賞を勝つ馬など珍しくないと思う人もいるかもしれない。しかし、今年の弥生賞後にも少し触れたが(「コスモ旋風はまだ続くのか?」)、これは大変な偉業なのである。

昨年の弥生賞時にも書いたことだが、そもそもたんぱ杯馬は皐月賞トライアルを勝ちにくいのだ(「たんぱ杯馬は皐月賞トライアルを勝ちにくい?」)。出世レースのたんぱ杯を勝てば、皐月賞トライアルを勝つことなど容易とも感じられるが、事実は違っている。

これまでたんぱ杯馬は皐月賞トライアルで【2.4.2.4】。勝てた馬は2頭しかいない。その2頭とはアグネスタキオンとコスモバルクで、勝った皐月賞トライアルとは共に弥生賞なのである。

そして、たんぱ杯→弥生賞連勝というやりにくいことをやったアグネスタキオンは続く皐月賞も勝ってしまった。

弥生賞→皐月賞連勝というのも、できそうでなかなかできない大変なこと。同距離同コースだし、不思議なことだが…。グレード制導入の昭和59年以降、弥生賞馬は皐月賞で【3.0.6.7】。人気になっておいて3〜4着までなんてことがとにかく多い。一応、3勝しているが、うち2頭は昭和時代のシンボリルドルフとサクラスターオー。平成以降に限定すると、前記の数字は【1.0.5.5】となる。そして、この1頭だけの優勝馬がアグネスタキオンというわけだ。

ここまでをまとめると、たんぱ杯→弥生賞連勝、弥生賞→皐月賞連勝は共にかなり難しいことだが、一旦、たんぱ杯→弥生賞連勝をやってしまえば、皐月賞にはすぐ手が届くといったことになる。

さてさて、アグネスタキオン賞2着馬のコスモバルクはこのアグネスタキオンが開拓したルートを通って、たんぱ杯、弥生賞に続き、皐月賞も勝ってしまうのだろうか?
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  《その後の一言》
コスモバルクは2着して連対確保。

けれど、この馬の戦歴をアグネスタキオンに重ね合わせて考えていたので、正直ここは1着じゃないかと思ってました。だから、自分は単勝を結構買ってたんですが、単勝に関してはやられちゃいました(涙)。

まあ、考えてみれば、最初に例として挙げたグラスワンダー特別2着のヤマノブリザードも、グラスワンダーが1着した朝日杯で2着してるだけなんですけどね。同じレースを連対したことでは共通しているけど、着順は正確には一致していない。

ん〜〜、それにしてもコスモバルクが負けた馬がダイワメジャーってのはねー。納得できないですな〜。ダイワメジャーは収得賞金400万円。トライアルで連対はできなかったが3着になって優先出走権を取った500万条件の1勝馬ですね。こういう権利をやっとこさ取ったタイプは大体G1で好走しないもんですけどね〜。何しろ、1勝馬の皐月賞優勝は54年ぶりらしいです。

H14 1着 ノーリーズン ドイル
2着 タイガーカフェ デムーロ
H15 1着 ネオユニヴァース デムーロ
H16 1着 ダイワメジャー デムーロ

デムーロにしてやられた、最近の皐月賞はデムーロばかり来ているとも言えますが、単にデムーロというだけでなく、「外人騎手」ととらえた方がいいかも。

平成14年といえば、皐月賞にマル外馬が出走可能となった年。それ以降の皐月賞でマル外馬はさっぱり走っていませんが、その代わり(?)のように外人騎手がV3となっているわけです(上表)。

コスモバルクの話に戻ると、同馬はここで2着したのでダービーの出走権を確保。今後も注目の1頭かと思います。(H16.4.21)


 
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■ミモザ賞連対馬について考える (H16.4.25)


フローラS(旧4歳牝特)は日程のちょっとした変更で傾向が激変した好例と言える。

平成11年までのこのレースは2回東京2週目に行われており、桜花賞からは中2週だった。そして、桜花賞出走馬とか、桜花賞トライアル連対馬とか、忘れな草賞連対馬が強い、かなり傾向のハッキリしたレースだったのである。

けれど、平成12年に日程が1週早くなって、2回東京開幕週の施行となり、桜花賞から中1週になると、桜花賞組はどこかへ吹き飛び、違ったタイプの馬がドンドコ好走し始めたのだった。

1勝馬が2勝以上の馬と互角以上に戦い、年明け以降に初勝利を挙げたような遅咲きの馬や同距離実績のある馬がよく活躍する……こんなところが日程変更後の大ざっぱな傾向と言えるが、それらも絶対的なものとは言えず、予想の難しい混沌とした世界になってしまった。馬券を買うにしても、ワイドとか枠連とか、そういった弱気な種類にしたくなるところだ。

そんな風に先に言い訳をしておいて(笑)、気になる1頭を挙げれば、ヴァルパライソという馬になる。

ヴァルパライソは前走500万のミモザ賞を勝ってきたが、このミモザ賞がフローラSと同じ芝2000mになったのは平成9年のこと。そこで、ここでは平成9年以降のミモザ賞連対馬について、検討してみたい。最初に「平成12年に傾向が一変した云々」と書いたのに、なんで平成11年以前のデータも使うかと言うと……ん〜〜、まあ、細かいことは気にしない、気にしない。

馬 名 初勝利時の距離 ミモザ賞成績 フローラS成績
(旧4歳牝特成績)
H9 スパークアロー 新馬芝1600m 1着 10着
H10 ナオミシャイン 新馬芝1600m 1着 3着
スイートマティルダ 未勝利ダ1800m 2着 2着
H11 リワードハミング 新馬芝1600m 1着 9着
H13 レディパステル 未勝利ダ1600m 1着 2着
H14 レアパール 新馬ダ1000m 1着 9着
ブリガドーン 未勝利芝1800m 2着 3着
H16 ヴァルパライソ 未勝利ダ1800m 1着

平成9年以降のミモザ賞連対馬についてまとめたのが上の表。フローラSでの全成績は【0.2.2.3】で一介の500万条件戦としてはまあまあといったところか。

ミモザ賞連対馬からはスイートマティルダ、レディパステルの2頭がフローラS連対に成功しているわけだが、この2頭と、フローラSを連対できなかった他の5頭の違いはなんだろうか?

答は「初勝利時の距離」にある(たぶん)。上表には「初勝利時の距離」という項目をつけておいたが、ここを見てほしい。スイート、レディの両馬だけが、「未勝利ダート」で初勝利を挙げていることがわかるだろう。連対できなかった他馬は「新馬芝」や「新馬ダート」「未勝利芝」で初勝利を挙げている。これがミモザ賞連対馬を取捨選択するキーになっていると思えるのだ。

となると、今年のミモザ賞1着馬ヴァルパライソは「未勝利ダート」で初勝利を挙げているから、フローラSを連対できるタイプということになるのだが…。

ちと、こじつけですかね〜?
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  《その後の一言》
ヴァルパライソは出負けして見せ場なく惨敗。色々言い訳書いといて、良かった〜(?)といった結果になってしまいました。

勝ったメイショウオスカルも2着グローリアスデイズも500万条件の1勝馬で、今年になって初勝利を挙げた馬。最近のこのレースの雰囲気に合ってるとは思いますが、似たような馬は他にも出走してたわけですしね…。やっぱり、このレースは難しいですね。(H16.4.27)


 
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■アンタレスSの出目連動説 (H16.4.25)


アンタレスSは昨年ハンデ戦から別定戦に替わったばかりのレースで、その昨年はG1馬同士のワンツー。それまでとは大きく異なる決着だったが、それが今後どういう風につながっていくのか、戦歴面の傾向はまだハッキリ見えてこない。

そこで、たまには出目連動をネタにしてみたい。

枠連出目
H11 5−
H12 −7
H13
H14 −3
H15 −2
H16

出目連動といっても、非常に単純でアンタレスS自体の枠連出目が前年と連動しているというもの。上表にまとめた通りである(出目は1着→2着の順に表記)。

となると、今年の連対候補は昨年の連対枠番である5枠か2枠になるわけだが、少〜しだけ分析めいたことをしてみよう。上表を見ればわかる通り、最初4枠が3年連続で連対した後、5枠が3年連続で連対している。もし、3年がワンセットだとすると、今年はセット転換となるはず。ならば、連対するのはセットが終了する5枠ではなく、2枠になるはずだが、さて、どうだろうか?

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  《その後の一言》
2枠に入っていたサイレンスボーイは2着して連対確保。まあ、1番人気の馬ではありましたが、なかなか美しい出目連動が続いたと思います。来年が楽しみですね。

また、別定化以降のこのレースの戦歴的傾向も少し見えてきた気がします。(H16.4.27)


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