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番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。 |
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平成13年10月分 |
■殺風景な京都大賞典にささやかな娯楽を提供!? (H13.10.5) ■テイエムオペラオーは勝って引退!? (H13.10.6) ■国際情勢に注意したい?毎日王冠 (H13.10.6) ■デイリー杯距離延長とカク地馬の怪しい関係 (H13.10.12) ■オークス1番人気馬が秋華賞を好走する秘訣とは? (H13.10.13) ■富士Sの大変わかりやすい特徴とは? (H13.10.19) ■きさらぎ賞と菊花賞の微妙な関係 (H13.10.20) ■トウチュウはクロフネを援護する!? (H13.10.26) ■4回東京はダジャレ作戦が有効? (H13.10.27) |
■殺風景な京都大賞典にささやかな娯楽を提供!? | (H13.10.5) |
何ともまあ、殺風景な?メンバーとなってしまった京都大賞典。有力馬3頭はいいとして、他の伏兵陣にイキの良さが全然感じられないからなぁ〜。 そんな身もフタもない京都大賞典だが、こんなレースつまらん!というあなたに、ここはささやかな娯楽となるデータを提供しよう。まあ、あくまでも娯楽ですからね、娯楽…。 そんなわけで、まずは前年連対馬が2頭揃って出走する京都大賞典に注目。そのようなケースがどういう結末になったか紹介したい。 グレード制導入の昭和59年以降、前年連対馬が揃って出走した京都大賞典は2回ある。最初は平成7年のこと。前年1着馬マーベラスクラウンと前年2着馬アイルトンシンボリが出走したのだが、その結果は…
両馬とも上位人気に推されながら、惨憺たる成績に終わっている。ただ、前年1着馬マーベラスクラウンについてはちょっとだけ気になることがあったのだ。その隣馬が連対したのである。
次に前年連対馬が揃って出走したのは平成12年、つまり昨年のことだった。この時は前年1着馬ツルマルツヨシと前年2着馬メジロブライトが出走したのだが…
両馬ともやはり入着すらできない成績に終わったのである。けれど、この時も前年1着馬ツルマルツヨシの隣馬は…
またも2着してしまったのである。 京都大賞典で前年連対馬が揃って出走したケースでは、2回とも前年連対馬が揃って馬群に沈み、その沈んだエネルギーを利用して?、前年優勝馬の隣にいた馬が2着に浮上するという現象が起きていたのだ。 もう一つ、隣に関する怪しげデータにはこんなものもある。京都大賞典は1番人気が非常に強い重賞で、昭和59年以降、【8.6.0.3】という好成績を残しているのだが、問題はたった3回しかない1番人気が連に絡まなかったケース。この時、何が起こったかというと…
3回ともその隣馬が連対していたりするのである。 そして、今年。前年優勝馬で、なおかつ1番人気確実と思われるのはテイエムオペラオーだが、そこで静かに枠順確定を待つと…。 なんじゃ、こりゃ〜〜〜。なんと揃いも揃って有力と目される馬がテイエムの両脇をガードするかのような枠順。これはこれはテイエムオペラオー危うし?ってことなのか!? 人類存続をかけた戦いが今始まる!! って、まあ、これは娯楽ですからね。明日はオペラオーに有利なデータをお届けします(-_-;) とはいえ、娯楽がホントのことになっちゃう可能性だってないとは言えないのだが…。 |
《その後の一言》 |
次項に譲る。 |
■テイエムオペラオーは勝って引退!? | (H13.10.6) |
さてさて、オペラオーに有利なデータというと、京都のG1ホースが強い京都大賞典なんてのもあるが、これだとトップロードもついて来ちゃうし、つまらんデータだと怒られそうだ。 では、距離が大きく異なり、あまりいいステップとは言えない大阪杯をわざわざ使って、春の天皇賞を連対した物好きな馬ってヤツに焦点を当ててみよう。大阪杯をステップに春天を連対することは難しく、今春のオペラオーの前には2頭しかいない(グレード制導入の昭和59年以降)。平成2年のスーパークリークと平成5年のメジロマックイーンだ。この2頭には武豊騎手が乗っていた…なんてことは置いといて、この2頭の共通点には菊花賞馬ということもあるが、天皇賞2勝馬ということがある。そして、それ以前に京都大賞典を勝っていることも共通している。 オペラオーに武豊騎手は乗ってないし、オペラオーは菊花賞馬でもないが、菊花賞連対馬ではあるし、天皇賞を2勝以上してしまっており、京都大賞典をすでに勝ってもいる。 てなわけで、オペラオーにはこの「大阪杯ステップ春天連対物好き馬」2頭と共通点が色々あるわけだ。では、その物好きな先輩2頭は大阪杯に出走した年の秋、京都大賞典でどうなったか?
しっかり勝っているわけだな〜。オペラオー君、安心、安心といった感じなのだ。けれど、本当に怖いのはその後かもしれない。
ステップレースのG2を勝ち、フツーなら秋のG1戦線へさあこれからとなるところだが、2頭ともこの京都大賞典を最後に引退しているのである。さてさて、オペラオー君の運命や如何に? |
《その後の一言》 |
おいおい、オペラオーがステイゴールドに負けるのかよ。。。おっと、トップロード=渡辺落馬! オペラオーの隣が来て、オペラオー自身は2着か〜。これで引退はなくなったかな。。。え〜〜、ステイ失格〜〜!! オペラオー勝ったよ! とあまりに意外な衝撃的結末。果たして、この後、どうなるんでありましょうか? 渡辺騎手は軽傷で済んだとのことで、その点はホッとしたところでした。(H13.10.8) |
■国際情勢に注意したい?毎日王冠 | (H13.10.6) |
毎日王冠は平成8年から国際レースになっているが、その年にいきなり勝ったのがカク外馬アヌスミラビリス。けれど、それ以降、毎日王冠に出走したカク外馬はゼロ。あんまり、「国際」の匂いは感じられないレースだったのである。 ところが、今年から国際セリ名簿委員会(インターナショナル・カタロギング・スタンダーズ・コミッティー)なんてところから認められ、この毎日王冠は正式な国際格付けをされることになった(こちらの記事参照)。今年、同様に国際格付けされたレースには京王杯SCと宝塚記念があり、その両レースとの関連も気になるが、競馬の世界で国際情勢といえば、今週はブッシュでもタリバンでもラディンでもない。なんてったってロンシャンなのである。今週はフランス・ロンシャン競馬場で凱旋門賞が行われるのだ。 何しろ今年から国際格付けされた毎日王冠である。欧州最大のレース・凱旋門賞と怪しい関係があったとしても不思議ではないだろう。そういう目で出走馬を眺めると、7枠なんかが怪しそうだ。 ジョウテンブレーヴの父ダンシングブレーヴは凱旋門賞優勝馬だし、マグナーテンの母マジックナイトは凱旋門賞2着馬だ。そして、ジョウテンブレーヴの鞍上蛯名騎手はエルコンドルパサーで凱旋門賞連対歴を持っている。 とはいえ、7枠以外にも怪しい馬はいる。アドマイヤカイザーの父レインボウクウエストだって凱旋門賞馬で、その日本における代表産駒サクラローレルは凱旋門賞に挑戦しかけて失敗した(^^;)なんてこともある。また、アメリカンボスは凱旋門賞を2着したエルコンドルパサーと父が同じキングマンボだったりする。 てなわけで、国際格付けされた毎日王冠では凱旋門賞が怪しい?と思うのだが、怪しい馬がたくさん出てきてしまったりするわけである。 |
《その後の一言》 |
ジョウテンブレーヴ6着、マグナーテン4着、アドマイヤカイザー9着、アメリカンボス8着。申し訳ございません。凱旋門賞はまったく関係なかったようです。(H13.10.8) |
■デイリー杯距離延長とカク地馬の怪しい関係 | (H13.10.12) |
レジェンドハンター、フジノテンビーとカク地馬が2連勝しているデイリー杯2歳S。この2頭とも前走兼六園ジュニアCというレースを勝っていたのだが、今年出走してきたカク地ホクザンフィールドも…前走兼六園ジュニアC勝ち! これは怪しい!と一瞬思ったりするわけだが、どうもこの兼六園ジュニアCというレース、兵庫県競馬にサラブレッドが導入されたことに伴い、2年前に朝日杯(今年から朝日ナンタラカンタラへ名称変更)のステップ競走への近畿東海ブロック代表馬選定競走として創設されたレースらしいのだ。だから、ここを勝った馬が朝日ナンタラカンタラへのカク地馬ステップ競走であるデイリー杯へ出走してくるのは当然というわけなのである。 でも、こうもあからさまに同じレースを勝ってきた馬が出走してくると気味が悪いのも確か。そこで、過去の2頭とホクザン君を比較してみよう。
馬場差があるとはいえ、レジェンド、フジノはぶっちぎりだからな〜。3戦3勝は立派なもんだが、ホクザン君、ちょっと迫力不足かな〜って感じもあるわけだ。 ただ、もうちょっと遡ってデイリー杯でのカク地馬の動向を見てみると…
カク地馬の同枠馬が2着したなんてことはあったわけだ(ちなみに平成10年はカク地馬出走せず)。カク地馬がデイリー杯に出走できるようになったのは平成7年なので、さらに遡ってみると…
カク地馬全然ダメじゃんってな結果になっている。では、平成8年と9年の間に何があったか?と考えみると……デイリー杯は1400mから1600mへ距離延長されていたのだ。 つまり、どーいう意味があるのかさっぱりわからんが、距離延長によってデイリー杯ではカク地馬が活躍するようになり、カク地馬が出走した3回は必ずその枠が連に絡んでいるとまとめることができるのだ。う〜む、こうなってくると、カク地馬の入った5枠、これを買い目にちょっとつけたしたくなってくるなぁ〜。 |
《その後の一言》 |
「買い目にちょっとつけたしたくなってくるなぁ〜」などと弱気なことを書きましたが、あれま〜、カク地馬の同枠馬ファストタテヤマ、ズバッ〜と差切り、単勝2820円の穴をあけてしまいました。意外だったのはホクザンフィールドが4番人気と予想以上に人気があったこと。それで、14着に惨敗してますけど。。。やっぱり、ライブリマウント産駒でしょうか。(H13.10.15) |
■オークス1番人気馬が秋華賞を好走する秘訣とは? | (H13.10.13) |
春の牝馬二冠、桜花賞とオークスはどちらが秋華賞と関係が深いのか? 詳細は略すが、これは桜花賞のようである。もちろん、オークス好走馬が秋華賞で絶対に来ないってことではないのだが、その確率はかなり低いというわけだ。 それでは、それがどんなもんだか、まずオークスを1番人気で連対した馬に焦点を当ててみよう。このタイプで秋華賞に出てきた馬はこれまで3頭いるが、オークス1番人気連対という実績を認められ、いずれも秋華賞でも1番人気に推されている。
しかし、その結末はあまりに悲惨。3頭とも、ものの見事に2ケタ着順の大惨敗を喫しているのだ。エアグルーヴは休み明け、トゥザヴィクトリーとシルクプリマドンナは秋初戦4着と今イチながら、それでも1番人気に支持され、あげくの果てに大惨敗…あわれとしか言いようがない。今年のオークス馬レディパステルは「あぁ〜オークス1番人気でなくて良かったわ〜」とこの表を見て、胸をなで下ろしていることだろう!? では、オークスで1番人気になりながら、期待に沿えず、連を外した馬はどうなのだろう?
これは結構縁起が良くて、該当馬2頭とも秋華賞を連対しているのだ。オークスではみんなにチヤホヤされても全力を出し切らず力を貯えておくことが、秋華賞好走の秘訣?というわけなのである。上記の成功者2頭キョウエイマーチ、ファレノプシスは共に桜花賞馬。これを見て、テイエムオーシャンはニヤリと笑い、自信を深めたかもしれない。けれど、上記2頭は共にローズSの優勝馬でもある。テイエムぶっつけでダイジョブなのかよ?って懸念もなくはないのだが、それは別の点から考えて、ダイジョブって気もしなくもない…。 |
《その後の一言》 |
テイエムぶっつけで大丈夫でしたね〜。別の点から考えてダイジョブってことは、一つには次のようなことがありました。
阪神3歳牝馬S優勝馬はテイエム含め、秋華賞に計3頭出走。秋の戦歴はオールカマー優勝、ローズS惨敗、休み明けと三者三様、テンデンバラバラでしたが、どの馬も秋華賞の優先出走権を取っていなかったことでは一応共通していたわけです。だから、まあ、大体ダイジョブなのではないかと…。それにしても大荒れレースがあそこまで見事に堅いとはなぁ〜。 (H13.10.15) |
■富士Sの大変わかりやすい特徴とは? | (H13.10.19) |
富士Sというのは何だか最近条件がコロコロ変わって難儀なレースだが、国際レースとしては古株で、由緒正しいお方なのである。最近では国際派らしく外国人騎手がよく連対していたりもしたのだ。 そんな富士SがG3に昇格したのは平成10年のこと。そして、それ以降の2年間、非常にわかりやすい特徴を持った馬が2連勝していた。
エアジハードって、今こんな名前つけたら何ともブッソウだが、それはともかく、G3昇格後2年間の富士SではNHKマイルCに出走していた3歳馬(年齢は新年齢表記で統一、以下同)が優勝していたのだ。しかも、該当馬は両年とも1頭ずつしかおらず、大変わかりやすい状態だったのである(後からわかったことだが(^^;))。 そして迎えた昨年。二度あることは三度あるってことで、出てきたのがNHKマイルC2着の3歳馬トーヨーデヘア。おまけに鞍上は国際派のこのレースでよく来る外国人騎手のロバーツだったから、ズバリ、これは狙い目だと思ったなぁ〜。 けれど、残念ながらトーヨー君は走らなかったのである。7着に終わってしまったのだ。しかし…
その同枠に入っていたトロットスターが連対したのである。つまり、ここ3年の富士Sでは少なくともNHKマイルC出走の3歳馬が入った枠が連対していると言えるのだ。 となると、今年も…となるわけだが、今年は例年1頭しか出走してこなかったNHKマイルC出走の3歳馬が2頭出走してきた。どっちの馬が入った枠がいいのか、迷ってしまうわけだな〜。あるいは軸を別に取り、ここへ流す作戦も考えられるし…。 まあ、どちらにせよ、このNHKマイルC出走馬の入った枠は軽視できない存在だと思ったりするわけである。 |
《その後の一言》 |
相手には有力だと思ったんですけどね〜、NHKの枠。ネイティヴハートは3着までで連対できず、マイルCSの出走権も取れませんでした。いかにも来そうなNHK出走馬の同枠に入ったマグナーテンもバテちゃったしな〜。◎はNHKの枠じゃなくて、クリスザブレイヴにしたんで、良かったのですが…(^^;)(H13.10.23) |
■きさらぎ賞と菊花賞の微妙な関係 | (H13.10.20) |
菊花賞に強い弥生賞馬と皐月賞馬、これが出ていないことが今年の菊花賞のポイントかと思ったりするのだが、それはまあ置いておいて、ここではきさらぎ賞について考えてみたい。 以前は「出世しないレース」だったきさらぎ賞だが、このところ急に「出世レース」に変貌している。その理由は以前単行本に書いたが、きさらぎ賞についている「NHK賞」というサブタイトルにあるのではないかと思えたりするのだが、それも置いておいて…。 問題は菊花賞に対するきららぎ賞連対馬である。平成8年以降の菊花賞できさらぎ賞連対馬は【2.2.1.2】。菊から遠く離れたレースの割にまずまずの好成績を残している。それでは、その中で菊を連対できた4頭の春の戦歴はというと…
4頭全馬が春のG1を連対していて、なるほど、となると今年はあの馬がいいのかな?と思えてくるが、別の見方をすれば4頭全馬が皐月賞トライアルを連対しているとも言える。となると、あの馬じゃなくて、あの馬?なんて展開になってくるわけだ。その解釈の仕方は簡単ではないが、さてさて今年のきさらぎ賞は菊花賞に結びつくのだろうか? |
《その後の一言》 |
私の◎はアグネスゴールド。きさらぎ賞1着馬に期待しました。まあ、ここに書いたこととは別の理由が大きかったんですけどね。それは「菊花賞に強い弥生賞馬と皐月賞馬、これが出ていないことが今年の菊花賞のポイントかと思ったりする」といったところにありましたけど、このような結果を見せられては……………後から何を言ってもむなしいもの(^^;) 弥生賞最先着馬の枠と皐月賞最先着馬の枠で決まってますけど、こんなことはレースが終わった後で思ったことでして…。きさらぎ賞連対馬の同枠馬が来たといえば来たけど、マイネルデスポット? あんた誰それ?みたいな感じすね〜。まさか菊花賞で重賞未出走馬が連対するとは…。これは秋華賞か? あんたはティコティコタックか?ってところでしょうか。1000万を勝ってないんだから、ティコティコ以下とも言えるしな〜。馬連46210円って「つかなさすぎ」だと思うんですが、いかがなもんでしょうか? (H13.10.23) |
■トウチュウはクロフネを援護する!? | (H13.10.26) |
天皇賞(秋)は13頭立て。フルゲートまであと5頭分も余ってるというのに、マル外用の席は二つしかなく、あわれ除外されてしまったクロフネ君。しかし、このクロフネ君、武士沢騎手で投票して除外されていたとは意外だった。いつのまにやらアグネスデジタルが回避なんてことがあれば、武士沢騎手が乗って天皇賞へ出走!ってなことになるかもしれなかったのだ。ちなみにエイシンプレストンは郷原騎手で除外。こちらも意外な騎手の名前だった。 そんなことはともかく、クロフネ君の武蔵野S出走、ダート路線進出にちょっと驚いたのは確かである。さすが新進気鋭の松田国師、固定観念に凝り固まっていない。ダートのG1ホースで、昨年は武蔵野Sに出走し、断然の1番人気になっていたゴールドティアラは芝のスワンSへ出走というのだから、一般庶民にはなかなか理解しにくい起用法だが、色々と思惑があってのことだろう。 さて、そのクロフネ君。自身のネームヴァリューに加え、鞍上のネームヴァリューもあって、初ダートとはいえ1番人気になるんだろうか? もし、なるんだとしたら、クロフネ君には耳よりなデータがある。 昨年から秋に移り、距離も変わって、大幅に条件変更された武蔵野Sだが、今年もほんのちょっとだけ変更された点があった。それはサブタイトルに「東京中日スポーツ杯」がついたことである。そして、この「東京中日スポーツ杯」は1番人気と実に相性が良いのだ。 昨年まで「東京中日スポーツ杯」は根岸Sについていたサブタイトルだった。そして、「東京中日スポーツ杯」がついていた期間、根岸Sでは毎年1番人気が連対し続けていたのである。実はこのネタは「トウチュウは1番人気が好き!?」と題して前にも書いているのだが、ここで根岸Sに「東京中日スポーツ杯」がついていた期間とついていなかった期間、それぞれの1番人気の成績をもう一度整理して比べてみよう。
あまりにもキレイすぎるデータである。根岸Sは平成6年から7年連続で1番人気が連対し続けていたのだが、「東京中日スポーツ杯」がとれた今年は、きっちり1番人気が連を外し、3着に終わっているのだ。よくできているとしか言いようがない。となると、サブタイトルが武蔵野Sに移っても、トウチュウが援護する?1番人気は要注意かな〜という気がしてくるわけである。 |
《その後の一言》 |
やっぱり、トウチュウは1番人気が好きなんですね〜。見てないけど、トウチュウの本命は何だったのかな〜。 それにしても、クロフネのぶっちぎりにはいやいや、ビックリした〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜! 芝のNHKマイルCが1分33秒0、ダートの武蔵野Sが1分33秒3。クロフネさん、あなた、芝とダートの区別ついてるんですか?(笑) (H13.10.29) |
■4回東京はダジャレ作戦が有効? | (H13.10.27) |
冗談みたいな話ではあるのだが、どうもこの4回東京開催には気になることがあるのだ。まず、開催前半の重賞で何が目立っていたかというと、北橋厩舎+福永騎手の活躍。毎日王冠のエイシンプレストン、府中牝馬Sのマルカキャンディと2週連続Vを達成している。とはいえ、ここでは福永騎手は実は重要な問題ではなく、重要なのは2頭の入っていた枠。この2頭には大外という共通点があったのだ。 で、3週目も富士Sで大外のクリスザブレイヴが優勝したので、4回東京は大外が注目なのか〜?と思えなくもないのだが、富士Sの場合、実は気になったのは最内にいて2着したダイタクリーヴァだった。なぜかというと、この馬は橋口厩舎の所属だったからだ。 読者諸兄には非常にくだらないダジャレの展開が見えてきた方もいるかもしれないが、つまり…
4回東京の芝平地重賞はすべて端に入った「橋」のつく厩舎が連対しているのだ。 そして迎えた4回東京最終日、天皇賞(秋)。な、なんと、一番端の最内には…
「端」のつく厩舎……じゃなくて、「橋」のつく厩舎が入ったのである! このダジャレネタだけで、ロサードを本命にしてしまう勇気はないが、有力な穴馬候補としては気になってしまうなぁ〜。 まあ、もうちょっとマジメなデータもつけ加えておくと、橋口厩舎は夏以降の重賞で実はものすごくよく連対している。夏季番組以降の平地重賞で【2.5.0.4】、連対率64%というスゴイ数字なのである。今回も橋口厩舎は「問題の」ロサードとイブキガバメントの2頭出し。前記のデータでも2頭出しが多く、その場合必ず1頭は連対していたりする。だから結局、橋口厩舎は夏季番組以降の平地重賞、8レースに所属馬を出走させ、うち7レースで連対を果たしていたことになるのだ。 マジメに考えても、勢いのある今の「橋」口厩舎は怖い!ってことになるのかもしれない。 |
《その後の一言》 |
すいません。ダジャレ作戦無効だったみたいです。(H13.10.29) |
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