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番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。 |
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平成13年12月分 |
■ファンタジーSと阪神JFは直結するのか? (H13.12.1) ■フジキセキには神通力が備わっている!? (H13.12.7) ■今さらながら外人騎手についておさらいしてみる (H13.12.8) ■阪神JFとフェアリーSの関係を考える (H13.12.15) ■武豊騎手がG3に出てくると… (H13.12.21) ■昨年の連対馬が出てくると… (H13.12.22) ■有馬記念の外人騎手 (H13.12.22) |
■ファンタジーSと阪神JFは直結するのか? | (H13.12.1) |
平成8年に突如新設された重賞がファンタジーS。それ以降の5年間で昨年を除く4年間はこのファンタジーS組が阪神ジュベナイルフィリーズで連対している。阪神JFの前に行われる2歳牝馬重賞はファンタジーSしかないのだから、まずは当然の主要ステップと言えるだろう。 では、ファンタジーSの結果と阪神JFの結果は直結するのか?というと、これがそうもいかないから難しい。というわけで、ここでは「ファンタジーS連対馬」と「ファンタジーS3着以下馬」の阪神JFでの成績を比べてみよう。
上表の通り、なんと、連対数で比較しても、連対率で比較しても「ファンタジーS3着以下馬」の方が成績が良くなっている。ファンタジーSで一息だった馬の巻き返しが狙い目ということである。となると、その先は「では、どういったタイプが巻き返してくるのか」といったことが問題になってくるわけだが、それは置いておこう。 で、わざわざこんな表なんか作りながら矛盾してしまうが、今年については他の色々な要素から、「ファンタジーS3着以下馬」よりは「ファンタジーS連対馬」を上位に見たい気が個人的にはしている。(^^;) けれど、じゃあ、どの馬が中心にふさわしいのかというと、これがなかなか難しいので、いっそのことファンタジーS組以外から中心は選ぼうかなどと思ったりしているわけである。 |
《その後の一言》 |
ファンタジーS連対馬で連対したのはファンタジーS創設初年度の優勝馬シーズプリンセスだけ。ステップレース創設初年度の優勝馬という定番パターンだったことを考えると、ファンタジーSと阪神JFはホントに直結しないんだなと思いますが、それにしても2ケタ着順から巻き返してくるとはあまり思わなかったな〜。(H13.12.3) |
■フジキセキには神通力が備わっている!? | (H13.12.7) |
昨年、何だかわからないがこの時期に移ってきた中日新聞杯。この中日新聞杯はサンデーサイレンス産駒が絶対に絶対にぜ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ったいに勝つことのできない数少ない重賞の一つである! とまあ、少し大げさに書いてみたが、賢明な読者諸兄にはもうおわかりだろう。このレースはマル父限定戦なのである。だから、サンデーサイレンス産駒は出走不可能なのだ。 しかし、サンデーサイレンスの孫なら勝つことも可能。現に昨年はサンデーサインレス産駒フジキセキの仔トウショウアンドレが勝っている。そして、ふと気づいてみると、その鞍上は角田騎手で厩舎は渡辺厩舎。フジキセキのコンビそのものだったりするわけである。 そして、そして、ふと気づいてみると、今週はフジキセキの勝った朝日杯の行われる週ではないか。父が勝ったG1の行われる週に、その産駒が父と同じ陣営で重賞を勝つ! ああ〜なんてドラマなんだろう〜!といった状況になっていたわけだ。 そして、そして、そして、昨年は同じ週に行われたもう一つの重賞・鳴尾記念でもフジキセキ産駒ダイタクリーヴァが勝ったりしていたのである。 さすが「幻の三冠馬」などと大げさに持ち上げられただけのことはある!? どうやら、フジキセキには自身がG1を勝った週に産駒を好走させる神通力が備わっているらしいのだ!? 今年も中日新聞杯、鳴尾記念にはフジキセキ産駒が出走するが、果たしてまたも同じことが起こるのだろうか? |
《その後の一言》 |
中日新聞杯はフジキセキ産駒グランパドドゥ1着、鳴尾記念はフジキセキ産駒ダイタクリーヴァ2着。なんかウソみたいにうまくフジキセキ産駒が走りましたね〜。来年、果たして二度あることは三度あるとなるんでしょうか? しかし、マル父じゃなくても出られる鳴尾記念はサンデーサイレンス産駒のメイショウオウドウが1着。やっぱり、パパの方が強いや!ってフジキセキが言ってたりして…(^^;) 関係ないけど、メイショウオウドウが逃げたのには我が目を疑いました。(^^;) ちなみに自分の◎は中日新聞杯がグランパドドゥ、鳴尾記念がダイタクリーヴァ。おい、ここに書いてあることだけが根拠かよ!って言われそうですが、そんなことはないです。戦歴やら何やら他にも理由は色々あったんですよ。(H13.12.11) |
■今さらながら外人騎手についておさらいしてみる | (H13.12.8) |
先週の阪神JFでは4枠と1枠に外人騎手が2人ずつかたまって入り、その枠が1、2着。いくら何でもそんなベタベタなことするか〜〜〜!みたいな結果となった。 それで、後追いのようで申し訳ない、情けないなのだが、外人騎手が日本馬に乗ってG1を勝ったケース、これをおさらいしてみたい。 外人騎手が日本馬に乗ってG1を勝ったのは平成10年、朝日杯3歳Sのロバーツ騎手が最初だった。ここから昨年まで、どんな騎手が勝ってきたかというと…。
このような状況になっていたのである。1年に1勝、まずまずのんびりしたペースで進んできたわけだ。そして、これらのG1は2歳戦とかダート戦、いわばマイナーなG1ばかり。ダービーや天皇賞のような大事なところはやらないぞ!といった雰囲気が見て取れるのである(外人騎手の本国が本格的なシーズン中ってことがあるのかもしれないが…)。 では、今年はどうなっているのか?
なんとすでに5勝もしているのである。うちペリエ騎手が4勝しているので、単にペリエがうまいだけ?という気もしなくもないが、それにしてもこれは大異変と言っていい状況だろう。 そして、当然のごとく、今年は2歳戦やダート戦以外のG1も勝ち始めているわけだが、昨年までに勝ったことのあるG1、フェブラリーSや阪神JFはとりあえず勝っているとも言えるわけだ。 明日は外人騎手がすでに勝ったことのある朝日杯FS。となれば、これまでのパターンから外人騎手がまた勝つことになるのだろうか? けれど、騎乗予定だった外人騎手の一人、ファロン騎手は風邪で熱発したとかで、土曜の騎乗を途中からキャンセル。明日は乗れるのかどうか、まだよくわからないのだが…。 |
《その後の一言》 |
ファロン騎手が乗るってことも理由の一つとして、◎をヤマノブリザードに期待してた私でした。それが熱発で騎乗キャンセル〜〜〜。たまにある気はしますが、あまり聞かない乗り替わり理由でしたね〜。それで2着したことをどう取るかですが、「ファロン騎手は乗っていたし、乗っていなかった」と解釈するのがいいかな〜と、自分としては勝手にそう思ってます。出馬表発表時点で「ファロン」と載っていたことにはそれなりに意味があるってことですね。「テイエムオペラオーは京都大賞典で1着であり、2着でもあった」なんて考えるのと似たようなことかと…。(H13.12.11) |
■阪神JFとフェアリーSの関係を考える | (H13.12.15) |
G1阪神JFの後に行われるフェアリーS。G1の後に行われるG3ということで、「残念G1レース」的要素を持っているわけだが、昨年から阪神JFとの間隔が中1週ときつくなってしまい、阪神JF組の取捨選択が以前より難しくなってしまった。そんな中で中1週をモノともせずに出てきたのが阪神JFを9番人気で2着に激走したマル地アローキャリー。まあ、何とも悩ましい馬が出てきたものだが、ここではえ〜いメンドクサイ!とばかり、阪神JFの着順だけに焦点を当ててみたい。次表は阪神JF着順別のフェアリーS成績だ(平成3年以降)。
ご覧の通り、阪神JFの成績が良いほど、フェアリーSの成績が良いという非常にわかりやすいデータとなっている。 それではこの中でも特に成績がいい阪神JF5着以内馬について、もう少し詳しく見てみよう。
阪神JF5着以内馬といっても、この中にいるのは阪神JF3着馬と5着馬だけ。阪神JF連対馬は1頭もいないのだ。今までフェアリーSに阪神JF連対馬が出てきたことは1回もないのである。さらに阪神JF5着以内馬が最後にフェアリーSに出走したのは平成6年。最近は全然出走していないという問題もある。 というわけで、ここにはアローキャリー取捨選択の参考になるようなデータはなかったりするのである。中1週でどうかという問題もあるし、自分としてはとりあえずアローキャリーを本命にするのはやめっちゃったんですけどね〜。 |
《その後の一言》 |
G1を2着したアローキャリーはG3で4着まで。中1週で両方連対しようってのは、やっぱり欲張りすぎってことか。あるいは中1週だと、阪神JFで何着であろうがダメってことかもしれない。だけど、阪神JF3〜5着馬が来年以降出てくれば、またちょっとは悩みそうだな〜。 ところで、このレースでは2着したブルーリッジリバーを◎にしていたのだが、その理由の一つは馬主だった。来年のJRA広告に俳優・小林薫が起用されることが発表されたその週に、小林薫氏ご本人がオーナーのブルーリッジリバーが重賞に出走してきたからである。好走すれば、まあ、よい宣伝になるんじゃないかな〜ってことだ。 で、今年の2歳重賞で昨年と比べレース名が変更されていなかったレースはファンタジーS、フェアリーSの二つだったのだが(カタカナのみのレース名と言っても同じこと)、その2レースでは…
共に芸能人馬主が連対していたのだな〜なんてことも考えたりなんかして…。(H13.12.18) |
■武豊騎手がG3に出てくると… | (H13.12.21) |
明日はラジオたんぱ杯2歳S。昨年は1着アグネスタキオン、2着ジャングルポケット、3着クロフネという超豪華ラインナップで、1年たった今現在、この3頭でG1を実に5勝もしていることになる。まさにG3という名のG1だったわけだ。 ってなこととは全然関係ないのだが、このレースで気になっていたのは武豊騎手がどの枠に入るかということだった。その理由は至極単純。この秋、武豊騎手がG3に出てくると、その枠がずっと連対し続けてきたからである。
今回、武豊騎手はアドマイヤマックスと同枠になった。これは東スポ杯と非常に似た形になっているわけだが、さて、今回はどうなるのだろうか? |
■昨年の連対馬が出てくると… | (H13.12.22) |
トシをとっても、トシをとらない…人間にしてみれば夢のような状況にあるのが今年の日本の競走馬!? なんてったって昨年の3歳馬は今年も3歳馬、昨年の4歳馬は今年も4歳馬、昨年の5歳馬は今年も5歳馬なのだ! ということと関係ありそうなことで、昨年の連対馬がまた同じG1に今年も出てきたらどうだったのか?というのを1年最後にまとめてみたい。 で、ざざっと表にすると次のようになる。
というわけで全成績は【2.5.2.4】。まあまあかな〜となるわけだが、ここからさらに同枠馬がどうしたとか、配当がどうだったとか、分析を進めることも可能かな〜と思うのである。 明日の有馬記念には昨年の連対馬テイエムオペラオーとメイショウドトウが揃って出走する。同じファン投票が行われるG1・宝塚記念は昨年1、2着だったこの2頭の逆転決着となったが、さて、今度の有馬記念はどうなるのだろうか? |
《その後の一言》 |
ワタクシとしてはオペラオーが2着になるとかなり確信を持ってたんです。なのにこのような結果になってまったく面目ないです。というわけで、2着になったら、上表をもうちょっとアレンジしてみようと思っていたのですが、やめることにします(^^;) (H13.12.24) |
■有馬記念の外人騎手 | (H13.12.22) |
「今さらながら外人騎手についておさらいしてみる」でも取り上げたが、外人騎手が大活躍している昨今。それでは有馬記念ではどうなのかというと…
まだ騎乗数そのものが少ないので何とも言えない面はあるが、ペリエでもエアグルーヴを3着まで持ってくるのが精一杯という結果になっている。 で、もう少〜し怪しげに有馬の外人騎手について突っ込んでみると…
外人騎手が騎乗した2年はとりあえず隣枠が連対しているのである。今年はトウカイオーザにデムーロ騎手が乗って7枠に入ったが、さてどうなるんだろうか? |
《その後の一言》 |
これも全然関係なかったですね〜。(H13.12.24) |
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