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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


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平成15年5月分
■大阪杯は天皇賞(春)の主要ステップではない!? (H15.5.3)
■6枠がどうにも怪しく見えるのだが… (H15.5.10)
■1番人気馬は周囲にパワーを振りまいている!? (H15.5.17)
■外人騎手の枠は買えるのか、買えないのか? (H15.5.24)
■ダービーからダービーへ (H15.5.31)




 
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■大阪杯は天皇賞(春)の主要ステップではない!? (H15.5.3)


アメリカは何でいつも戦争をしたがるのか?

イラク攻撃の場合は、イラクに大量破壊兵器があるからとか、フセインの独裁体制からイラク国民を解放するためとか、そんなことを言っていたが、それが少なくとも戦争をしかけた最大の理由であるとは到底信じられない。

対イラクに限らず、アメリカがやたらめったらいつも戦争をしたがるのは、どうも軍事というものがアメリカ最大の公共事業となっているかららしい。アメリカの軍事費は現在、世界の総軍事費の40%近くという膨大なものとなっている。これを正当化するためには、アメリカにはいつも敵がいて、次から次へと戦争をしていなければならないというわけだ。

アメリカが戦争をすることが、たとえアメリカ全体の利益にならなくても、軍需産業やそれにつながった政治家には大変な利益になる。要するにブッシュを取り巻くネオコン一派の連中は自身の金儲けのために人殺しをさせているわけである。

国の財政がいくら赤字で火の車になろうが、日本では無意味な公共事業がなかなか減っていかない。公共事業で潤う企業、そして、それと結びついた政治家が何とか利権を保持していこうと、全力を尽くして抵抗しているからだろう。

戦争の理由というのは複雑で他にも色々あるのだろうが、この「軍事=公共事業」論はわかりやすい。これがアメリカが強行に戦争へ踏み切る大きな要因になっているだろうことは、アメリカの膨大な軍事費という事実を示されただけで、素人の自分にも容易に想像できる。


以上のようなことが、環境総合研究所所長の青山貞一氏が書いた論考にわかりやすくまとめられていたので、これをトップページにリンクしました。ぜひ、ご覧ください。ここでも、リンクしておきます。

「正当性なき米国のイラク攻撃 第2章」

青山貞一氏は坂本龍一が中心となって刊行された『非戦』にも執筆している人。「正当性なき米国のイラク攻撃」は開戦前の今年1月に書かれたもので、アメリカの軍需産業について論じているのは第2章。全体は5章立てで、今回のイラク攻撃に関して総合的に論じています。

「正当性なき米国のイラク攻撃 目次」
「非戦 公式サイト」
「非戦」 オンライン書店Amazon.co.jpへのリンク



さて、それではいつもの競馬の話に移ろう。明日はステイヤーの頂点を決める天皇賞(春)が行われる。低レベルと言われる今年の天皇賞(春)だが、それはともかく、ここでは春天への主要ステップレースの一つ、大阪杯について考えてみたい。

春の天皇賞へのカク地ステップレースは阪神大賞典、日経賞、大阪杯と定められており、この三つが春天への三大ステップであるかのように言われるが、実は大阪杯というのは春天ステップとしてはかなりの傍流になる。主要ステップに含めてよいか疑問と言えるほどなのだ。

けれど、大阪杯組はあまり来ないなと薄々気づいていても、何となく三大ステップ的なイメージもあり、毎年ソコソコは人気になるのが大阪杯組。そこで、ここでは大阪杯出走馬が春天でどれだけ走ってきたのか、冷静に数字を見てみたい。

グレード制導入の昭和59年以降、同年大阪杯出走馬の天皇賞(春)での成績は次のようになる。

大阪杯出走馬 【2.1.5.47】 連対率5.5%

なんと50頭以上が出走し、連対はわずか3頭だけ。連対率5%台の低率というわけで、大阪杯は春天の主要ステップではないという話もこれなら理解してもらえるだろう。

そして、大阪杯組で春天を連対できた3頭とはどんな馬だったかというと…

馬 名 大阪杯 天皇賞(春)
H2 スーパークリーク 大阪杯1番人気1着 天皇賞(春)1番人気1着
H5 メジロマックイーン 大阪杯1番人気1着 天皇賞(春)1番人気2着
H13 テイエムオペラオー 大阪杯1番人気4着 天皇賞(春)1番人気1着

いずれも3000m級のG1馬であり、いずれも春か秋かの天皇賞をすでに勝ったことのある馬だった。そして、大阪杯でも春天でも1番人気になるという圧倒的な存在感のある馬ばかりである。これを見ても、大阪杯ステップというのが、春天連対へはかなりきついということが感じられるはずだ。

低レベルと言われる今年の春の天皇賞は、果たして低レベルゆえに例外的な年となるのか? それとも傾向は例年通りで、大阪杯組はまたも苦戦するのだろうか?
  《その後の一言》
大阪杯組では2番人気ツルマルボーイ、6番人気タガノマイバッハ、この辺の馬は上のデータからいらないと思い、自分は消しました。問題は7番人気ヒシミラクル。阪神大賞典と大阪杯を両方叩くという珍しいローテをとってきた馬です。この馬は天皇賞馬ではなく、大阪杯1番人気でも今回の天皇賞1番人気でもありませんでしたが、菊花賞馬ですから3000級G1馬ではありました。だから、多少は連対の可能性もあるかなとは思ってましたが、菊花賞後の成績がちと悪すぎる。だから、同枠ダイタクバートラムのサポートに止まるか、精々頑張っても3着までなんじゃないかな〜というのが正直な思いでした。

しかし、結果は見事な勝利。同枠ダイタクの方が3着になっちゃいました。3000m級G1馬に限っては大阪杯組でも要注意ってとこでしょうか。6枠からの枠連中心に買い目を組んだので、一応予想は当たったんですが…。(H15.5.7)


 
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■6枠がどうにも怪しく見えるのだが… (H15.5.10)


今年のNHKマイルCの枠順を見て、どうしても真っ先に目についてしまうのが6枠だ。

先週の天皇賞(春)では橋口厩舎がダイタクバートラム、ツルマルボーイと2頭出し。そして、2頭出しの馬が1、2番人気に支持されるというG1ではそうそうお目にかかれない状況にありながら、3着、4着と人気を裏切った形になってしまった。

そしてその翌週となる今回も橋口厩舎はG1で2頭出し。またも1、2番人気とはならないだろうが、ゴールデンキャスト、ユートピアとも上位人気に支持される馬である。そして、この2頭が6枠に同居して、イヤでも目についてしまうのだ。

特に武豊騎手は6枠12番に入ってきたが、これは…

天皇賞(春) 6枠12番 ダイタクバートラム 武豊騎手 橋口厩舎 1番人気3着
NHKマイルC 6枠12番 ゴールデンキャスト 武豊騎手 橋口厩舎

天皇賞を1番人気で負けたダイタクバートラムと同じ位置になる。

しかし、武豊騎手は最近G1で12番によく入り、よく負けているとも言える。武豊騎手は昨秋、ファインモーションに乗って、秋華賞、エリザベス女王杯を共に馬番12番で勝つと、その後は…

レース名 枠番 馬番 馬 名 人気 成績
朝日杯FS 6枠12番 サイレントディール 3番人気8着
有馬記念 7枠12番 ファインモーション 1番人気5着
皐月賞 6枠12番 サイレントディール 4番人気6着
天皇賞(春) 6枠12番 ダイタクバートラム 1番人気3着

中央G1で4回も馬番12番に入り、1回も連対していないのだ。武豊騎手にとって、12番はリベンジのなかなか果たせない馬番のようにも見える。

では、橋口厩舎のもう1頭、ユートピアに乗ってきた安藤勝騎手はどうかというと、こちらは天皇賞よりさらに一つ前のG1、皐月賞で同じ6枠11番に入り、今回と同じ橋口厩舎のザッツザプレンティに乗って負けている。だから、こちらも同じ位置に入ってリベンジ態勢にも見えるのである。

そもそも皐月賞の6枠というのは…

皐月賞 6枠11番 ザッツザプレンティ 安藤勝騎手 橋口厩舎   5番人気8着
6枠12番 サイレントディール 武豊騎手   金子真人オーナー 4番人気6着
NHKマイルC 6枠11番 ユートピア 安藤勝騎手 橋口厩舎 金子真人オーナー
6枠12番 ゴールデンキャスト 武豊騎手 橋口厩舎  

NHKマイルCの6枠と非常に類似要素の多い枠順だったのだ。だから、今回の6枠はリベンジのパターンにズバリはまっているようにも思える。

しかしまた、これだけ怪しい要素満載だと、キンキンキラキラ、危ないネオンが輝いているようで、これはオトリなのではないか、また、ダメなのではないかと疑心暗鬼になってしまうのも確か。まったくもって、悩ましいNHKマイルCの6枠なのである。
  《その後の一言》
2000m重賞連対馬が非常に強いNHKマイルCなので、自分は2000mの毎日杯2着があるユートピアをキンキラキンの枠がいやだな〜と思いつつも本命にしてしまいました(タテ目なんかもひいたし、完全に信じることはできなかったんですが…)。しかし、ユートピアは4着で馬券にならず。同枠の1番人気ゴールデンキャストも11着に惨敗。キンキラキンの枠には近づくべきでない…と改めて感じました。(H15.5.14)


 
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■1番人気馬は周囲にパワーを振りまいている!? (H15.5.17)


ローカルハンデ重賞の1番人気馬といえば、大体はあまり信頼できないもの。新潟大賞典の1番人気馬もそんな感じだ。過去12年の新潟大賞典1番人気馬は【2.3.2.5】、連対率は40%程度しかない。ちなみに「過去12年」という中途半端な数字にしたのは、今から書くネタに都合がいいだけであって、それ以上の意味はない。

さて、問題は1番人気が連対できなかった時である。新潟大賞典では過去12年で7頭の1番人気馬が連対できなかったわけだが、その時、何が起こったかというと…

連対できなかった
1番人気馬
その隣馬の成績
H4 シャコーグレイド 左隣が2着
H5 セキテイリュウオー 右隣が1着
H7 ウインドフィールズ 右隣が2着
H8 サイレントハピネス 左隣が2着
H11 トゥナンテ 左隣が1着
H13 ファイトコマンダー 左隣が2着
H14 ダイヤモンドビコー 右隣が2着

上表の通り、見事なまでに1番人気の隣馬が連対しているのだ。つまり、新潟大賞典では、1番人気馬か、その隣馬が12年連続連対していると言えるのである。1番人気の隣にいる馬は1番人気馬から何やらパワーをもらっているとでもいうのだろうか? 何とも不思議な話だが、これは事実なのだから仕方がない。

とはいえ、1番人気馬とその隣の馬だから該当馬は合計3頭いるわけだし、大体新潟大賞典なんてレースは連対馬を予想するのも難しいが、1番人気馬が何かを当てるだけでもそう簡単ではない。一応、前日最終オッズで、人気上位4頭は下表の通りとなっているが、今年も1番人気、またはその隣の馬が連対するのだろうか?

馬番 馬 名 単勝オッズ
7番 ダンツフレーム 4.1倍
12番 ロサード 5.6倍
3番 タフネススター 6.6倍
1番 タケハナオペラ 9.2倍

  《その後の一言》
前日と変わらず、最終的にも1番人気となったダンツフレームがトップハンデをモノともせず快勝。前年の宝塚記念馬が裏開催のローカルハンデG3を勝つってことは個人的にはどうにも激しく違和感があるんですけどね〜。だから、自分はローカルハンデ重賞が似合って、ダンツフレームの隣にいたブリリアントロードの方に期待したんですが、隣じゃなくて、1番人気そのものが来てしまいました。まあ、これで上に書いた「法則」はまたもケイゾクしたわけではありますが…。(H15.5.21)


 
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■外人騎手の枠は買えるのか、買えないのか? (H15.5.24)


春秋天皇賞と3歳クラシックに対する外国産馬の開放は頭数制限をしつつ、徐々に進められている。これらのレースはマル外馬の頭数制限をしているためか、マル混の記号がつかない。けれど、一応、マル外馬は出走可能という珍しい形のレースとなっている。

マル外馬の姿がまったくないので、全然話題になっていないが、今年からオークスもマル外馬が出走可能となった。

この手のレースでマル外馬が出走可能となった初年度はマル外馬が直接連対したり、あるいは3着になったり、連対同枠になったりといった形で馬券に絡んでくることが多い。けれど、今回のオークスと同じようにマル外馬が出走可能となったのに出走してこなかったので油断していたら「やられた〜」と思ったことがあった。昨年の皐月賞である。

皐月賞は昨年からマル外馬が出走可能となったが、その昨年はマル外馬の出走がなかった。しかし…

平成14年 皐月賞 1着ノーリーズン ドイル
2着タイガーカフェ デムーロ

なんと2人だけいた外人騎手が1、2着して大万馬券が出たのである。外国産馬がいないと思ったら、「外国産人」が来るというオチがついてしまったのだ。ちなみに平成12年の天皇賞(春)もマル外馬が出走可能となった初年度なのにマル外馬の出走がなかったケースになるが、この時は外人騎手の騎乗もなかったので、何事も起こっていない。

さて、そうすると、今回のオークスにマル外馬の姿はないが、外人騎手が一人いることが気になってくる。1枠1番、ポップコーンジャズに乗るオリヴァー騎手だ。前記皐月賞のケースを考えると、この馬自身が3着以内になるか、同枠馬が走るかして、何らかの形で馬券に絡んでくるのだろうか。

けれども、今度は今年のG1の横の流れを見ていくと、少し困ったことになるのである。

実はマル外への開放云々に関係なく、今年のG1では外人騎手の入った枠がよく連対しているのだ。

フェブラリーS   イーグルカフェ デムーロ 3着(2着同枠)
ノボトゥルー ペリエ 6着
高松宮記念   アグネスソニック デムーロ 6着(2着同枠)
ディスタービングザピース ヴァルディヴィア 17着
桜花賞 牝馬限定 チューニー デムーロ 12着
皐月賞   ネオユニヴァース デムーロ 1着
天皇賞(春)   外人騎手騎乗なし
NHKマイルC   トーセンオリオン オリヴァー 10着(1着同枠)
オークス 牝馬限定 ポップコーンジャズ オリヴァー

これまで行われた本年G1、6レースで春の天皇賞以外の5レースに外人騎手は騎乗。うち、4レースまで外人騎手の入った枠が連対している。ところが問題は唯一外人騎手の枠が連対しなかったのが唯一の牝馬限定G1・桜花賞だったということだ。「G1で外人騎手の枠が連対する」法則が牝馬限定戦を除いて成り立っているのだとしたら、今回のオークスは牝馬限定戦だから、外人騎手の枠は連対しないことになってしまうのである。

果たして、外人騎手の枠は買えるのか、買えないのか。二つの矛盾したデータがあって、困っちゃうんだよな〜。
  《その後の一言》
外人騎手の同枠には断然の1番人気となったアドマイヤグルーヴ。しかし、その枠は来ませんでした。どうも、「G1で外人騎手の枠が連対する」法則が牝馬限定戦を除いて成り立っていそうです。さて、そうすると、この流れを受けたダービーは果たしてどうなるんでしょうか? (H15.5.28)


 
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■ダービーからダービーへ (H15.5.31)


今年は馬齢重量の変更という大きな番組改革があった。この結果、今年の3歳世代は2歳時には旧馬齢重量、3歳時には新馬齢重量を経験している過渡期の馬たちとなる。そういう過渡期の馬たちによって、明日のダービーは争われるのだ。

ここで、2〜3歳牡馬・せん馬の平地競走だけについて旧馬齢重量、新馬齢重量を確認しておこう。

旧馬齢重量
2歳 3歳
10月まで 11〜12月
53キロ 54キロ 55キロ

新馬齢重量
2歳 3歳
9月まで 10〜12月 9月まで 10〜12月
54キロ 55キロ 56キロ 57キロ

かつて、片岡勁太氏はその著書『JRA 最後の聖域を撃て!!』(メタモル出版)でダービー馬は53キロの「第一馬齢重量」までにデビューするのが原則ということを発表した。その当時、そんな発想などまるでなかった自分はかなりの衝撃を受けたのである。

その後、ダービーにも変革の波が押し寄せ、54キロデビューや55キロデビューのダービー馬が誕生するようになったが、グレード制以降、トウカイテイオー以前のダービー馬は確かにことごとく53キロデビュー馬だったのだ。

そのような由緒ある53キロという馬齢重量が今年の2歳世代からはなくなってしまうという。番組表派としては何だか感傷的な気持ち(?)になってしまうところだ。

強い馬づくりを目指し、早い時期から重い斤量を背負わせようという番組改革なのだろうが、ともかく、今年のダービーは馬齢重量53キロ経験馬が登場する最後のダービーということになる。過渡期のダービーはこうした53キロデビューという古いタイプを排除するのか優先するのか、非常に判断が難しいところではあるが、個人的には53キロデビュー馬の中でも特にある種の馬がどうも気になってしまうのだ。

従来、2歳新馬戦は北海道の開催で他場より一足早く始まっていたが、これが昨年からダービー開催の終了と共に全国一斉に始まることになった。この結果、例年6〜7月に行われる阪神、福島開催でも新たに新馬戦が始まることになり、それまで春季番組に入っていたこの二つの開催が夏季番組に編入されてしまったのである。これは昨年あった非常に大きな番組改革だった。

「平成14年度夏季競馬番組の概要について」と題した文章の中で、JRAはこの改革の理由を三つ挙げているが、その中で真っ先に書かれているのは以下のようなものだった。

1) ダービー開催の終了とともに2歳馬競走を開始することで、「ダービーからダービーへ」という体制を明確にし、2歳から3歳クラシックにかけての競走を振興すること

昨年の3回阪神、1回福島で新たに新馬戦を始めたのは「ダービーからダービーへ」という体制を明確にするためだったというのである。となれば、この開催にデビューした馬がダービーを好走すれば、「ダービーからダービーへ」という体制がこれ以上ないほど極めて明確になる。JRAの番組改革は意味があったな〜ということになるわけである。

てなわけで、哀愁の漂う(?)53キロデビュー馬の中でも、最初期にデビューした3回阪神、1回福島デビュー組、これが気になり、馬柱の上の方の見えない部分に思わず目を凝らしてしまう(?)ダービーなのである。
  《その後の一言》
自分の◎はエイシンチャンプ。3回阪神初日の4レース…3回阪神に新たにできた新馬戦の一番最初のレースを2着していた馬でした。

エイシンチャンプ◎の理由は他にもいくつかあったんですが、上に書いたような「ダービーからダービーへ」というJRA発表にも合致するので、いいのかな〜と思ったわけです。

しかし、結果はエイシンチャンプ10着惨敗で、同じ瀬戸口厩舎のネオユニヴァースが優勝。

エイシンチャンプもネオユニヴァースも元々は福永騎手の乗っていた馬。福永騎手がまあ、どちらに引き続き乗ってもいいんじゃないの?といった状況にあったわけです。そして、日本ダービーといえば、競馬関係者にとって特別なレース。ダービージョッキーになるのは最高の栄誉であるはずです。ならば、瀬戸口厩舎はイタリア人のデムーロ騎手より日本人の福永騎手をダービーで勝てる方の馬に乗せるのではないか?……まあ、そういったようなことを考えたりもしました。

その一方で、皐月賞トライアルを勝ち、皐月賞を1番人気で勝つというネオユニヴァースの戦歴は二冠馬になっても不思議ないものでしたし、また前回、「外人騎手の枠は買えるのか、買えないのか?」で書いたように外人騎手の枠は有力ではないかと思えるところもありました。

結局、迷ったあげく、◎はエイシンチャンプにしましたが、○ネオユニヴァースからも目を引いて予想は的中。しかし、イタリア人が日本ダービーを勝ってしまうというのは個人的には何か違和感が残る結果。ダービーは有馬記念やオークスなんかとは重みの違うレースではないかと思っていたんですが、時代は変わってきてるんでしょうか? (H15.6.4)


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