【競馬番組表ウオッチャー】TOPへ

これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


『これが気になる、競馬のあれこれ』 バックナンバーはこちら


平成15年10月分
■レディブロンドと中央競馬七不思議 (H15.10.4)
■「展開」は「データ」を破れるのか? (H15.10.11)
■オークス1番人気馬について再度検討する (H15.10.18)
■8枠17番から2週連続SSの三冠馬は生まれるのか? (H15.10.25)
■ラジオたんぱ杯馬が菊で馬券になる条件 (H15.10.25)




 
▲このページの目次へ
■レディブロンドと中央競馬七不思議 (H15.10.4)


秋のG1第一弾スプリンターズS。その話題の一つに5戦5勝馬レディブロンドの参戦がある。

G1昇格後のスプリンターズSでこういった出走馬は例がないので、まったく困ってしまう。デビューが遅れ、1000万特別でデビュー勝ちというのはすごいと言えばすごいが、藤沢和厩舎の仕業?と言われれば、以前ほどは驚かなくなった。今、思い出すところではタイキシャトルの弟、タイキチェイサーなんかも900万特別でデビュー勝ちしていたなぁ〜。もちろん、藤沢和厩舎の馬である。

レディブロンドは重賞初出走(それどころかオープンクラス初出走)がG1となるわけだが、サンスポの記事(「レディブロンド、シンデレラの階段を昇れるか」)によると、こういうパターンで古馬芝G1を勝ったのはグレード制以降、昭和61年・宝塚記念のパーシャンボーイと、平成元年・安田記念のバンブーメモリーしかいないらしい(正確には当該記事には古馬G1とは書いていないのだが…)。

そこで、両馬の成績を調べてみると、当該G1までにパーシャンボーイは谷川岳S2着、バンブーメモリーはシルクロードS3着という実績があり、オープンクラスで馬券になったことがあった。レディブロンドはそもそもオープンクラス未出走だから、これに見劣るわけである。けれど、パーシャンボーイにもバンブーメモリーにもないものとして、レディブロンドには「無敗」という付録があると言えばある。

レディブロンドは連闘でG1に臨むが、これも注目の的となっている。実はショウナンタイムもレディブロンドと同じ前走セプテンバーSからの連闘。なのにさっぱり話題になってないのはかわいそうな気もするが、まあ、それはいいとして、藤沢和厩舎と聞くと、やはり連闘でG1といっても昔ほどは驚かなくなった。過去にそういう例があるからだ。

競馬文化フォーラム@niftyの「競馬ミニデータ」によると藤沢和厩舎のG1連闘はこれまで以下の3例がある(ちなみにこの「競馬ミニデータ」はJRA広報室が出しているのと同じもの(のはず))。

馬 名 前走成績   G1成績
H4 シンコウラブリイ 富士S1着 マイルCS2着
H8 シンコウキング 富士S1着 マイルCS6着
H10 スティンガー 赤松賞1着 阪神3歳牝馬S1着

過去に3例あって、2回も連対しているのだから、なかなかの成功率と言える。

以上、レディブロンドについてデータを無理矢理絞り出せばこんなところになるわけだが、しかし、そんなことより、今回のレディブロンドに関して一番気になるのはその鞍上・柴田善騎手である。

最近、藤沢和厩舎の馬によく乗るようになった柴田善騎手はみなさんご存知の通り、騎手リーディングの上位常連。今年も先週までで92勝し、関東リーディングではトップを走っている。

ところが、そんなトップジョッキーがG1に限ると、どうも最近今イチなのである。オフサイドトラップの天皇賞(秋)をはじめ、中央G1を5勝している柴田善騎手ではあるが、平成12年の高松宮記念をキングヘイローで勝ったのを最後に中央G1ではずう〜〜〜〜〜〜っと連対していないのだ。その間、3年半、48戦も連対していない。【0.0.4.44】である。これほどのトップジョッキーがG1になると、なんでこんな成績になってしまうのか? これはまったく、中央競馬七不思議の一つと言っていいんじゃないかと思ってしまうのである。

レディブロンドは中央競馬七不思議も何もかも、すべてのデータを打ち破り、果たしてG1制覇を成し遂げるのだろうか?
  《その後の一言》
柴田善レディブロンドは追い込んだものの、馬券になれず4着まで。柴田善騎手のジンクスは一体どこまで続くんでしょうか? (H15.10.9)


 
▲このページの目次へ
■「展開」は「データ」を破れるのか? (H15.10.11)


今週は京都大賞典、毎日王冠と重賞が2鞍あるが、注目度が高いのはやはりファインモーションの出走する毎日王冠だろう。

しかし、ファインモーションという馬は個人的にどうも好きになれないのである。ローテが過去に例がない感じで、過去に連対例がないから来ないかと思っているとよく来るし…。それじゃあ、仕方がないからファインモーション絡みの馬券を狙ってやるかと思うと、かなりの低配当馬券が入ってしまうし…。で、低配当馬券が買い目に含まれてしまうので、買い目を絞ったりすると、妙な抜け目が来てしまったりするし…。

てなわけで、ここは厄介なファインモーションの話題から逃げ、ゴーステディ方面へ移動してみたいのである。

というのも、ゴーステディが当初思っていたより、ずいぶん人気になっているからだ。きちんとメモしていなかったので、ややあいまいだが、土曜午後にゴーステディの単勝は7〜8倍台ぐらいになっていたと思う。前日最終オッズはそれより上がって10.5倍となっているが、それでも4番人気。マイネルアムンゼン、バランスオブゲームあたりより人気上位になっている。

ゴーステディは前走の新潟記念で11着に惨敗しているが、大敗からの一変があり得るのが逃げ馬というものだし、今回は典型的な逃げ馬が他におらず、単騎逃げが見込めそう、それも馬場のいい開幕週で…といったあたりが人気になっている理由だろうか。左回り芝【5.1.2.6】というのも強調材料かもしれない。

しかし、ゴーステディには実績面で大きな問題があると思える。彼は重賞にはよく出走しているものの、まだ重賞連対がないからだ。

毎日王冠と言えば、G2の中でも大変レベルの高い一戦。重賞連対実績ぐらいないと好走するのは厳しい…と感覚的にはわかっているのだが、それでは具体的にどうなのか調べてみた。対象期間はグレード制導入の昭和59年以降で19年間。この間の毎日王冠で中央重賞未連対馬の成績を調べてみたのである(ただし、カク外、カク地は除く)。

すると、その数字は【0.0.3.14】と出た。やはり、イメージしていた通り、重賞連対がなくて毎日王冠を連対した馬はグレード制以降、1頭もいないことがわかったのである。ちなみに3着は3頭いるが、うち2頭は昭和時代の馬。平成になってからは平成7年のトロットサンダーが中央重賞連対がないままで3着になった唯一の馬となっている。

ただ、実を言えば、調べる前は【0.0.3.54】のような迫力ある消去データが出ることを期待していた。けれど、調べてみると、該当馬の出走は19年間でたった17頭だけ。実際、今年も中央馬で重賞未連対馬はゴーステディ1頭しかいない。重賞未連対馬は毎日王冠に出走すること自体が珍しいのだ。さすがハイレベルの毎日王冠ではある。

結局、消去データに今一つ迫力はないものの、19年間で重賞未連対馬の連対ゼロというのは事実。果たして「展開」が「データ」を破り、ゴーステディは重賞未連対のまま毎日王冠を連対できるのだろうか?
  《その後の一言》
ゴーステディの単勝を前日に一人でたくさん買った人がいたとかいないとか……。それで、あんなにオッズが下がってたんでしょうか。最終的には22.6倍の7番人気でした。これならまあ、そんなもんかというオッズですね。

「展開」はビックリでしたね。ゴーステディが逃げないで、なんとファインモーションがハナ。そして、特に不利もないように見えたのに堂々の?失速。単勝1.3倍で。今回、自分はファインモーションを本命にはしませんでしたが、何だかやっぱりイヤな馬ですね。個人的には。

ゴーステディは逃げずに持ち味を生かすことなく凡走。重賞未連対馬は今年も連対できず、上に書いた消去データは一つ数字を上乗せしました。(H15.10.16)


 
▲このページの目次へ
■オークス1番人気馬について再度検討する (H15.10.18)


一昨年の当コーナーで「オークス1番人気馬が秋華賞を好走する秘訣とは?」というのを書いた。そこでのとりあえずの結論は「オークス1番人気馬はオークスで連対すると秋華賞を連対できず、オークスで連を外すと秋華賞を連対できる」といったものだった。そして、一昨年の秋華賞は実際、オークスを1番人気で3着に敗れていたテイエムオーシャンが優勝したのである。

これに続き、昨年の秋華賞にもオークスを1番人気で連対していない馬が出走していた。シャイニンルビーである。一昨年に書いたことが正しければ、シャイニンルビーも秋華賞を連対していいはずだ。しかし、同馬は華々しくも18着に大惨敗。秋華賞におけるオークス1番人気馬について再検討する必要が出てきたのである。

ここで、オークスを1番人気で連対せず、秋華賞に出走した馬をまとめてみると下表のようになる。

馬 名 オークス成績 秋華賞成績
H9 キョウエイマーチ 1番人気11着 2着
H10 ファレノプシス 1番人気3着 1着
H13 テイエムオーシャン 1番人気3着 1着
H14 シャイニンルビー 1番人気5着 18着

秋華賞を連対できた馬は赤字、連対できなかった馬は黒字としてみたが、一見して連対できなかったシャイニンルビーだけが明らかに他の3頭より格落ちと感じる。これは単に秋華賞を惨敗したからだけでなく、オークスより前の成績も影響しているのだろう。

馬 名 桜花賞成績 オークス成績 秋華賞成績
H9 キョウエイマーチ 1着 1番人気11着 2着
H10 ファレノプシス 1着 1番人気3着 1着
H13 テイエムオーシャン 1着 1番人気3着 1着
H14 シャイニンルビー 3着 1番人気5着 18着

秋華賞を連対できた3頭はすべて桜花賞馬。それに対し、秋華賞を大敗したシャイニンルビーは桜花賞3着止まりの馬だったのである。

ここで、もう一つの要素として秋のトライアルも取り上げ、この表をさらに横に伸ばしてみたい。

馬 名 桜花賞成績 オークス成績 秋のTR成績 秋華賞成績
H9 キョウエイマーチ 1着 1番人気11着 ローズS1着 2着
H10 ファレノプシス 1着 1番人気3着 ローズS1着 1着
H13 テイエムオーシャン 1着 1番人気3着 休み明け 1着
H14 シャイニンルビー 3着 1番人気5着 紫苑S3着 18着

これを見ると、キョウエイマーチとファレノプシスの秋華賞に至る戦歴はかなり似ていることがハッキリしてくる。すなわち、「桜花賞1着」→「オークス1番人気で連対せず」→「ローズS1着」という戦歴である。これを秋華賞連対への一つのモデルケースと考えると、テイエムオーシャンはそのうちの一つ、「ローズS1着」という部分が欠けている。しかし、それでもテイエムオーシャンは秋華賞を制覇した。とすると、キョウエイマーチとファレノプシスが持っていた三つの戦歴のうち、二つが揃っていれば秋華賞はOKということになるのだろうか(ちなみにシャイニンルビーは秋のトライアルではオープン特別の紫苑Sという格落ちのレースに出走し、しかも3着に敗れているのだから冴えない戦歴だ)。

けれど、秋のトライアルが対照的な「キョウエイマーチ、ファレノプシス」と「テイエムオーシャン」がどちらも秋華賞を連対できたのだから、秋のトライアルは関係なく、カギはあくまで桜花賞勝ちだけにあると考えることも可能だ。

そこで、問題になってくるのが今年のアドマイヤグルーヴである。

馬 名 桜花賞成績 オークス成績 秋のTR成績 秋華賞成績
H15 アドマイヤグルーヴ 3着 1番人気7着 ローズS1着

アドマイヤグルーヴは桜花賞を勝っていないが、ローズSは勝っている。モデルケースの三つの戦歴のうち、二つが揃っていればOKなら、この馬は秋華賞を連対できることになる。けれど、あくまで桜花賞勝ちが重要ということなら、秋華賞は連対できないはずだ。さてさて、その結末はどちらになるのだろうか?
  《その後の一言》
アドマイヤグルーヴは2着を確保。「三つの戦歴のうち、二つが揃っていればOK」だったんでしょうか。そして、勝ったのはスティルインラブ。こちらはもう一つのキーとなる戦歴「桜花賞勝ち」を持っている馬でした。ただ、桜花賞優勝馬が秋華賞を連対するための戦歴としては典型的なものではないと個人的には思っていましたが…。(H15.10.22)


 
▲このページの目次へ
■8枠17番から2週連続SSの三冠馬は生まれるのか? (H15.10.25)


サンデーサイレンスは死して、さらにその威力を増した感がある。昨夏のSS死亡以降、まだ獲っていなかったG1を次々と奪い、スプリントG1、中央ダートG1といった未開拓の分野にも進出した。そして、ついに先週は苦手の秋華賞を克服し、牝馬三冠馬も誕生させてしまったのである。こうなると、流れ的に牡馬も三冠馬誕生となりそうな気がしてくる。

サンデーサイレンスが最も得意としている分野は3歳牡馬クラシック。皐月賞を5勝、ダービーを5勝、菊花賞を3勝もしているのだ。しかし、これまでありそうでなかったのがSSの牡馬三冠馬。SS同士で星のつぶし合いをしてしまうということなのか、SSにはまだ牡馬の三冠馬がいなかったのである。

SSはすでに死んでしまった。牡馬のSS三冠馬を誕生させるために残された時間はそれほど多くない。そもそもSS産駒で皐月賞、ダービーと春の二冠馬になったのは今年のネオユニヴァースが最初。三冠への挑戦権を得るだけなら、SSにとっていとも簡単なことと思えるが、意外にそうでもなかったわけだ。しかし、今年はそのチャンスが巡ってきた。それもSSの総本山(?)、社台レースホースの馬だから、三冠馬にふさわしいキャラクターとも言える。ここは牝馬で前座を盛り上げて、一気呵成に…。

そんな思いを巡らせながら枠順確定を待つと、菊花賞で二冠馬ネオユニヴァースが入ったのはなんと8枠17番。先週のスティルインラブはやはり8枠17番に入り、三冠を達成。昭和61年のメジロラモーヌ以来、17年ぶりの牝馬三冠馬誕生だった。17年ぶりで17番という非常にベタなつくりになっていたわけである。

一番最近の牡馬三冠馬は平成6年のナリタブライアン。9年前のことである。だから今回、ネオユニヴァースは9番にでも入るのかと思っていたら、牝馬のスティルインラブとまったく同じ17番。あまりにもベタベタなわざとらしさに怒りさえわいてきてしまった。同じ17番に入って、同じ父を持つ牡馬と牝馬が同一年に三冠達成となれば確かにJRAの仰る通り「サプライズ」だが、ここまで妙に揃いすぎていると、逆に何かのワナではないかという気もしてくる。ああ〜、もうホントに悩ましい。

ちなみに17年前の昭和61年に牡馬クラシックでは何があったか調べてみたら、これはダイナガリバーがダービーを勝った年だった。社台レースホースの初めてのダービー制覇である。そして、それは社台の先代大種牡馬ノーザンテースト産駒初のダービー制覇だった(というか、それしかダービー勝ってないけど)。

そして、そのダイナガリバーは菊花賞で………2着に敗れてるんだな〜。これは何か意味があるんだろうか? そういえば、そもそもサンデーサイレンスという馬は現役時代、ケンタッキーダービー 、プリークネスSはライバル・イージーゴーアに勝ったが、三冠目のベルモントSではイージーゴーアに大きく負けて2着だったんだな、なんてことも急に思い出されてきた。

てなわけで、三冠馬が生まれそうだという予感はしていたのに、ネオユニヴァースが8枠17番にぶちこまれてみると、心は乱れに乱れ、ホントに悩ましいことになってしまった。ネオユニヴァースは戦歴的には悪くないと思っていたというか、今でも思ってるんだけどな〜。そして、このあたりのことは話のマクラにしようと考えていただけだったのだが、結構長くなってしまったので、この後は次項で改めて…。
  《その後の一言》
ネオユニヴァースの戦歴について書き出すと長〜くなってしまいますので端折りますが、要するにグレード制以降、春の二冠馬で菊花賞に出てきたのはシンボリルドルフ、ミホノブルボン、ナリタブライアンの3頭。ルドルフ、ブライアンは三冠馬となり、ブルボンは菊2着。とりあえず、3頭とも菊花賞を連対しているわけです。

ただ、3頭とも秋のステップレースでは連対している一方、ネオユニヴァースは神戸新聞杯3着で馬券にはなり、優先出走権も取ったけれど、連対はせず。そこが、多少微妙とは思ったものの、前週にスティルインラブがステップレース3着どころか、5着から三冠をやすやす取ったのを見て、あーステップレースはそんなに重要じゃないのかー、だったらネオは神戸新聞杯3着で十分三冠取れるかな〜? なんて思ったわけですね。

けれど、8枠17番にわざとらし〜く、白々しく入ったのを見て、どーも危険な感じ。それでも、この戦歴なら2着は確保するんじゃないか? これがレース前に自分が考えたことでした。けれど、実際には2着も確保できず、かろうじて馬券対象となる3着に敗退。

盛り上げに盛り上げておいて、ガクンと下げるJRA。また一つ怖い夢を見た思いです。いや、本当に。(H15.10.29)


 
▲このページの目次へ
■ラジオたんぱ杯馬が菊で馬券になる条件 (H15.10.25)


さて、前項に引き続き、三冠馬が誕生するか否か考えようかとも思ったが、それをやっているとキリがない。そこで、あーいういやらしい枠に入った馬のことはちょっと置いておき、ここは話を変えて、突如ラジオたんぱ杯2歳Sについて考えてみたいのである。

ラジオたんぱ杯2歳Sというと、クラシックへの登竜門などと言われ、近年非常に注目されている重賞。けれど、菊花賞の頃になると、さすがに遠く離れた2歳重賞との関係は忘れ去られているかもしれない。

しかし、菊花賞は紛れもなくクラシックなんだから、「クラシックへの登竜門」との関係を探ってみてもいいのではないかと思うのである。

ラジオたんぱ杯2歳Sが現在のように芝2000mで行われるようになったのは平成3年のこと。その翌年、平成4年以降の菊花賞に出てきた前年ラジオたんぱ杯優勝馬は次の通りとなる(年は菊花賞の施行年)。

馬 名 菊花賞成績
H5 ナリタタイシン 17着
H7 タヤスツヨシ 6着
H8 ロイヤルタッチ 2着
H9 メジロブライト 3着
H11 アドマイヤベガ 6着
H14 メガスターダム 3着

さすがにこれだけ時期が違うと、「クラシックへの登竜門」効果も薄れ、格段に良い成績ではない。しかしながら、さらにここで、これらの馬が春の二冠でどういう成績を残していたか、検討してみよう。

馬 名 皐月賞成績 ダービー成績 菊花賞成績
H5 ナリタタイシン 1着 3着 17着
H7 タヤスツヨシ 2着 1着 6着
H8 ロイヤルタッチ 2着 4着 2着
H9 メジロブライト 4着 3着 3着
H11 アドマイヤベガ 6着 1着 6着
H14 メガスターダム 5着 4着 3着

さて、ここからどういうことが読みとれるだろうか。「クラシックへの登竜門」効果をフルに生かし、春の間にクラシックを勝っていたのはナリタタイシン、タヤスツヨシ、アドマイヤベガの3頭。これらはいずれも菊花賞では凡走しており、馬券になっていない。

では、「クラシックへの登竜門」効果を春に使い切れなかった馬たちはどうだったか。上表から、前記3頭を除いてみよう。

馬 名 皐月賞成績 ダービー成績 菊花賞成績
H8 ロイヤルタッチ 2着 4着 2着
H9 メジロブライト 4着 3着 3着
H14 メガスターダム 5着 4着 3着

「クラシックへの登竜門」効果はまだそれなりに残っていたのか、残った3頭は菊花賞で連対できるとは限らないものの、いずれも3着以内に入り、馬券になっているのだ。

ここでは秋のトライアルの叩き方などは考慮に入れなかったので、これだけですべてが解明されているとは言えないが、とりあえず、昨年のラジオたんぱ杯2歳Sを勝ったザッツザプレンティが菊花賞でちょっと気になる存在なのは確かである。
  《その後の一言》
ザッツザプレンティ勝っちゃいましたね〜。上のデータなんか見ると3着クサイ感じがしたんですけどね。社台レースホースの三冠馬を阻止したのは社台レースホース、サンデーサイレンスの三冠を阻止したのはその仔、ダンスインザダークというオチでした。(H15.10.29)


『これが気になる、競馬のあれこれ』 バックナンバーはこちら

Readme! 【競馬番組表ウオッチャー】TOPへ