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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


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平成14年7月分
■オークスとマーメイドSの着順完全連動!? (H14.7.6)
■七夕賞らしいのは7日目より8日目!? (H14.7.6)
■前走1着馬の美しい連対状況 (H14.7.13)
■馬連発売前後の重ハンデ馬を比べてみる (H14.7.20)
■マグナーテンにはプラスマイナスが同居!? (H14.7.27)


 

■オークスとマーメイドSの着順完全連動!? (H14.7.6)


G1連対馬がよく活躍しているマーメイドSだが、特にいいのはオークス連対馬。マーメイドS創設の平成8年以降、オークス連対馬は【2.2.0.0】で連対10割となっているのだ。

まあ、連対10割というのは、同タイプの馬で、連対できる条件は何か、連対できない条件は何かといったことが見えにくくなってしまうため、必ずしもいいとは限らないのだが、それでも何も限定条件をつけずに全馬連対というデータを見つけるとデータ屋としてはうれしくなってしまうのである。「オークス連対馬で、前2走馬体減がなく、斤量56キロ以下で、阪神コース未経験でない馬は連対10割!」とか色々条件をつけて連対10割と叫んでもしょうがないだろ!なんて思うわけだ。そういう風に限定条件をドンドンつけていくのが許されるのであれば、あらゆるデータを連対10割にできてしまう!?

話が脱線したが、オークスとマーメイドSの関係が深そうだな〜というのは単に連対10割データがあるからだけではない。次の表を見てもらえばわかる通り、本当にオークスとマーメイドSは密接に寄り添っているのである(年はマーメイドS施行年。年齢は新年齢表記に統一)。

馬 名 年齢 オークス成績 マーメイドS成績
H8 ゴールデンジャック 5歳 2着 2着
H9 エアグルーヴ 4歳 1着 1着
H11 エリモエクセル 4歳 1着 1着
H12 トゥザヴィクトリー 4歳 2着 2着

オークス連対馬はマーメイドSをただ連対しているだけでなく、オークス1着馬はマーメイドS1着、オークス2着馬はマーメイドS2着というように、着順が正確に連動しているのだ。まあ、これがさらに続くかどうかわからないし、まだ馬単発売のない今は、あまり意味のないデータではあるが…。

今年のマーメイドSにはオークス2着馬ローズバドが出てきたが、またも連対10割は続くのだろうか? そして、着順完全連動は続くのだろうか?
  《その後の一言》
う〜む、ローズバドは2着とならず4着まで。でも、同枠のタフネススターが2着。着順完全連動は続きませんでしたが、オークスとマーメイドSの関係はまだ続いていると言えるんでしょうか?

ちなみに次項で触れたように7月7日に行われる七夕賞が話題の週でしたが、7月7日の第7回マーメイドSで7枠が1着、7番が2着。七夕賞よりこちらの方が7絡みの馬券に。(H14.7.10)


 
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■七夕賞らしいのは7日目より8日目!? (H14.7.6)


今年は7月7日、七夕の日に行われる七夕賞。前日最終オッズでは枠連7−7の12.4倍に対し、本来これと同じはずの馬連11−12はなんと50.4倍。7−7のゾロ目にひかれる人が相当数いるようだが、それはさておき…。

今年の七夕賞は開催最終日、つまり8日目に行われるが、七夕賞は以前土曜日施行で7日目に行われていたことがあった。平成8〜11年のことである。この当時、開催8日目にG1宝塚記念が移ってきたため、七夕賞は日曜から土曜へ移されたのである。そして、「7」日目施行というのは、ある意味、七夕賞にふさわしいと言えるわけだが、実際に起こったことはどうも七夕賞らしくないことだった。

七夕賞は七夕に行われるかどうかに関係なく、冗談抜きに7枠の強いレースだった。7−7が出たこともあったし、7−7にならなくても、毎年のように7枠が連に絡んでいたのである。ところが、7日目施行の4年間は1回も7枠が連に絡んでいないのだ。そして、一昨年から8日目施行へ戻ると、また、2年連続で7枠が連対しているのである。

この状況を表にまとめると次のようになる(グレード制導入の昭和59年以降)。

施行日 期間 7枠の連対 合計期間 7枠の連対
8日目施行 S59〜H7 9回連対 計14年間 11回連対
H12〜H13 2回連対
7日目施行 H8〜H11 0回連対 計4年間 0回連対

8日目施行では14年間で11回も7枠が連対しているのに、7日目施行では4年間で連対ゼロとなっているのだ。

ついでに言うと、8枠も七夕賞ではよく連対している。7枠と合わせ、要するに外枠の目が強いわけだが、これを上と同じようにまとめてみると…

施行日 期間 8枠の連対 合計期間 7枠の連対
8日目施行 S59〜H7 5回連対 計14年間 6回連対
H12〜H13 1回連対
7日目施行 H8〜H11 1回連対 計4年間 1回連対

7枠ほど極端ではないが、やはり、8日目施行の方が8枠はよく連対している。

次に出目ではなく、前走条件戦からの連対馬というのを比べてみよう。

施行日 期間 前走条件戦
からの連対馬
合計期間 前走条件戦
からの連対馬
8日目施行 S59〜H7 10頭 計14年間 13頭
H12〜H13 3頭
7日目施行 H8〜H11 1頭 計4年間 1頭

前走条件戦を走っていた馬がいきなりG3で連対してしまうというのは、いかにもローカルのG3ハンデ戦らしい傾向だが、こうした傾向も7日目施行ではかなり弱まっているのである。

というわけで、意外にも?7日目より8日目に行われる七夕賞の方が、七夕賞らしさがよく出ていると思えるのである。
  《その後の一言》
枠連7−7の馬連最終オッズは24.5倍。一方、馬連11−12は60.1倍。枠連7−7のオッズはだいぶ下がったとはいえ、馬連とは最後までかなり差がありましたね〜。こういうケースでは馬連を買った方がおトクです。って言っても、どっちみち当たってないんだから、どっちだって同じといえば同じですが…。

で、8日目施行だった今回の七夕賞、なんとG1馬のイーグルカフェが勝ち、7枠も8枠も連に絡まず。上に書いたことが全然当てはまってないじゃないか!といった結果になってしまいました。とはいえ、一応1着同枠馬、2着同枠馬は前走条件戦組ではあったんですけどね。

それと、7−7の出なかった7月7日施行七夕賞ですが、前回7月7日に行われた七夕賞は平成3年でシーキャリアーが優勝…

平成3年 1着シーキャリアー 小島太騎手
平成14年 1着イーグルカフェ 小島太師

これに乗っていたのが小島太騎手だったんですね。そして、今回は小島太師が勝ったってことで、ちょっとジンクスめいたものはあったようでした。(H14.7.10)


 
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■前走1着馬の美しい連対状況 (H14.7.13)


いよいよ、馬単・3連複の全国発売が始まった〜!といっても、それは中央競馬の話。一部地方競馬の方がもっと進んでいて、先日川崎競馬では3連単で800万馬券!!!が出たそうだ。何しろ、100円が800万円だから大変なものである。いや、ここでは端数を切り捨てて、安易に800万馬券などと書いてしまったが、実際には883万3250円馬券とのこと。「端数」の83万3250円だけが当たったとしても十分うれしい!!といったスゴい馬券が出たのである。
「2002年7月12日(金)川崎競馬 第10競走成績」(NAR)
「地方競馬の高配当記録」(NAR)

まあ、そんな話はさておき、最近の北九州記念は夏競馬らしく、前走1着馬がよく連対している。

北九州記念成績 馬 名 前走成績
H8 2着 トップサンキスト ストークS(1500万)1着
H9 1着 ダンディコマンド 雲仙特別(900万)1着
H10 2着 マチカネヤマビコ 織姫賞(900万)1着
H11 1着 エイシンビンセンス 垂水S(1600万)1着
H12 1着 トゥナンテ 愛知杯(G3)1着
H13 1着 エイシンプレストン 米子S(オープン特別)1着

上表のように平成8年以降、毎年キッチリ1頭ずつ前走1着馬が連対しているのである。そして、この表で平成8〜11年は前走条件戦1着馬ばかり連対しているが、この時、北九州記念はハンデ戦だった。北九州記念が別定戦となった平成12年以降になると、今度は前走オープンクラス1着馬が連続連対しており、施行条件に沿った非常にわかりやすい結果となっているのである。

ちなみに北九州記念はこの表よりもっと前は別定戦だったこともあり、それがハンデ戦に変わったのは平成7年のことだった。ならば、平成7年から前走1着馬の連対が続いていれば大変美しいのだが、そうなっていなくても仕方がない。なぜなら、平成7年の北九州記念には前走1着馬が1頭も出走していなかったからだ。

というわけで、なかなか美しい前走1着馬の連対状況となっているわけだが、果たしてこれは今年も続くのだろうか?
  《その後の一言》
北九州記念、勝ったのは前走米子S1着馬のトッププロテクター。ごく単純に言って、昨年のエイシンプレストンと同じルートを通ってきた馬でした。「前走1着馬の美しい連対状況」は続いたってわけですね。

ただ、トッププロテクターはここまでオープン特別【4.2.2.7】に対し、重賞【0.0.2.14】という馬。重賞になると、途端に連対できなくなっちゃってたわけですね。いわゆる「オープン大将」という印象が強く、底力がねーなーって感じでした。それが勝っちゃったわけなんですね〜。自分としては、ここに書いたこととは違ういくつかのネタからロサード本命にして、相手の上位は前走オープンクラス1着馬として的中したんで、文句はないと言いつつ、何となく違和感も…。

これで別定戦で行われた過去3年の北九州記念は…

1着 オープンクラス1着馬 VS 2着 ロサード

という組み合わせで決まりました。ある意味、わかりやすいと言えば、わかりやすいんですけどね〜。(H14.7.16)


 
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■馬連発売前後の重ハンデ馬を比べてみる (H14.7.20)


中山金杯も新潟大賞典もアルゼンチン共和国杯もあきれてしまうほど函館記念が大荒れ重賞となったのはいつのことだろうか? 年表をたどっていくと、これはどうしても平成4年だと思える。馬連発売開始の年だ。

といっても、枠連の代用的中に隠れていた穴馬券が馬連発売で一気に明るみに出た!ってことではない。平成3年以前の函館記念は代用的中の枠連低配当だったわけではなく、本当に人気馬・実績馬がよく好走していたのである。

ここでは重ハンデ馬の成績を比較することで、その様子を見てみよう。平地最高馬齢重量・57キロ以上のハンデを背負った馬の成績を、平成3年以前と平成4年以降で比べてみるのだ。なお、データの取り始めはグレード制導入の昭和59年からとし、別定戦で行われた平成6〜8年のデータはもちろん入れないことにする。

ハンデ57キロ以上馬の成績
昭和59年〜平成3年 【3.1.1.6】 連対率36%
平成4〜5年、平成9〜13年 【0.0.1.9】 連対率0%

ご覧の通り、ハンデ57キロ以上馬の成績は、馬連発売開始を境に大きく変化しているのである。

今年は57キロ以上馬が3頭出走してきた函館記念だが、その結末はどうなるんだろうか? 馬連発売を境に大きく変化した傾向が、馬単・3連複発売を境にまた変化するというのか? それとも、まだこの傾向は続くんだろうか?
  《その後の一言》
新馬券発売初年度の函館記念、3連複では11750円の万馬券が出て、何とか「大荒れ重賞」の面目を保ったものの(?)、馬連は3610円、馬単でも6850円という万馬券に届かない低配当(もちろん、「函館記念としては」という意味ですが)。

ハンデ57キロのトップコマンダーが2着して、ハンデ面の傾向も変化してしまった雰囲気でした。まあ、前年2着馬の同枠馬が連対したという意味では昨年と似たようなこととも言えますが…。(H14.7.24)


 
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■マグナーテンにはプラスマイナスが同居!? (H14.7.27)


どうもこのところ多いのが、オープンクラスでの前年連対馬の連続連対。先週は小倉サマージャンプでヒサコーボンバーが2年連続連対なんてこともあったが、とりあえず、ここでは夏季番組に入ってからの平地芝重賞に前年連対馬が出てきたケースということで、表にまとめてみよう。

レース名 馬 名 成績
函館スプリントS タイキトレジャー 2着
マーメイドS ヤマカツスズラン 1着
北九州記念 ロサード 2着
函館記念 クラフトマンシップ 5着(2着同枠)

ご覧の通り、該当馬は4頭いて【1.2.0.1】という悪くない成績だ。惜しくも先週の函館記念ではクラフトマンシップが連続連対を逃したが、それでも同枠馬を連対させるという渋太さ?を見せていた。

そして、この表に別定かハンデかを書き入れてみると…

レース名 斤量規定 馬 名 成績
函館スプリントS 別定 タイキトレジャー 2着
マーメイドS 別定 ヤマカツスズラン 1着
北九州記念 別定 ロサード 2着
函館記念 ハンデ クラフトマンシップ 5着(2着同枠)

函館記念だけがハンデ戦で、残り3レースが別定戦となっている。となると、前年連対馬は別定戦では直接連対し、ハンデ戦では同枠馬を連対させる法則が成り立っているのかな?と思えてくる。そうなると、今週の関屋記念に…

レース名 斤量規定 馬 名 成績
関屋記念 別定 マグナーテン

前年優勝馬マグナーテンが出走してくるのが気になってしまうのである。

けれど、マグナーテンには今年の安田記念出走歴がある。この点がちょっと気掛かりなのだ。安田記念と関屋記念は、同じマイルの重賞で「記念」と名のつく間柄?だが、どうも相性が悪いようなのである。グレード制導入の昭和59年以降、関屋記念で同年安田記念出走馬は【0.1.5.17】。23頭も出走して1頭しか連対していない。しかも、その1頭は昭和59年のアサカシルバーではるか昔の馬なのだ。

というわけで、マグナーテンにはプラス材料とマイナス材料が同居している感じなのだが、果たしてどっちの材料が生きることになるのだろうか?
  《その後の一言》
マグナーテン関屋記念連覇。新潟芝4戦4勝で、新潟大好きって感じですね。安田記念出走歴はマイナスとならなかった模様。さらにゾロ目になったということは…。上の表にまとめたことは終わりになったのかも? (H14.7.31)


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