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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


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平成14年2月分
■ダート変更された平成10年を除いていいのか? (H14.2.2)
■五輪開会式翌日にきさらぎ賞は行われる (H14.2.9)
■京都金杯から中山金杯にバトンは渡された? (H14.2.15)
■ガーネットとフェブラリーの出目連動 (H14.2.16)
■シンザンと米国競馬場の関係は? (H14.2.22)
■中山記念で香港帰りの馬は… (H14.2.23)


 

■ダート変更された平成10年を除いていいのか? (H14.2.2)


ダートしか経験のない馬が穴人気になっている明日の共同通信杯だが、こういう馬は今までどういった成績を残してきたのだろうか? グレード制導入の昭和59年以降、共同通信杯でダートしか経験のない馬は【0.0.1.16】で連対ゼロ(ダート変更された平成10年を除く)。答えはこういうことになる。

けれど、「ダート変更された平成10年を除く」なんて、当たり前のようにさりげなく書いたが、実は平成10年はダートしか経験のない馬が1、2着を独占しているのだ。だから、この平成10年を除くと、データが非常にきれいなものになる。そして、データ屋は自己満足に浸ってしまうわけなのだ。

けれど、ホントにこれでいいのだろうか? ダート変更となった平成10年の優勝馬はあのエルコンドルパサーである。今だから言えることではあるが、エルコンドルパサーがダート変更になったがゆえに共同通信杯を勝てたとあなたは思えるだろうか? 芝だってエルコンは共同通信杯をぶっちぎっていた〜!と考えるのが、素直な善良なる競馬ファンといったところではないか?

けれど、2着馬はハイパーナカヤマだったからな〜、あれはその後の成績を考えても、やっぱりダート馬だったんじゃないの? 芝ならダメだったのでは?といった疑問もわいてこなくもない。このようにダート変更となった平成10年のデータをどう考えればいいのか、非常に難しい問題があるのである。

そして、天気予報によれば、明日も何だか空模様が怪しいらしい。まさか、またもダート変更になんかならないだろうな〜、先週みたいな不良馬場もやめてもらいたいな〜、などと思う共同通信杯前日なのである。
  《その後の一言》
「ダートしか経験のない馬」の1頭だったココモキングは最終的には3番人気。芝未知に加え、距離も未知というのにエラい人気やな〜と思ってたら、2番手につけ、直線半ばではそのままなだれ込みそうな感じにまで…。でも、結局は6着まで落ちました。ダートしか経験のない馬にはやっぱり辛い共同通信杯といったところでしょうか。(H14.2.5)


 

■五輪開会式翌日にきさらぎ賞は行われる (H14.2.9)


たまには(?)時事ネタということで…。

いや〜、ついにオリンピック開幕しましたね〜。シドニー五輪。えっ、シドニーじゃないんですか? まあ、場所なんてどこだっていいじゃないですか。それにしてもオリンピックといえば、困るのはフーリガンですよね〜。えっ、フーリガンはサッカー? オリンピックじゃないの? まあ、どっちにしても、スポーツをするがゆえに人が死ぬなんてことが起こらぬよう祈っています。

個人的に注目してるのは原田選手ですかね〜。あの人見てると、ああ〜ホントにいい人だな〜って気がします。今回も「いい人ぶり」を見せてほしいもんですね。


てなわけで、オリンピックのお話。前回の長野オリンピック開幕に遡ってみよう。これは当たり前だが、今から4年前のことになる。平成10年2月7日、土曜日のことだった。なんかわかんないけど、オリンピックは土曜日に始まるもののようだ。そして、その翌日の日曜日。京都競馬場ではG3のきさらぎ賞が行われた。この時、開催日は2回京都4日目だった。今年のきさらぎ賞は2回京都6日目なので開催日が移動しているのだが、奇しくもオリンピック開会式の翌日という点では同じになっている。きさらぎ賞はオリンピックに合わせて開催日を移動しているらしいのだ!?

で、オリンピック開会式翌日ということで、オリンピック的な馬が活躍するんじゃないか?なんてことが期待されるわけだが、平成10年のきさらぎ賞を勝ったのはご存知、スペシャルウィーク(2着はボールドエンペラー)。後にダービーを圧勝することになるスペシャルウィークである。さすがオリンピックイヤーのきさらぎ賞馬だ! 力が違う!などと言ってみても意味不明。別にダービーとオリンピックには関係がない。

スペシャルウィークの父はサンデーサイレンスで、母はキャンペンガール。鞍上は武豊騎手で、厩舎は白井厩舎…なんて考えてみても、どうもオリンピックと結びつくものがないのである。馬番は1番で5番じゃあなかったし…。

けれど、そんなことをごちゃごちゃ考えていると、ついに一つオリンピックネタが見つかったのである。スペシャルウィークの母の父はマルゼン「スキー」だったのだ。

かなりコジツケの感は否めないが、そんなことを見つけながら、今年のきさらぎ賞を考えみるのも一興ではないかと考えるオリンピック開幕日なのである。
  《その後の一言》
母の父マルゼン「スキー」のメガスターダムは発馬直後、落馬寸前状態になって早々と圏外に。勝ったのは母の父「サッカーボーイ」産駒のメジロマイヤーで、オリンピックじゃなくて、W杯じゃないの!?といった結末でした。(H14.2.13)


 

■京都金杯から中山金杯にバトンは渡された? (H14.2.15)


京都記念といえば、ちょっと前までは京都金杯連対馬が絶対の中心馬になったものだった。京都記念が別定戦となった平成6年以降、同年京都金杯連対馬はなんと【4.0.0.0】なのである。

けれど、京都金杯は2000mから1600mに距離短縮されてしまった。こうなると、その連対馬が京都記念に出てくることは滅多にないだろう。というか、出てきても好走は難しそうだ。

となると、同じG3ハンデの芝2000m戦として残ったままになっている中山金杯にバトンが渡されるんじゃないかと俄然注目が集まるわけである。では、中山金杯連対馬は平成6年以降、京都記念でどんな成績を残しているのだろうか?

馬 名 成績
H11 サイレントハンター 3着
H12 ミスズシャルダン 4着

残念ながら連対まではあと一歩なのだ。やはり、同じ「金杯」でも京都記念だけに京都コースじゃないとダメってことなんだろうか?

けれど、中山金杯だって、それなりに頑張って連対馬に肉薄しているのだ。

馬 名 成績  
H11 サイレントハンター 3着 隣枠隣馬が1着
H12 ミスズシャルダン 4着 隣枠隣馬が2着

ご覧の通り、中山金杯連対馬は自身は連対できなくても、その隣枠隣馬を連対させている(?)のである。となると、今年も中山金杯連対馬の隣馬とか隣枠が気になるんだよなぁ〜。
  《その後の一言》
中山金杯連対馬ビッグゴールドは結局、風邪ひいて取り消し。風邪をひいてまで、隣の馬を教えるために出てきてくれたのか!? その隣枠隣馬だったナリタトップロードが60キロを背負って勝っちゃいました。(H14.2.20)


 

■ガーネットとフェブラリーの出目連動 (H14.2.16)


今年の関東ダート重賞、ガーネットS、根岸Sで起こってきた特徴的なことが、どうつながるか?というのが気になるフェブラリーS。けれど、まあ、その辺のことは置いておいて、ここでは地道に?ガーネットSとフェブラリーSの出目連動を取り上げてみたい。

フェブラリーSのG1昇格は平成9年のこと。ガーネットSはそれに合わせて、同じ年に重賞へ昇格した。そういう歴史があるだけに、フェブラリーSとは仲がいい?ようなのである。両レースの枠連の出目を1着→2着の順で書いてみると、次のようになる。

ガーネットS フェブラリーS
H9 −7 4−
H10 6− 3−
H11 −6
H12 8− 7−
H13 −2 −3
H14 4−1

このように両レースは過去5年間、枠連の出目が連動しているのだ。そして、そこには何とな〜く、規則性も感じられる。さてさて、今年もこの出目連動は続くのだろうか?
  《その後の一言》
何とな〜く感じた規則性、これはガーネットSの1着枠と2着枠が交互に連動してるってことでした。平成11年はガーネットSがゾロ目なんで、1着枠とも2着枠とも解釈できるわけではありますが、これを1着枠の方が連動したと解釈すればきれいな交互連動になってるわけですね。となると、今年はガーネットSの2着枠=1枠が有力だったわけですが、1枠に入ったノボトゥルーは半馬身届かず3着まで……う〜む。(H14.2.20)


 

■シンザンと米国競馬場の関係は? (H14.2.22)


アーリントンCは相手関係に恵まれたタニノギムレットで断然!といったムードが漂っているが、多少心配がなくもない。というのはシンザン記念とアーリントンCというのは意外に結びつきが弱いからだ。

同じ関西圏の3歳重賞で、距離も同じマイル戦、時期もそれほど離れていない…となれば、シンザン記念連対馬はアーリントンCでバンバン好走していいと思えるのだが、これがまず出走数自体が少ない。アーリントンCはペガサスSとして昭和62年に創設、その後、平成4年にアーリントンCに改称という歴史をたどってきた(回数は通算されていないが)。この前身のペガサスS時代を含め、シンザン記念連対馬はアーリントンCに15年間で3頭しか出走していないのだ。その成績は次表の通り。

S63 ラガーブラック シンザン記念1着 ペガサスS 1番人気2着
H7 メイショウテゾロ シンザン記念1着 アーリントンC 1番人気6着
H8 ゼネラリスト シンザン記念1着 アーリントンC 1番人気7着

シンザン記念を勝った馬がアーリントンCに出てくると、当然のように1番人気に支持されるわけだが、昭和63年のラガーブラックがかろうじて2着を確保するに止まっている。レース名がまだペガサスSだった頃の話だ。

内国産馬の象徴的存在?とも言えるシンザンの名を冠したシンザン記念と、米国競馬場の名前がついたアーリントンCでは相容れないってことなんだろうか?

シンザン記念連対馬はすべて消えてるわけじゃないし、データはこれ以外にもあるので、「だからタニノギムレットは消しだ〜!」などとは言わないが、ちと気になるデータではある。
  《その後の一言》
タニノギムレット、何だか単純に強かったようで…。楽勝してしまいました。(H14.2.27)


 

■中山記念で香港帰りの馬は… (H14.2.23)


先週は香港帰りのアグネスデジタルが見事フェブラリーSを制覇。そして、今週は香港帰りのエイシンプレストンが中山記念に登場ということで、注目されているわけだが、ここではとりあえず客観的資料として、中山記念で前年暮れ香港遠征馬がどういう結果を残してきたのか、まとめておきたい。

日本馬の香港遠征が始まったのはそんなに昔の話ではない。「競馬文化フォーラムの競馬ミニデータ」によると、香港遠征は平成5年から始まったようだ。それ以降、中山記念には4頭の前年暮れ香港遠征馬が出走しているが、その成績は次の通り(年は中山記念時のもの。年齢は中山記念出走時のもので、新年齢表記に直してある)。

馬 名 年齢 香港成績 中山記念成績
H7 フジヤマケンザン 7歳 香港国際C4着 中山記念 58キロ 1着
H8 フジヤマケンザン 8歳 香港国際C1着 中山記念 60キロ 10着
H9 シーズグレイス 4歳 香港国際C9着 中山記念 54キロ 6着
H10 サイレンススズカ 4歳 香港国際C5着 中山記念 56キロ 1着

フジヤマケンザンは国内では一流馬と言えなかったが、海外では初めて国際Gレースを勝った日本馬となった。ややスケールの小さいステイゴールドという感じか? で、そのケンザンだが、香港と中山記念、両方を好走することはなく、どちらか一方を好走するといった感じになっている。特に香港で優勝した翌年は中山記念で60キロを背負わされ、惨敗していたりするのだ。今回のエイシンプレストンにちょっと似ている感じで、気になるわけである。といっても、当時8歳のケンザン爺さんと、5歳でバリバリのプレストン君を比べるのは、ちとかわいそうな気もするが…。

それとつけ加えておくと、平成8年のケンザン爺さんは中山記念で自身は惨敗したものの同枠馬を連対させたりしている。また、同じ香港といっても、エイシンプレストンの勝ったのは香港マイルで、上表の香港国際C(現在の香港C)とは違うレースではある。

ともかく、前年暮れ香港遠征馬の中山記念での成績は上表の通り、【2.0.0.2】というのが客観的事実。勝率5割、連対率5割でなんとも微妙な数字ではあるんだけどなぁ〜。
  《その後の一言》
エイシンプレストンは結局、惨敗はしなかったものの5着と凡走。福永騎手は報道陣を前に怒った表情で、「G3のハンデ戦ならまだしも、G2でこれでは背負わされすぎ。一流馬にとっては選択肢がなく、厳しい番組だ」と語ったそうです。G1から遠い時期のG2がこういう賞金別定戦なのは、「超一流馬はG1直前のG2(Gレースの勝ち鞍による別定戦)まで出てくるな。その間に新興勢力が台頭してこないと、G1戦線が盛り上がらないだろ」っていう番組設計意図だと思うんですけどね。(H14.2.27)


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