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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


『これが気になる、競馬のあれこれ』 バックナンバーはこちら


平成16年3月分
■年明け初戦馬について考える (H16.3.5)
■コスモ旋風はまだ続くのか? (H16.3.6)
■ターコイズS1着馬について考える (H16.3.13)
■エルフィンS優勝馬が出てくると… (H16.3.14)
■戦歴の2年セット説 (H16.3.20)
■朝日杯、弥生賞、スプリングSのもつれた関係 (H16.3.21)
■万葉S1着馬はいつ走るのか? (H16.3.21)
■たんぱ杯と京成杯は同じなのか、違うのか (H16.3.27)
■高松宮記念のごく単純な最新傾向 (H16.3.28)




 
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■年明け初戦馬について考える (H16.3.5)


今年から桜花賞はマル外馬に部分開放され、最大2頭までマル外馬が出走可能となった。その流れを受け、チューリップ賞は今年からマル混戦となっている。

けれど、今年のチューリップ賞にはマル外馬が1頭も出走していない。そこで、この話は早くも忘れて、ここではチューリップ賞における年明け初戦馬について考えてみたい。

阪神3歳Sが牝馬のG1として生まれ変わり、阪神3歳牝馬Sとなったのは平成3年。それを受けて初めて行われたチューリップ賞は平成4年のこととなる。その平成4年以降、チューリップ賞を年明け初戦で連対できるのは当初非常に限定されたタイプの馬しかいなかった。

平成4〜13年の間に年明け初戦でチューリップ賞を連対したのは平成4年のニシノフラワー、平成8年のエアグルーヴ、ビワハイジ、平成13年のテイエムオーシャン、この4頭しかいない。さて、4頭の共通点とは何だろう?

「そんなのわかった、簡単だ!」と思った方が多いかもしれない。これらはすべて阪神3歳牝馬S連対馬である。

以前はチューリップ賞を年明け初戦で連対しようとするなら、阪神3歳牝馬Sを連対していることが必須条件だったのだ(ただし、阪神3歳牝馬S連対馬が年明け初戦をチューリップ賞で迎えれば必ず連対できていたわけではない)。

それがここ2年はどうだろう。チューリップ賞連対馬4頭のうち、3頭までを年明け初戦馬が占めている。ここから、まず年明け初戦馬の連対が以前より単純に多いと言うことができる。

この3頭とはヘルスウォール、オースミコスモ、オースミハルカだが、3頭はいずれも阪神3歳牝馬Sの連対馬ではない。阪神3歳牝馬Sの出走馬でもない。

えっ? ヘルスウォールやオースミコスモは阪神3歳牝馬Sに出走してなかったっけ?と思った方もいるかもしれない。これはわざと、わかりにくい書き方をしてみたまで。ヘルスウォール、オースミコスモ、オースミハルカの3頭は阪神3歳牝馬Sには出走していないが、阪神ジュベナイルフィリーズには出走している。そして、3頭とも阪神ジュベナイルフィリーズを3着以下に負けていた馬なのだ。

つまり、阪神3歳牝馬Sが阪神ジュベナイルフィリーズと名称変更されたと同時に、チューリップ賞を連対できる年明け初戦馬は、前年暮れのG1連対馬から非連対馬へ変化したように見えるのである。

以上をまとめてみよう。チューリップ賞では(1)年明け初戦馬の連対が以前より増えている、(2)その際、連対してくるのは阪神ジュベナイルフィリーズ3着以下の馬である。

こうなると、明日のチューリップ賞では阪神ジュベナイルフィリーズ6着で、ここが年明け初戦となるアズマサンダースがどうしても気になってくるのだが、さてどうだろうか?
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  《その後の一言》
気になったアズマサンダースは2着を確保。勝ったのは断然人気のスイープトウショウで、この馬も年明け初戦ではないものの、阪神ジュベナイルフィリーズ3着以下の馬でした。(H16.3.12)


 
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■コスモ旋風はまだ続くのか? (H16.3.6)


弥生賞におけるラジオたんぱ杯馬は「成績安定しているけれども、勝ちにくい」といったことを昨年の弥生賞前に書いた(「たんぱ杯馬は皐月賞トライアルを勝ちにくい?」)。ところが、昨年の弥生賞ではたんぱ杯馬ザッツザプレンティが断然の1番人気になりながら6着に終わり、勝てないどころか、馬券圏内にも入れなかった。

これに続いて、今年も弥生賞にたんぱ杯馬が出てきた。道営のカク地コスモバルクである。昨年のことを考えると、ちとイヤな感じがしなくもないが、どうもこの馬が気になるのである。

2歳暮れに行われる牡馬のための大きなレースというと、G1の朝日杯、そして、格はG3でも出世レースとして名高いラジオたんぱ杯があるわけだが、この両レースを同厩、同馬主が同じ年に制したことがあった。

レース 馬 名 厩舎 馬主
H10 朝日杯1着 アドマイヤコジーン 橋田厩舎 近藤利一氏
たんぱ杯1着 アドマイヤベガ 橋田厩舎 近藤利一氏

この後、アドマイヤコジーンは長期休養に入ってしまったが、アドマイヤベガは弥生賞を2着し、その後、ダービーを制覇している。

これと似たことが昨年の2歳戦線では起こったのだ。

レース 馬 名 厩舎 馬主
H15 朝日杯1着 コスモサンビーム 佐々木晶厩舎 岡田美佐子氏
たんぱ杯1着 コスモバルク 田部厩舎 岡田美佐子氏

昨年の朝日杯馬コスモサンビームとたんぱ杯馬コスモバルクは厩舎は違うものの、オーナーは共に岡田美佐子氏なのである。

平成10年のアドマイヤ旋風の時はたんぱ杯馬アドマイヤベガが弥生賞を連対している。となると、今回のコスモ旋風でもたんぱ杯馬コスモバルクが弥生賞を連対することにならないだろうか? 同じなのが馬主だけで厩舎は違うのがちょっと微妙ではあるが……まあ、こんなところがコスモバルクの気になる理由(の一つ)なのである。
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  《その後の一言》
コスモバルクは連対しただけでなく、弥生賞を勝ってしまいました。アグネスタキオンしかやったことのないたんぱ杯、弥生賞両レースVを成し遂げたわけです。カク地馬が歴史に残りそうな大変なことをやってのけたなと今は感じております。今年の牡馬クラシック戦線におけるコスモ・マイネル軍団の優位性はますますハッキリしてきました。コスモバルクは今後も大注目の存在ですね。ちなみにコスモVSメイショウボーラーという組み合わせは昨年の朝日杯FSと同じことにもなります。(H16.3.12)


 
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■ターコイズS1着馬について考える (H16.3.13)


暮れの中山で牝馬限定、芝1800mのハンデ戦として行われているのがオープン特別のターコイズS。今日の中山牝馬Sとは大変似た条件のレースだから、両者の関係が気になるところだ。

中山牝馬Sでは前年ターコイズS1着馬の隣馬が不思議とよく連対し、現にここ2年もそのような結果となっている。だから、ターコイズS1着馬の隣馬も結構気になるのだが、今回はターコイズS1着馬そのものに焦点を当ててみたい。

ターコイズSは最初から1800mで行われていたレースではなかった。昔は2000mで行われていたのである。それが1800mに距離短縮されたのは平成4年。それ以降、ターコイズS1着馬が翌年の中山牝馬Sに出てきたケースは次表の通り、6回ある。

馬 名 前秋条件歴 中山牝馬S成績
H8 スプリングバーベナ あり 3着
H9 クロカミ あり 3着
H10 ルミネッセンス あり 12着
H12 サクラアカツキ あり 3着
H14 タイキトゥインクル あり 9着
H15 ショコット あり 3着

全成績【0.0.4.2】。ワイド率はかなり高い。しかし、連対した馬は1頭もいない。同距離同コースでいかにも関係ありそうな両者の間には実に微妙な数字が残されている。

となると、今回の中山牝馬Sに出走してきた前年ターコイズS1着馬チューニーもワイド・3連複で狙っておくのが無難なんだろうか?

ちと気になるのはチューニーが昨年春の段階でクイーンCを勝ち、オークスを2着し、バリバリのオープン馬になっていることだ。秋は当然ながら、オープンクラスのレースにばかり出走している。ところが、上表の6頭はみんなこれとは違うのである。表に「前秋条件歴」という欄をつけ加えておいたが、これらがすべて「あり」となっている。上表の6頭は秋番組で条件戦を走っていたような上がり馬系の馬ばかりなのだ。

3着になることが多かった前年ターコイズS1着馬だが、従来の馬とはちょっと違うタイプのチューニーは一歩前進し、連対圏まで突入することができるのだろうか?
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  《その後の一言》
ターコイズS1着馬の隣馬の話題から入りつつも、今回はターコイズS1着馬そのものが一番気になったので、そちらの方を詳しく書いたら、なんとターコイズS1着馬チューニーは9着に敗退。その隣にいたオースミコスモが優勝して、結構な好配当となってしまいました。う〜む。枠としてはどっちにしても2枠が連対したわけではありますが…。

ちなみにオースミコスモについては…

H6 オースミシャイン 2着 山路秀則オーナー
↓ 5年後
H11 ナリタルナパーク 1着 山路秀則オーナー
↓ 5年後
H16 オースミコスモ 1着 山路秀則オーナー

山路秀則オーナーが5年置きに連対するんじゃないか!? な〜んてことも、ちと気になってはいたんですがね〜。(H16.3.17)


 
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■エルフィンS優勝馬が出てくると… (H16.3.14)


エルフィンSというレースはオープン特別ながら、牝馬クラシック路線の重要な一戦だが、このレースを勝って、フィリーズレビュー(旧4歳牝馬特別)に出てくる馬は少ない。

エルフィンSは過去に1400mや2000mで行われたこともあったが、昭和62年からはずっとマイル戦で行われている(平成8年は雪でダート変更となり、ダート1400mで施行)。この昭和62年以降、エルフィンSを勝ってフィリーズレビュー(旧4歳牝馬特別)に出てきた馬は次の3頭となる。

H3 イソノルーブル エルフィンS1着 4歳牝馬特別1着
H9 キョウエイマーチ エルフィンS1着 4歳牝馬特別1着
H12 サイコーキララ エルフィンS1着 4歳牝馬特別1着

あまりに簡単で拍子抜けしてしまうほどだが、要するにエルフィンS優勝馬がフィリーズレビュー(旧4歳牝馬特別)に出てくると、これまではみんな勝っているのである。

今年のフィリーズレビューにはエルフィンS優勝馬マルターズヒートが出走する。果たして彼女は先輩たち3頭と同じように、フィリーズレビューを勝つことができるのだろうか?
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  《その後の一言》
マルターズヒートは2着まで。優勝はできませんでしたが、連対は確保しました。ちなみにマルターズヒートはマル外馬。フィリーズレビューは桜花賞へのマル外部分開放に伴い、今年からマル混化されたわけですが、それを象徴する馬が連対したというわけです。(H16.3.17)


 
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■戦歴の2年セット説 (H16.3.20)


今日のフラワーCで注目を集めているのは評判馬ダンスインザムード。父はサンデーサイレンス、兄・姉に活躍馬ズラリの超良血。さらに厩舎は泣く子も黙る藤沢和厩舎で、その上、その藤沢和厩舎があまり頼まない武豊騎手をわざわざ乗せてきた。こうなると、こりゃもう必勝態勢かな〜?というふうに見えてしまうわけである。

しかし、ダンスインザムードといえば岡部騎手が長期休養からの復帰後初勝利を飾った馬。そして、岡部騎手といえば、桜花賞戦線では毎年話題になってきた騎手である。何しろ、桜花賞さえ勝てば八大競走完全制覇となるのだ。「岡部は桜花賞を勝てるか?」という話題は桜の季節の風物詩のようなものだった。岡部騎手は藤沢和厩舎の主戦級の騎手だったわけだし、ダンスインザムードはG1級と言われる素質馬。だから、ここは当然、岡部サンが乗って桜へ行くものだと思っていた。

それが、なんで武豊サマなのだろう? その辺の詳しい事情はわからないが、ここで突如、フラワーCの傾向へ話を移すと、まず単純にフラワーCでは5年連続で前走1着馬が優勝している。そして、前走1着といっても前走新馬や未勝利の馬はさすがに苦戦の傾向にあり、前走ダート戦1着の馬もあまり来ない。そこで、「前走芝の500万かオープンクラス1着馬」が有力になってくるわけだ。

そうなると、やっぱり、前走芝500万1着のダンスインザムードか〜というムードが漂ってくるわけだが、ふと見ると、岡部サンの乗るヴイプラドも前走芝500万1着ではないか。そして、よく見ると今年の出走馬で、「前走芝の500万かオープンクラスの1着馬」はダンスインザムードとヴイプラドしかいない。武豊と岡部幸雄、どうも今回はこの2人が騎乗馬を巡って因縁めいた対決をしているようにも見えてしまうのである。

さて、ここまで結構長々と書いてきたが、実はこれは前フリで、今回はまだ気になる馬が他にいるのだ。

フラワーCは一時期かなりガチガチに堅〜い重賞だったのだが、平成12年から突如波乱度が高まっている。平成12年はアネモネSが阪神から中山に移ってきた年で、その分、出走馬が分散し、メンバーの質が低下しているといったことがあるのかもしれない。

さて、その平成12年以降に見られる傾向として、連対馬の戦歴が2年セットで刻まれていることがある。表にまとめると以下のようになる。

平成12年2着 オリーブクラウン 前走500万芝2000m以上戦4着
平成13年2着 オイワケヒカリ 前走500万芝2000m以上戦4着

平成13年1着 タイムフェアレディ 前走500万芝1600m戦1着
平成14年1着 スマイルトゥモロー 前走500万芝1600m戦1着

平成14年2着 マイネヴィータ 1800mのG3連対+阪神JF出走
平成15年2着 トーセンリリー 1800mのG3連対+阪神JF出走

昨年はトーセンリリーが前年2着マイネヴィータの戦歴を受け継いで連対したが、上表のような従来のパターンが続くなら、翌年につなぐ役目はトーセンリリーにはない。昨年のもう一方の連対馬がその役割を担うはずである。昨年1着のマイネヌーヴェルだ。

マイネヌーヴェルが持っていた戦歴は前走ホープフルS1着というもの。そこで、今年気になってくるのは前走ホープフルS2着のヤマニンアラバスタである。

マイネヌーヴェルはホープフルS1着、ヤマニンアラバスタはホープフルS2着。着順に微妙な違いがあるのは不安材料ではあるが、これは「前走ホープフルS連対」とすればまとめられる。ホープフルSといえば牡牝混合戦、それも2歳時としては長目の2000mという距離で行われるレース。牝馬が連対するのはかなり難しい一戦だ。2年連続でそのレースの連対馬がフラワーCに出てきたこと自体珍しいと言える。

そんなこともあって、どうも気になってしまうのがヤマニンアラバスタという馬なのである。
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  《その後の一言》
ヤマニンアラバスタは2着して連対確保。

そして、楽勝したのは単勝1.2倍の断然人気に支持されたダンスインザムードでした。前走1着馬が優勝するという傾向もケイゾクしたわけです。岡部サンの乗るヴイプラドは7着止まりでしたが…。

おおむね、従来の傾向通りでしたが、配当は馬連560円と本命サイド。「平成12年から波乱度が高まっている」と書いたんですが、その点はその通りとはならなかったですね。(H16.3.26)


 
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■朝日杯、弥生賞、スプリングSのもつれた関係 (H16.3.21)


昨年と今年の3歳牡馬クラシック戦線は妙に似ているところがある。とりあえずのポイントとなるレースは朝日杯FS、弥生賞、スプリングS。まずはこの3レースについて、昨年と今年の優勝馬を今一度確認してみよう(朝日杯は一昨年と昨年)。

H14 朝日杯FS1着 エイシンチャンプ 瀬戸口厩舎
H15 弥生賞1着 エイシンチャンプ 瀬戸口厩舎
H15 スプリングS1着 ネオユニヴァース 瀬戸口厩舎

H15 朝日杯FS1着 コスモサンビーム 岡田美佐子オーナー
H16 弥生賞1着 コスモバルク 岡田美佐子オーナー
H16 スプリングS1着

昨年の牡馬クラシック路線は「瀬戸口厩舎」を一つの核として進んだ。そして、今年は昨年の「瀬戸口厩舎」と同じ役割を「岡田美佐子オーナー」のコスモ軍団が果たしているように思えるのだ。一方は厩舎、一方は馬主で微妙な違いはあるが、似たことが起こっていると思えるのである。

といっても、今年のスプリングSはまだ終わっていない。上表の「?」のところへ「コスモサンビーム」と「岡田美佐子オーナー」が入れば、非常に美しく感じられるが、一歩引いて見れば、現段階では朝日杯と弥生賞を同じオーナーの馬が偶然勝っただけと言う人がいても不思議はない。

朝日杯FS、弥生賞、スプリングSの関係は複雑に絡み合っていて、すべてをうまく説明するのは難しいのだが、ここで本年牡馬クラシック路線のもう一つの核に話を移そう。それはメイショウボーラーである。

メイショウボーラーは早熟の臭いがプンプンするような戦歴の持ち主だ。デイリー杯2歳S勝ちはいいとしても、その前がいけない。夏の小倉でデビューし、フェニックス賞と小倉2歳Sを連勝なんて馬はたいてい出世しないものだ。

そのメイショウボーラーが2歳戦の朝日杯FSで2着したのはまだいいとしよう。その次に出てきたのは弥生賞。弥生賞ともなると本格的なクラシックムードが漂って、早熟なマイラーっぽい馬は普通活躍できない。また、朝日杯2着馬はS59〜H15の弥生賞で【0.1.0.6】。今イチな成績だったのである。

ところが、メイショウボーラーは弥生賞を涼しい顔して2着した。これはどうなっているのか?

そこで、思い浮かんだのがメイショウボーラーは昨年のサクラプレジデントに他ならないのではないかということだ。

H14 サクラプレジデント 夏季G3優勝、朝日杯2着、連対10割、朝日杯以外はすべて1着
H15 メイショウボーラー 夏季G3優勝、朝日杯2着、連対10割、朝日杯以外はすべて1着

ご覧の通り、この2頭の2歳時の戦歴は非常によく似ているのだ。

そんな2頭が3歳初戦は一方がスプリングSを2着、もう一方は弥生賞を2着した。そこで、思いついたのは今年の弥生賞は昨年のスプリングS的決着をしているのではないかということだ。

H15 スプリングS
1着ネオユニヴァース 朝日杯1着馬と同厩舎
2着サクラプレジデント 朝日杯2着馬

H16 弥生賞
1着コスモバルク 朝日杯1着馬と同馬主
2着メイショウボーラー 朝日杯2着馬

どうだろう。かなり似た決着になっていないだろうか? こうなると、さらに考えを押し進め、今年のスプリングSは昨年の弥生賞的な決着になるのではないかと思えてくるのである。ここで、昨年の弥生賞をざっと表にまとめておこう。

H15 弥生賞
1着エイシンチャンプ 朝日杯1着馬、京都2歳S1着馬
2着スズノマーチ 前走500万1着馬

さてさて、今回のスプリングSは昨年の弥生賞的な決着になるのだろうか?

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  《その後の一言》
これはメタメタでしたね。もう、いやになるぐらい。自分なりに行けるんじゃないかという手応えはあったんですが、予想とは全然違った結果となりました。1着候補としては朝日杯1着馬のコスモサンビーム、あえてひねれば京都2歳S1着馬のミスティックエイジ、2着候補一番手としては前走500万1着馬、それもスズノマーチと同じ前走3歳500万芝マイル戦1着のシュウザンコンドルと考えていましたが、各馬どこそこもありませんでした。

上で書いたこと以外で重視したことに平成12年以降のスプリングSは3着以内馬がすべて前走連対馬になっているということもあったのですが、今年はそれも全然違った結果となりました。(H16.3.26)


 
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■万葉S1着馬はいつ走るのか? (H16.3.21)


今日は春の天皇賞の重要なステップレース、阪神大賞典が行われる。阪神大賞典は平地では数少ない3000m級のレース。そこで気になってくるのは他の3000m級のレースとの関係だ。

その中で今回は万葉Sとの関係を考えてみたい。

万葉Sは正月の京都で行われる3000mのオープン特別。以前は準オープンだったが、平成9年にオープンへ昇格した。それ以降の万葉S連対馬は阪神大賞典で【1.2.1.6】。まあ、走らなくはないけど、好走率が高いというほどではない。やはり、単なるオープン特別。G2別定戦へシッカリと結びつくまでには至らないようだ。

では、どういうタイプの万葉S連対馬なら阪神大賞典で連対できるのか? 色々考えてみたのだが、これがどうもハッキリしない。万葉Sの後、ダイヤモンドSを連対した馬が阪神大賞典を連対した例もあるし、そうでない例もあるといった具合である。

しかし、考えていくうちにこれはどうも、キーになるのは万葉S連対馬自身の戦歴にはないのではないかと思えてきた。それより重要なのは阪神大賞典へ万葉S連対馬が2頭揃って出走しているかどうかということなのである。

万葉Sがオープン特別になってから、万葉S連対馬で同年の阪神大賞典を連対したのは平成9年ビッグシンボル、12年ラスカルスズカ、15年ダイタクバートラムの3頭。そして、この3回のみ、万葉S連対馬が揃って阪神大賞典に出走していたのである。そして、その際連対できるのは必ず万葉S2着馬ではなく、万葉S1着馬となっている。

今年の阪神大賞典には万葉S連対馬が揃って出走。上記の読みが正しければ、万葉S1着馬ナムラサンクスが連対してきそうだ。

阪神大賞典はグレード別定戦になった平成3年以降の13年間で1=2番人気の決着が10回もあるガチガチに堅いレース。今年はリンカーンとザッツザプレンティが1、2番人気になるんだろうが、例年通りの上位人気2頭で決まりとはならず、第3の男、ナムラサンクスが食い込んでくるような気がするのである。
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  《その後の一言》
「万葉S連対馬が揃って出走すると万葉S1着馬が必ず連対する」という法則に期待したんですが、ナムラサンクスは4着まで。勝ったのは1番人気のリンカーン、2着は2番人気のザッツザプレンティで、馬連150円、馬単210円というガチガチの配当。1番人気が強いだけでなく、1=2番人気のガチガチ決着が多いのが阪神大賞典というレースですから、まあ、従来の傾向通りとも言えるのですが…。(H16.3.26)


 
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■たんぱ杯と京成杯は同じなのか、違うのか (H16.3.27)


毎日杯に出走するキングカメハメハはクロフネに似ている。

実は京成杯の時もキングカメハメハをネタにして、その時はヤマニンセラフィムに似ていると書いた(「京成杯とエリカ賞の関係を考える」)。ところが、キングカメハメハは先輩ヤマニンセラフィムとは違い、京成杯を連対することができなかった。だから、色々な意味でちょっと気のひけるところはあるのだが、京都で芝の新馬を勝ち、続いて500万のエリカ賞を勝つというキングカメハメハの戦歴はやっぱりクロフネに似ているな〜と今回は思うのである。さらに言えば両馬とも松田国厩舎で、金子真人オーナー。陣営もよく似ているのだ。

けれど、違いもある。出世レースとして名高いエリカ賞を勝てば、当然、同開催に行われ、これも出世レースとして名高いラジオたんぱ杯2歳Sへの出走が視野に入ってくると思われるのだが、クロフネはたんぱ杯に出走しているのに、キングカメハメハはたんぱ杯ではなく、年明けの京成杯に出走しているのである。

これにはエリカ賞の日程が関係しているかもしれない。クロフネの勝ったエリカ賞は5回阪神1週目の施行。最終週のたんぱ杯へは中2週あった。ところが、キングカメハメハの勝ったエリカ賞は5回阪神2週目の施行。たんぱ杯へ出走すれば中1週というきついローテになってしまうからである。

クロフネはたんぱ杯で1番人気3着となり、その後毎日杯を圧勝したが、たんぱ杯を1番人気で3着した馬は毎日杯で【3.0.0.0】と大変成績が良い。ちなみにクロフネ以外の該当馬はテイエムトップダンとシルヴァコクピットだが、シルヴァコクピットも金子真人オーナーの馬だ。

たんぱ杯も京成杯も芝2000mのG3という点では同じ。暮れと正月だから、施行時期もかなり近い。だから、「毎日杯では芝2000mのG3を1番人気で3着している馬が強い」ということになれば、キングカメハメハは京成杯1番人気3着馬だから、狙える馬となる。

けれど、たんぱ杯と京成杯はあくまで違うレースなのだから、たんぱ杯出走馬に関するデータを京成杯出走馬に当てはめてはいけないということになれば、キングカメハメハは狙えないことになる。ちなみに芝2000mになってからの京成杯を1番人気3着した馬はキングカメハメハが初めて。当然、これまで芝2000mの京成杯1番人気3着馬が毎日杯に出走したことはない。

さてさて、たんぱ杯と京成杯は同じ芝2000mG3ということで、一括りにしてしまっていいものだろうか? してはいけないものだろうか?
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  《その後の一言》
クロフネほどではありませんでしたが、キングカメハメハ楽勝でしたね。たんぱ杯と京成杯を同じ芝2000mG3ということで、一括りにして良かったようです。

ちなみに金子真人オーナーは昨年もユートピアで2着しており、結局ここ5年間の毎日杯で通算【3.1.0.0】。驚異的な成績ですね。(H16.4.2)


 
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■高松宮記念のごく単純な最新傾向 (H16.3.28)


100連敗以上して有名になった高知競馬のハルウララへ3月22日、武豊騎手が騎乗。その一戦、YSダービージョッキー特別は1着賞金、わずか11万円というレースなのだが、全国発売された結果、馬券の売り上げは5億1000万円にのぼったという。直前に行われた統一G3黒船賞の売り上げが2億2000万円。1着賞金3000万円で、曲がりなりにも中央G1馬が3頭出走した黒船賞を売り上げでははるかに上回ってしまったのだから、恐ろしいまでのハルウララ人気である。

しかし、仕事として競馬に関わっている人や根っからの競馬ファンにはハルウララブームに複雑な違和感を覚える人が多いのではないだろうか。新聞・雑誌・ネット等でそういった論を結構目にする。

「競馬は基本的に勝つことを目指すもの」「なかなか勝てない馬は処分され、少なからぬ頭数が肉になる運命」…負け続ける馬に対して無邪気に夢中になれるのは、こういった競馬に関する背景知識がない人たちなのだろう。逆に言えば、そういった競馬を知らない人がもてはやさなければ、これほどのブームにはならなかったとも言える。

今や中央競馬のスターホース、シンボリクリスエスやアドマイヤドンより有名なのがハルウララ。それが現実だ。ハイセイコー、オグリキャップと続いてきたアイドルホースの系譜は連敗を売り物にする競走馬に受け継がれてしまったのである。

しかし、まあ、赤字に苦しむ地方競馬としては理屈はどーでもいいから、とにかく馬券が売れてくれればOKといったところか。確かに5億も売れりゃ〜、ホントに大したものである。

ハルウララを見て、「負けても負けてもくじけず一生懸命走る姿に感動しました!」なんてことを言う人が多いという。いや〜、そりゃ〜別にハルウララの意志で走ってるわけじゃないんですけど〜〜などと口を挟みたくなるところだが、馬を擬人化して、そこにドラマ性を見いだす行為は昔から行われてきたことでもある。また、そういった見方ができるからこそ、競馬は面白いとも言える。

けれど、「はずれてもはずれても馬券を買い続けてくださるファンのみなさまの姿に感動した」とJRA理事長に言ってもらった方が何だか真実味があるよな〜なんてことを思ったりもするのである。

さてさて、そんなハルウララ絡みの話は終了。G1高松宮記念へ話題を移そう。

高松宮記念は平成12年に現在の位置へ日程移動された。その時にハンデ戦から別定戦となり、高松宮記念への最重要ステップとなったのが阪急杯だ。

その平成12年以降、4年連続で続いている非常に単純な傾向がある。同年阪急杯連対馬が毎年1頭ずつ連対していることである。

さて、そうなると、今年の高松宮記念では同年阪急杯1着馬サニングデールと同年阪急杯2着馬シーイズトウショウが有力に思えてくるわけだが、ここはシーイズトウショウの方がいいかと思うのである。

その理由の一つは次のようなことによる。

同年阪急杯1着馬 同年阪急杯2着馬
H12 ブラックホーク 4着 ディヴァインライト 2着
H13 ダイタクヤマト 8着 ブラックホーク 2着
H14 アドマイヤコジーン 2着 不出走
H15 ショウナンカンプ 7着 サニングデール 2着

上表は同年阪急杯1、2着馬の高松宮記念での成績をまとめたもの。これを見ると…

(1)基本的に阪急杯1着馬より阪急杯2着馬が好成績。
(2)阪急杯1着馬が連対できたのは阪急杯2着馬が不出走の年だけ。

以上のような傾向が読み取れる。

てなわけで、阪急杯1、2着馬が揃って出走する今年は阪急杯2着馬シーイズトウショウが有力だと思えるわけである。

似たような論法を先週の阪神大賞典でも使い、失敗しているので(「万葉S1着馬はいつ走るのか?」)、どうかな〜というところもあるのだが、今週もこれで行ってみたいと思う。
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  《その後の一言》
阪急杯連対馬のどちらかが有力と思い、2頭の中から選んだ方のシーイズトウショウは善戦止まり。もう1頭のサニングデールは見事優勝。そして、シーイズトウショウの同枠にいたデュランダルが2着。自分の詰めの甘さを果てしなく感じさせられてしまうような結果となってしまいました。阪急杯1、2着馬の枠同士でワンツーという点では昨年の決着とまったく同じとも言えるのですが…。(H16.4.2)


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