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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


『これが気になる、競馬のあれこれ』 バックナンバーはこちら


平成16年2月分
■サイドワインダーは危険な人気馬? (H16.2.1)
■トキノミノル記念ではなくエルコンドルパサー記念? (H16.2.8)
■万葉S1、2着馬が揃って出走すると… (H16.2.15)
■たんぱ杯出走馬のベストパターン (H16.2.15)
■ダンツジャッジをめぐる二つのデータ (H16.2.21)
■サイレントディールの隣枠が気になる理由 (H16.2.22)
■今年の3歳重賞で目立つ点 (H16.2.28)
■グレード別定規定の変更について (H16.2.28)




 
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■サイドワインダーは危険な人気馬? (H16.2.1)


今日の東京新聞杯ではサイドワインダーがかなり被った1番人気となりそうだ。京都金杯では4角最後方から2着に食い込んだように強烈な追い込みを武器としている馬。京都よりさらに直線が長くなる東京なら、その武器が存分に生かせるという大方の見方なのだろう。

けれど、データ的には今回のサイドワインダー、ちょっと危険なムードがなくもない。

サイドワインダーは間違いなく1番人気になるだろうが、まずは東京新聞杯での1番人気馬について検討してみよう。

馬連が発売されるようになった平成4年から11年まで東京新聞杯の1番人気馬は【3.3.0.2】。連対率は75%で、かなりの好成績だ。ちなみにこの時期、東京新聞杯はすべて開催4日目に行われていた。

そして、平成12年に東京新聞杯は開催2日目に移るのだが、それ以降の1番人気馬は…

H12 シンボリインディ 1番人気 9着
H13 シンコウエドワード 1番人気 2着
H14 ゴッドオブチャンス 1番人気 8着
H15 ローエングリン 1番人気 2着

上表にまとめた通り、【0.2.0.2】。まだ、4年分しか記録がないが、連対率は50%。優勝馬は1頭もおらず、成績下降傾向にあると思える。さらに、連対と非連対が1年置きに交互に現れているようにも見える。順番通りなら今年の1番人気馬は連対できないことになる。さらにさらに、大胆に分析を進めれば、1番人気が連対できなかった平成12年と14年は9着→8着と着順が一つずつ上がっているので、今年は7着になるのではないか!という予想が立ったりもするのである!? 開催が4日目から2日目に変わった瞬間、なぜ1番人気の成績に変化が現れたのか? その理由はわからないが、まあ、とりあえず事実はこのようになっている。

平成12年といえば京都金杯が2000mから1600mに短縮された年でもある。これにより、1〜2月に京都金杯→東京新聞杯という古馬マイル重賞路線ができあがったわけだ。こういった意味からも平成12年というのは東京新聞杯の傾向を考えるに当たって、区切れ目となる年と言えるかと思う(この年からワイドも発売されているし)。

ところが、この京都金杯が東京新聞杯とはなかなか結びつかないのである。平成12年以降、同年京都金杯出走馬は東京新聞杯で【0.0.1.11】。1頭も連対していない。これが京都金杯惨敗馬ばかり出走しているのなら仕方がないかもしれない。けれど…

H14 ゴッドオブチャンス 京都金杯2着 東京新聞杯8着
H15 グラスワールド 京都金杯2着 東京新聞杯5着

ここ2年連続して京都金杯連対馬がちゃ〜んと東京新聞杯に出走し、そして、凡走しているのである。それも2頭とも京都金杯2着馬で、今年のサイドワインダーと京都金杯での着順がまったく同じなのだ。

さてさて、サイドワインダーはこうした危なそうなデータを乗り越え、東京新聞杯を好走できるのだろうか?
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  《その後の一言》
サイドワインダーは惜しくも(?)7着にはならなかったものの、4着止まり。馬券にはなりませんでした。また、京都金杯組はそのサイドワインダーの4着が最高。やっぱり、どういうわけだか、東京新聞杯では走らないようです。

だけど、1〜3着馬がすべて休み明けというのもちょっと変わってましたが…。(H16.2.5)


 
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■トキノミノル記念ではなくエルコンドルパサー記念? (H16.2.8)


JRAの年間キャンペーン「名馬で振り返る50年」。今週の主役は平成11年の年度代表馬エルコンドルパサーだ。そして、今日行われる共同通信杯にはエルコンドルパサー産駒がわざとらしく出走してくる。あまりにベタではあるが、今回はどうもこれが気になるのである。

エルコンドルパサーを記念するレースとしては準メインにエルコンドルパサーメモリアルが組まれているが、ここにはエルコンドルパサー産駒は出走していない。それもそのはずで、エルコンドルパサーの初年度産駒は現3歳世代。古馬戦のエルコンドルパサーメモリアルには出てこられるはずがないのである。

「名馬で振り返る50年」はサクラローレルから始まって、シンザン、リユウフオーレル、タケホープ、コレヒデと続いてきたが、サクラローレル以外は産駒が現役で走っているような新しい馬ではない。そして、サクラローレルの時も、その週に行われた重賞(中山金杯、京都金杯)やサクラローレルメモリアルにサクラローレル産駒は出走していなかった。だから、エルコンドルパサー産駒がメインの重賞に出走する今週のようなケースは初めてということになる。

共同通信杯にはトキノミノル記念というサブタイトルがついているのだが、今年はそのトキノミノルが霞んでしまい、どうもエルコンドルパサーくささ(?)が漂っている。

エルコンドルパサーがなぜ今週の主役になったかというと、平成10年の共同通信杯を勝っているからだが、この時の共同通信杯は降雪により、ダート変更されて行われたものである。

今開催のJRA広告「レーシングダイアリー」には共同通信杯時のエルコンドルパサーの写真が掲載されており、「折りしも降雪でダート変更を余儀なくされた一戦」と説明文がついている。

そこで俄然気になってくるのが共同通信杯に出走する2頭のエルコンドルパサー産駒のうち、ブラックコンドルの方である。というのも、ブラックコンドルは前走で中京ダート1700mの中京2歳Sを勝っているが、これは降雪でダート変更されたものだからだ。

降雪でダート変更された時に父が勝った重賞へ、降雪でダート変更されたレースに勝った戦歴を持ってその仔が臨む……なんてことをして、同一重賞父子制覇が成し遂げられたりしたら、まるでシナリオライターがシナリオを書いたかのようによくできたストーリーだと思える。果たしてそんなことになるのだろうか?

ちなみにグレード制導入の昭和59年以降、中京2歳S連対馬は共同通信杯で【1.0.1.4】。抜群に良い成績でもない。もちろん、これらの馬はすべて芝で行われた中京2歳Sを連対した馬である。

ただ、昭和59年以降、京都2歳S3着以内馬は共同通信杯で【2.1.0.0】なんてデータもある。これらの馬はすべて芝1800mで行われた京都2歳Sを好走した馬で、芝2000mの京都2歳Sを3着したブラックコンドルとはちょっと違うといえば違うのだが…。
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  《その後の一言》
う〜ん、これは完全な見込み違いでした。反省してます。ブラックコンドルは8着に終わり、さっぱり。もう1頭のエルコンドルパサー産駒ビッググラスも6着までで馬券になりませんでした。(H16.2.11)


 
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■万葉S1、2着馬が揃って出走すると… (H16.2.15)


馬場改修工事により、今年から3400mという変わった距離で行われることになったダイヤモンドSだが、このレースでは万葉S組が強いと言われている。万葉SはダイヤモンドSと共に数少ない貴重な3000m級のレース。関係が深いのはある意味当然と思える。

けれど、よく見てみると万葉S組優位の傾向は薄れているとも言えるのだ。万葉S組がダイヤモンドSでガンガン走るようになったのは万葉Sが準オープンからオープンに昇格し、ダイヤモンドSが開催開幕週から最終週へ移った平成9年のこと。それ以降、平成11年までダイヤモンドSは開催最終週で行われていたのだが、この3年間のダイヤモンドS連対馬6頭は、なんとすべて同年万葉S出走馬だったのだ。

しかし、平成12年にダイヤモンドSが開催最終週から3週目へ移ってからは4年間で万葉S組の連対は1頭だけ。日程が1週ずれただけで傾向が急に変わってしまったのである。

だから、万葉S組はホントは過信禁物なのだが、それでも今年は万葉S組がどうも気になる。

万葉S組が栄華を極めていた平成9〜11年は、万葉S1、2着馬が揃ってダイヤモンドSに出走していた。そして、今年もまた万葉S1、2着馬が揃ってダイヤモンドSに出走してきたので、万葉S組が気になるのである。

ここで万葉S1、2着馬が揃ってダイヤモンドSに出走した場合のダイヤモンドSでの成績を表にまとめてみよう。

ダイヤモンドSの
施行場所
万葉S1着馬 万葉S2着馬
馬 名 ダイヤモンドS
での成績
馬 名 ダイヤモンドS
での成績
H9 東京 ビッグシンボル 2着 サージュウェルズ 4着
H10 東京 ユーセイトップラン 1着 ステイゴールド 2着
H11 東京 タマモイナズマ 1着 インターフラッグ 10着
H15 中山 ダイタクバートラム 3着 アクティブバイオ 6着

実は平成9〜11年以外に昨年も万葉S1、2着馬が揃ってダイヤモンドSに出走していた。それでも万葉S組は連対できなかったから、「万葉S1、2着馬が揃って出走」ということに絶対的な効力はないのかもしれない。けれど、昨年のダイヤモンドSは変則開催・中山での施行だったし、万葉S1着馬ダイタクバートラムはとりあえず3着して、馬券にはなっている。

ここで上表から読みとれることをまとめておこう。万葉S1、2着馬が揃ってダイヤモンドSへ出走した時にはどうなるのか…。

(1)万葉S1着馬が万葉S2着馬に必ず先着している。
(2)万葉S1着馬は必ず馬券になっている。特に東京施行時はすべて連対している。

ざっと、このようなことが言えそうだ。

さらに、上表8頭のうち、ダイヤモンドSを連対できた4頭、連対できなかった4頭を分けるカギとなりそうなことがある。それは前年ステイヤーズS出走歴である。ステイヤーズS出走歴のない4頭はすべてダイヤモンドSを連対し、ステイヤーズS出走歴のある4頭はすべてダイヤモンドSを連対していないのだ。

今年の万葉S1着馬はナムラサンクス、万葉S2着馬はエリモシャルマンだが、ステイヤーズS出走歴はナムラにはなく、エリモにはある。従って、有力なのはナムラサンクスではないかと思えるのだが、どうだろうか?

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  《その後の一言》
ナムラサンクスは優勝、エリモシャルマンは1番人気に支持されたものの先行して末をなくし、9着に惨敗。上で書いた通りにズバリなりました。3400mに距離が変わった点はあまり気にしなくてよかったようです。

ちなみに平成9年以降、万葉S連対馬のうち、1頭だけが出走したダイヤモンドSは2回ありまして、以下のような結果となってます(2回とも万葉S1着馬だけが出走)。

ダイヤモンドSの
施行場所
万葉S1着馬
馬 名 ダイヤモンドS
での成績
H13 東京 トシザブイ 3着
H14 東京 アドマイヤロード 5着

2頭とも前年のステイヤーズSには出走していないのですが、ダイヤモンドSでは連対できていません。ステイヤーズSに出走していない万葉S1着馬がいつも連対できているわけではないのです。「万葉S1、2着馬同時出走」と「ステイヤーズS出走歴」は両方が組み合わさって、いい感じに効力を発しているように思えます。(H16.2.18)


 
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■たんぱ杯出走馬のベストパターン (H16.2.15)


以前のきさらぎ賞は出世レースと言える存在ではなかったが、近年は傾向が一変、このレースの連対馬からクラシック連対馬、G1連対馬が続々と出現している。

その起点となったのは平成8年のきさらぎ賞だろう。1着ロイヤルタッチはその後、皐月賞と菊花賞を2着し、2着ダンスインザダークはダービー2着、菊花賞1着と活躍した。この平成8年に何があったかというと、ダービートライアル・NHK杯の廃止とG1NHKマイルCの創設だった。どういうメカニズムかは説明不能だが、これがどうもきさらぎ賞の出世レース化と関係している気がする。きさらぎ賞には「NHK賞」というサブタイトルがついているからだ。

さてさて、そんなきさらぎ賞へはラジオたんぱ杯2歳Sに出走するのが主要連対ルートの一つとなっている。ラジオたんぱ杯も出世レースだから、似た者同士、仲が良いといったところだろうか?

それではたんぱ杯出走馬のうち、特にどんなタイプがきさらぎ賞でよく好走しているのか、まずはたんぱ杯の着順でデータを整理してみよう(平成4年以降のデータ)。

たんぱ杯での着順 きさらぎ賞での成績
たんぱ杯4着以内馬 【2.4.1.5】 連対率50%
たんぱ杯5着以下馬 【0.1.2.10】 連対率8%

まあ、当然と言えば当然だが、たんぱ杯好走馬の方がきさらぎ賞でよく走るようだ。それも4着と5着の間に境界線を引くと、数字がうまく分離するようなのである。

ただ、たんぱ杯好走馬と言えばかなり期待の大きい存在で人気になることも多いから、連対率50%程度だと、やや不満が残ると言えるかもしれない。

そこでもう少し違う境界線の引き方を考えてみた。たんぱ杯での人気を使うのである。

たんぱ杯での人気 きさらぎ賞での成績
たんぱ杯4番人気以内馬 【2.3.0.1】 連対率83%
たんぱ杯5番人気以下馬 【0.2.3.14】 連対率11%

たんぱ杯4番人気以内馬は連対率83%。たんぱ杯4着以内馬より、着外馬の数が少なく、連対率が非常に高い。

ちなみにたんぱ杯4着以内で4番人気以内と条件を厳しく設定すると【2.3.0.0】で連対10割。これがきさらぎ賞におけるたんぱ杯組のベストパターンだと思える。

今年のきさらぎ賞には評判馬ブラックタイドが出走するが、同馬はラジオたんぱ杯1番人気4着馬。ベストパターンにズバリ当てはまっている。

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  《その後の一言》
ブラックタイドは勝てませんでしたが、2着して連対は果たしました。まあ、単勝1.5倍の断然人気でしたが…。勝ったのはマイネルブルックで今年の3歳世代はどうもマイネルが強いようです(「コスモ」の冠も含め)。きさらぎ賞は出世レースなので、連対馬2頭は今後も要注目の存在。(H16.2.18)


 
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■ダンツジャッジをめぐる二つのデータ (H16.2.21)


京都記念は平成13年から開催7日目に行われるようになった。そこから、どういうわけか、以前にはない妙な荒れ方をするようになり、予想の難しいレースになってしまった。そんなわけで、これから書くこともアテにならないかもしれないが…。

長らくハンデ戦だった京都記念が賞金別定戦となったのは平成6年のこと。それ以降、ずっと強いのは増量馬である。京都記念の基本斤量は4歳56キロ、5歳以上57キロというもの(牝馬は2キロ減)。規定以上の収得賞金を持つ馬はこの基本斤量より重い斤量を背負わされることになる。これがいわゆる増量馬である。

京都記念ではこの増量馬が平成6年から一昨年まで9年連続で連対し続けていた。昨年は唯一の増量馬だったアグネスフライトが凡走したものの、その同枠にいたイブキガバメントは連対。結局、京都記念における増量馬は10年連続で連対枠入りを果たしていることになる。

そんなわけで注目したくなる増量馬だが、今年の出走馬ではダンツジャッジ1頭だけが該当する。

ダンツジャッジは当初は短距離路線で活躍していた馬だが、徐々に距離を伸ばし、前走はついに2200mのAJCCでG2勝ちを飾った。

AJCCは芝2200mの賞金別定戦で、京都記念とはかなり施行条件の似ているレース。それではこのAJCCと京都記念の関係はどうなっているのだろうか?

グレード制導入の昭和59年以降、同年AJCC連対馬は京都記念で【2.1.3.0】。すべて3着以内に好走している。ただ、これには京都記念が芝2400mのハンデ戦だった時のデータも含まれている。そこで、京都記念が芝2200mの賞金別定戦となった平成6年以降に限定すると【0.1.3.0】。距離が同じになったのに、2頭のV馬がデータから消え、成績が低下してしまうのだ。さらにダンツジャッジと同じように中山金杯3着以内→AJCC連対と進んだ馬は2頭いて【0.0.2.0】。連対までは一歩届かず、共に3着となっている。

ダンツジャッジは増量馬のデータから行くと連対しても良さそうだが、AJCC連対馬のデータから行くと3着くさい感じがする。さてさて、結果はどうなるのだろうか?
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  《その後の一言》
「3着か連対か」なんてことを書いておりましたが、ダンツジャッジは結局7着。馬券圏内にはちと遠い結果となってしまいました。勝ったのはダンツジャッジの対角に入っていて、断然人気のシルクフェイマスでした。(H16.2.25)


 
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■サイレントディールの隣枠が気になる理由 (H16.2.22)


「地方競馬の有馬記念」とも言える東京大賞典が2800mから2000mに変更されたのは平成10年のこと。距離変更初年度の東京大賞典を1番人気で勝ったのはアブクマポーロだったが、同馬は翌年のフェブラリーSには出走しなかった。けれど、東京大賞典2着のメイセイオペラが翌年のフェブラリーSを見事優勝している。

これ以降、東京大賞典の上位好走馬がフェブラリーSを好走することがチラホラあるが、いつもそうなるとは限らないので、その関係は非常に深いとまでは言えない。

どちらにしても今年のフェブラリーSには前年東京大賞典の上位好走馬が1頭も出走していない。そこで、話はちと怪しげな方向に進むのである。

メイセイオペラは平成11年にフェブラリーSを制した後、帝王賞を勝ったりしながら、暮れには東京大賞典へ堂々の1番人気に支持されて出走する。しかし、ここで11着の大惨敗を喫してしまうのだ。そして、次に出走したのが平成12年のフェブラリーS。

ここでメイセイオペラはそれなりに健闘したものの、結局は4着止まりで、馬券にはならなかった。その一方、メイセイオペラの隣枠に入っていたウイングアローが優勝したのである。

そして、これ以降、東京大賞典1番人気馬がカギを握るようになったのだ。フェブラリーSでは目下4年連続で東京大賞典1番人気馬の隣枠が連対しているのである。

今年はサイレントディールが東京大賞典1番人気馬としてフェブラリーSへ出走してきた。その隣枠は果たして今年も連対するのだろうか? 念のために書いておくと、こういう「怪しい予想方法」では最内と大外はつながっていると考えるのが通例。サイレントディールは1枠に入っているが、その隣枠は2枠と8枠ということになる。
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  《その後の一言》
ん〜〜、サイレントディールの隣枠がいいなんて書いてたら、該当する8枠に入ってたスターリングローズが3着。そのスターリングをクビ差抑えたのは他でもないサイレントディール自身でありました。何とも情けない結果で反省。

そして、実を言えば、サイレントディールの隣枠の馬のうち、戦歴的なデータ等から自分が最有力と見ていたのは2枠に入っていたユートピアでした。けれど、これは2番人気になりながらサッパリ。このユートピアとサイレントディールはどちらも金子真人オーナーの馬で、明暗を分けた形になりました。

ご存知の方も多いかと思いますが、金子真人氏といえば株式会社図研の社長さん。最近、この図研のテレビCMをよく見かけるようになりました。以前はそんなことをやらない会社だったと思うんですが…。で、「それが何よ」と言われるかもしれませんが、この話はこれだけで終わりです。(H16.2.25)


 
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■今年の3歳重賞で目立つ点 (H16.2.28)


今年、3歳重賞はこれまで4レース行われたが(牝馬限定戦は除く)、戦歴的にまず目立ったのは朝日杯出走馬の活躍。けれど、今日行われる3歳重賞、アーリントンCに朝日杯組は出走していない。

そこでもう一つ、今年の3歳重賞で目立っている点を挙げれば、前走500万1着馬がよく走っていることか。

レース名 着順 馬 名 前 走
シンザン記念 2着 タマモホットプレイ 500万千両賞1着
京成杯 3着 キングカメハメハ 500万エリカ賞1着
共同通信杯 1着 マイネルデュプレ 500万ひいらぎ賞1着
きさらぎ賞 1着 マイネルブルック 500万寒竹賞1着

上表にまとめた通り、前走500万1着馬は該当4レースですべて3着以内に入っており、4レース中3レースで連対している。

そこでアーリントンCのメンバーを見渡すと、前走500万1着馬は唯1頭、園田所属のカク地エイユーハーデイしかいない。

エイユーハーデイは前走500万こぶし賞を勝っている。こぶし賞と言えば、500万の中ではかなりの名門。差し当たって過去5年に限定しても、ノーリーズンをはじめ、ワンダーファング、フサイチゼノン、スズノマーチとその優勝馬から後の重賞連対馬が続々出ている。

ただ、それではこぶし賞とアーリントンCの関係はどうか? と調べてみると、これが今イチなのである。第1回のアーリントンCが行われた平成4年以降、こぶし賞1着馬はアーリントンCで【1.0.0.4】。両レースを勝ったメルシーステージがいるものの、好走率は高くない。

てなわけで、タテの傾向とヨコの傾向がピタリ合致とはいかず、悩んでしまうところだ。

アーリントンCの前身になるのはペガサスSというレースだが、ペガサスSといえば昭和63年に中央初戦のオグリキャップが勝ったレース。「地方」とはそれなりに縁があるような気もするのだが…。
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  《その後の一言》
エイユーハーデイは6着。ヨコの傾向より、タテの傾向を重視した方が良かったようです。(H16.3.3)


 
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■グレード別定規定の変更について (H16.2.28)


JRAの発表した「平成16年度競馬番組等について」(PDFファイル)という文書がある。ここに「負担重量の変更について」という項目があるのだが、そこには「近走成績を重視することで、より白熱した競走を提供するために、負担重量を以下のとおり改善します」と書いてある。

この項目の「重賞競走の別定重量」について、より詳しい内容を引用すると…

G1競走のステップとなるG2およびG3競走のグレード競走の優勝実績により加増される別定重量について、1年前より前の優勝実績馬に対しては、一部の競走において現行よりも1kgの減量措置を講ずることとします。

なんてことが書いてあるのだ。

まったく持って回ったお役所的な言い回しでわかりにくいが、この結果どうなったかというと、いわゆる「グレード別定重賞」のうち、芝のレースはすべて別定規定が変更されることとなった(私の見落としがなければ)。そして、その第一弾が明日の阪急杯である。ちなみにダート重賞にもグレード別定戦はたくさんあるのだが、こちらはこの形で別定規定が変更されたレースはない。

それでは具体的に阪急杯の別定規定について見てみよう。阪急杯は一昨年にグレード別定戦になったばかりだが、ここ2年は基本斤量56キロ(牝馬54キロ)から以下のような規定で増量がなされていた(2歳時の実績は除く)。

G1を勝っていれば3キロ増、G2を勝っていれば2キロ増、G3を勝っていれば1キロ増

これが今年は以下のように変わったのである(2歳時の実績を除くことは変わらない)。

1年以内に G1を勝っていれば3キロ増、G2を勝っていれば2キロ増、G3を勝っていれば1キロ増
1年以上前に G1を勝っていれば2キロ増、G2を勝っていれば1キロ増

1年以上前に実績を作ったが、最近は今イチの馬は少し斤量を軽くしてやって再度活躍してもらう。そしてそれによってメンツを揃え、G1戦線を盛り上げよう……これがJRAの目論見といったところだろう。

今年の阪急杯出走馬のうち、この規定変更の恩恵を受けたのはサニングデールとリキアイタイカン。昨年までの規定ならG2勝ちがあるので基本斤量56キロから2キロ増の58キロで出走しなければならないところだったが、2頭ともG2勝ちが1年以上前の話だったので、1キロ増止まりの57キロで出走できることとなっている。

このような規定変更の恩恵を受けた馬がいつもいつも好走するとは限らないものの、やっぱりこれが気になる阪急杯である。

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  《その後の一言》
惨敗続きだったリキアイタイカンはダメでしたが、サニングデールはアタマ差でV。サニングデールは昨年のこのレースでは58キロで2着でしたし、いかにも規定変更の恩恵を受けて勝ったような印象を残しました。サニングデールの前走シルクロードS3着という戦歴は昨年と同じものでしたし、戦歴的にも結構いい材料が揃っていたかと思います。(H16.3.3)


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