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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


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平成13年9月分
■新潟2歳Sでお隣さんが気になる二つの話 (H13.9.2)
■ちょいと気になる時事連動馬券 (H13.9.4)
■今年も好走するのか? 小倉記念3着以内馬 (H13.9.7)
■サンライズのお隣さんが気になる一戦 (H13.9.9)
■ブラックホークって一体誰なんだ!? (H13.9.10)
■阪神ジャンプSは年間唯一の珍しい特徴を持つ (H13.9.14)
■人(馬?)が変わったように活躍し始めたマル外馬 (H13.9.15)
■今年の2歳夏季重賞の特徴とは? (H13.9.21)
■今さらながら、藤沢和厩舎はスゴいのである! (H13.9.22)
■冬の大三角形連対実績はモノを言うのか!? (H13.9.28)
■安田記念は惨敗がいいのか? 不出走がいいのか? (H13.9.29)


 

■新潟2歳Sでお隣さんが気になる二つの話 (H13.9.2)


昨夏後半といえば、ダイワ、ダイワ、ダイワ…。これでもか〜!とばかり、毎週のようにダイワの馬が好走していた。

札幌記念 ダイワカーリアン 1着
新潟記念 ダイワテキサス 1着
新潟3歳S ダイワルージュ 1着

ダイワの馬はなんと、3週連続で重賞制覇してしまったのだ。

それでは1年たった今年はどうかというと…。

札幌記念 ダイワカーリアン 隣枠隣馬が2着
新潟記念 ダイワテキサス 隣枠隣馬が1着
隣枠が2着
ダイワオーシュウ 同枠隣馬が2着

隣枠に隣馬が連対…1年たってみると、あの夏のダイワ旋風は隣方面へ移動?してきたようなのである(ちなみに新潟記念のダイワテキサスは大外で、その隣枠隣馬が1着というのはグルッと回って最内の馬が1着だったということ)。

札幌記念、新潟記念は昨年優勝馬のダイワが出ていたので、今日の新潟2歳Sはちょっと話が違うとはいえ、やはりダイワの馬が出てきたとなると、そのお隣さんが気になるんだよな〜。

新潟2歳S ダイワフォーチュン


さて、話を変えて今度はマイネルの話(牡馬はマイネル、牝馬はマイネで、ホントはラフィアンの馬と言った方がいいのだろうが、ここはマイネルで行こう)。2歳戦といえばやっぱマイネルでしょー。まあ、今年は例年ほど早期大攻勢が目立ってないようだけど…。で、このマイネルの馬。新潟2歳Sでは1年置きの連対ってのを昔はやっていた。ざっと、こんな感じだ。

H3 マイネルアーサー連対
H4 マイネルの馬連対せず
H5 マイネルゼウス連対
H6 マイネルの馬連対せず
H7 マイネオリーブ連対

それが最近はどうもお隣さんを連対させる方面へ微妙にシフトしているようなのだ。

H10 マイネルタンゴの隣枠隣馬1着
H11 マイネルジェアンの同枠隣馬1着
H12 マイネルの馬出走せず

となると、今年はどうなるのか?

H13 マイネルジェム

2歳戦では常に要注意と言えるマイネルだけに、ご本人の好走も十分考えられるが、やはりお隣さんが気になってしまうのも確かなのである。
  《その後の一言》
ダイワのお隣さんは来なかったけど、マイネルのお隣さんが2着。といっても断然人気だったけど。マイネル自身は3着して、2歳戦のマイネルらしいところをちらっと見せた。(H13.9.4)


 

■ちょいと気になる時事連動馬券 (H13.9.4)


時事ネタは基本的には気にしないのだが、どうもここ2週気になることがあったので、ちょこっと書いておこう。

まず、8月24日(金) スマップの稲垣吾郎が公務執行妨害などでタイホされるというちょっとビックリのニュースがあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010825-00000191-mai-soci

すると、8月26日(日)、新潟記念でエアスマップが2着。う〜む、なかなかベタな連動だ。

次はさほど大きな話題にはなっていなかったが、8月27日(月)、馬主がアスキーを訴えていた裁判で敗訴したというニュースがあった。「ダービースタリオン」におけるパブリシティ権なるものを侵害してるんじゃないかとか、どうとかいった裁判だったが…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010827-00000084-mai-soci

すると、9月2日(日)、新潟2歳Sをダビスタ作者・薗部博之氏の持ち馬、バランスオブゲームが圧勝。裁判も勝って、馬も勝ったといった展開になったのだった。

こんなふうに2週続くと、今週も何かあるのかな〜と、ちと気になるところではある。
  《その後の一言》
ん〜、今週は何かあったのかな〜。とりあえず、この手の「ズバリ」的なものはなかった気がするが、どうなんでしょ? (H13.9.10)


 

■今年も好走するのか? 小倉記念3着以内馬 (H13.9.7)


関西エリアで朝日チャレンジCの直前に行われる古馬重賞といえば小倉記念。コースは違えど、距離は2000mで同じだし、両レースが結びつくのは自然なことと思われる。

実際、グレード制導入の昭和59年以降、小倉記念3着以内馬は朝日チャレンジCで【5.8.2.7】、連対率59%なら、まずまずの成績と言えるだろう。何より該当馬は総計22頭もいるというのに朝日チャレンジCで1番人気になったのは昨年のミッキーダンス1頭しかいないというのだ。よく好走するのに人気になりにくいお買い得なタイプと言えるだろう。

ただ、この小倉記念3着以内馬、最近ちょっと好走率が落ちている。平成6年以降とすると、上の数字は【2.2.1.4】となって、連対率44%まで落ちてしまうのだ。

ただ、最近は特徴がもう一つある。以前は北九州記念→小倉記念と使った馬が良かったのだが、最近は北九州記念を使っていなくて小倉記念を使った馬の方が良績を収めているのだ。平成6年以降の小倉記念3着以内馬を北九州記念出走馬と北九州記念不出走馬に分けてみると…

北九州記念出走馬 【0.1.0.4】 連対率20%
北九州記念不出走馬 【2.1.1.0】 連対率75%

ご覧の通りである。トウカイオーザは北九州記念不出走で小倉記念2着。この条件に当てはまっていて、好走の確率はかなり高い気がする。心配があるとすれば前走比4キロ増という点か。昭和59年以降、小倉記念3着以内から朝日チャレンジCに出走した22頭の中で、4キロ以上斤量が増えた馬は1頭もいないのだ。今年から朝日チャレンジCの別定規定がちょっと変わったことでこうなったのだが、果たしてその影響はあるのだろうか? それとも今まで通りとなるのだろうか?
  《その後の一言》
おおっ、トウカイが2着に残ってるじゃないか、えっトウカイはトウカイでもトウカイパルサー? アンカツ乗ってなくても残るのかよ〜ってな感じでしたね。トウカイテイオーの弟とトウカイテイオー産駒の対決はトウカイテイオー産駒に軍配が上がりました。トウカイオーザは4キロ増が応えたんでしょうか?(H13.9.10)


 

■サンライズのお隣さんが気になる一戦 (H13.9.9)


最近の京成杯AH(旧京王杯AH)は前年連対馬の隣馬が連対したり、「前年に連対馬の隣にいた馬が、また連対馬の隣に入ったりすることが続いている。一番見事だったのは平成8→9年で、まず平成8年は

平成8年
クラウンシチー 1着
ビコーアルファー 2着

となったのだが、

平成9年
クラウンシチー その隣馬が2着
ビコーアルファー その隣馬が1着

平成9年は前年連対馬の隣馬でワンツーとなったのだった。

こうしたお隣関係の怪しげパターンだが、一昨年〜昨年あたりになると微妙に変化してきた感じがある。まず、一昨年は

平成11年
サンライズアトラス 馬主 (株)松岡 1着

サンライズアトラスが優勝したわけだが、その翌年となる昨年は前年連対馬も前年に連対馬の隣にいた馬も出走してこなかった。しかし、

平成12年
サンライズタイガー 馬主 (株)松岡 その同枠馬が2着

前年優勝馬サンライズアトラスと同馬主になるサンライズタイガーの同枠馬が連対したのである。となると、「前年連対馬と同馬主の馬の入った枠に注意」とか、もっと単純に言えば「サンライズの馬の入った枠に注意」というような気がしてくるわけだ。

そこで今年。前年連対馬はもとより、前年連対馬と同馬主の馬は出走してこなかった。けれど、前年に連対馬の隣にいたサンライズタイガーはまたも出走してきたのである。となると、単純にサンライズの枠は来ていることでもあるし、サンライズタイガーの入った6枠には注意ってことなんだろうか?

けれど、もう一つ気になることもある。昨年はサンライズタイガーの同枠馬が連対したのだが、

平成12年
サンライズタイガー 馬主 (株)松岡 その隣枠隣馬が1着

実はサンライズタイガーの隣枠隣馬も連対していたのだ。そして、その馬の厩舎は藤沢和厩舎だった。すると、今年はどうだろう。サンライズタイガーの隣枠隣馬は…またも藤沢和厩舎の馬となっているのだ。だから、同枠馬だけでなく、逆側の隣も怪しいなあと感じられる枠順だったりするのである。

ちなみに2年前の京成杯AHで大穴をあけたサンライズアトラスは、まだいたの?ってな感じで、阪神のセントウルSに出ていたりするが、こっちの隣も来たりするのかな〜?
  《その後の一言》
これが「日の出の勢い」ってものなのか!? 「サンライズの隣」が来まくりましたね〜。

いやいや、昨年と全く一緒、京成杯AHはサンライズの両隣でワンツー。次に書くようにクリスザブレイヴは3着くさいな〜なんて思ってたんですが…。そして、そして、セントウルSでもサンライズの隣が連対。ホントにまあ、よく走りました。(H13.9.10)


 

■ブラックホークって一体誰なんだ!? (H13.9.10)


『競馬ゴールド』に書いたが、ダイタクヤマト=ブラックホークではないかと思う。もちろん、戦歴の全部が一緒ではないし、そろそろ変化する可能性もあるかと思ったのだが、ダイタク君はセントウルSを2着して、これはブラックホークとまったく同じ着順だった。まあ、詳しくは『ゴールド』をご覧ください。

と言いつつ、関屋記念を終わった段階で思ったのはクリスザブレイヴ=ブラックホークなのではないかということ。

H11 ブラックホーク 1年2ヶ月休養 関屋記念2着 京成杯AH3着

平成11年にブラック君は長休明けで関屋記念を2着し、次に京成杯AHを3着した。となると、長休明けで関屋記念を2着したクリス君は京成杯AHでは3着かな?と思ったのだが…

H13 クリスザブレイヴ 1年5ヶ月休養 関屋記念2着 京成杯AH2着

2着してしまったのである。戦歴読みも難しいもんだなぁ〜。


話は全然違うが、カルストンライトオはこれまでスプリント重賞に3回出走して、

ファルコンS 1番人気 3着
アイビスSD 1番人気 3着
セントウルS 1番人気 3着

いっつも人気者なのだが、判で押したようにいっつも3着。そして、鞍上は…と見てみれば……おおっ、熊沢騎手か………う〜む、カルストン君は短距離界のステイゴールドになってしまうのだろうか!?


 

■阪神ジャンプSは年間唯一の珍しい特徴を持つ (H13.9.14)


昨年の阪神ジャンプS、コラム「信じる者は救われる!?」で推奨したのはヒサコーボンバーという馬だった。障害競走なんてアテにならないからやめときゃいいと思いつつも、どうしてもこのレースを狙いすましている気がして、取り上げてしまったのである。単勝1.5倍という断然の1番人気だったし、まあ、何となくダイジョブなんじゃないの?といった安易なムードに流されていた面もあったかもしれない。しかし………

最初の障害でいきなり落馬!

う〜む、阪神の障害って中央場所じゃあ簡単な方じゃなかったのか、そもそも、障害で落馬はよく見るが、最初の障害から落馬してるヤツはあまり見ないぞ!ってな感想を持ちつつ、あとの3分半あまり、レースをボーゼンと眺めるしかなかったのである。あんなにつまらんレースも珍しい。

だから、障害重賞なんて取り上げない方がいいのだが、この阪神ジャンプSはかなり珍しい特徴を持っているので、やっぱり取り上げてしまおう。さて、それでは何が珍しいのか? それはこのレースがJ・G3の別定戦であることだ。J・G3は年間5レース行われるが、他はすべてハンデ戦。阪神ジャンプSは中央競馬で年間唯一のJ・G3別定戦なのだ。

そして、その別定規定は「馬齢重量を基本に、中山大障害&J・G1の1着馬4キロ増、京都大障害&J・G2の1着馬3キロ増、その他の障害重賞1着馬2キロ増」というものである。ここでポイントとなるのは別定戦といっても賞金別定戦ではなく、決まったレースの勝ち鞍によって増量されるということだ。で、上の規定をみれば、オープンはいくら勝っても増量に無関係、また、重賞はいくら上位に好走しても勝たなくては増量に無関係ということがわかる。つまり、このレースで理想的にお得なタイプ?は「オープンをたくさん勝っていて、重賞2着を何回も続けている馬」ということになるのだ。

実際、前記ヒサコーボンバーは昨年は不幸にも落馬してしまったが、一昨年はオープン3勝の非増量馬としてここへ登場し、優勝している。

今年の場合、オープン2勝に重賞3着などがあるヤマニンエスコートとか、オープン2勝のビコーグッドマンあたりがお得な部類に入るだろうか。

けれど、競馬は理屈通りには運ばないもの。J・G3となってからの阪神ジャンプSは前走未勝利を勝ったばかりの馬が2年連続して連対しているのである。確かに増量はされていないが、実績もない馬が好走しているわけだ。はぁ〜〜〜、ケイバは難しいなぁ〜みたいな状況になっているわけだなぁ〜。

けれど、もしかして、万が一、ひょっとしてのひょっとすると、ケイバは案外簡単かもしれない。過去2回の阪神ジャンプS、その出目を書き出してみると…

H11 枠連8−2 馬連10−2
H12 枠連8−2 馬連8−2
※1着→2着の順に表記

2回とも枠連は8−2で、馬番2が連対しているのである。そして、外から数えたり、内から数えたりしてみれば…

H11 外から2番目が1着、内から2番目が2着
H12 外から2番目が1着、内から2番目が2着

過去2回はまったく同じような出目になっていたりするのである。う〜む、二度あることが三度あったりしてしまうのだろうか?
  《その後の一言》
全部で3頭しかいなかった前走未勝利勝ちの馬がワンツー。どうもこのレースは前走未勝利勝ちの馬が優勢としか言いようがないようだ。別定規定云々は気にしすぎない方が良いかも。

過去2年が内・外2番目で決着、3年目はゾロ目。何とな〜く、味わい深い出目か!? (H13.9.18.)


 

■人(馬?)が変わったように活躍し始めたマル外馬 (H13.9.15)


クロフネは別格として、今年の3歳マル外は弱いという評判が春頃には立っていたと思う。マル外馬の独壇場だったクリスタルCやニュージーランドTあたりで今年は連対できなかったのだから、確かにそんな雰囲気はあった。クリスタルCなんか、スプリント戦だというのにアンバーシャダイ産駒に勝たれてるんじゃあ、マル外も弱いな!って感じだったのである。

ダービートライアルが始まるまでに3歳重賞でマル外が連対したのは…

2/4 共同通信杯 プレジオ2着
3/24 毎日杯 クロフネ1着

この2例しかなかったのだ。

今年からダービーはマル外馬が条件つきながら出走可能となった。そして、ダービー出走のためのマル外選定レースとしては、昨年暮れの朝日杯3歳Sがあり、あとは3歳重賞として青葉賞、京都新聞杯、NHKマイルCがあった。けれど、今年のマル外が弱いということであれば、ダービーの出走権を取るのは一苦労と思われたのである。現に昨年の朝日杯ではマル外は連対できていない(それまでは毎年連対していたというのに)。

しか〜し、ダービー直前になって、マル外選定レースが始まると、人(馬?)が変わったようにマル外馬は次々と連対し始めたのである。

4/28 青葉賞 ルゼル1着
5/4 京都新聞杯 エイシンスペンサー2着
5/6 NHKマイルC クロフネ1着
グラスエイコウオー2着

京都新聞杯は1着でないと、マル外はダービー出走の最低条件を満たさないので、エイシンスペンサーは権利は取れなかったのだが、連対したことには変わりがない。

今年からダービー同様、菊花賞もマル外が条件つきながら出走可能になったわけだが、その選定レースはダービーの他に、セントライト記念と神戸新聞杯になっている(ダービーは2着以内、セントライト記念と神戸新聞杯は1着で、マル外の菊花賞出走への最低条件が満たされる)。

で、前述のような春の経過を考えると、とりあえずセントライト記念に出てきたマル外は気になるところなのだ。

セントライト記念は昨年まで混合戦ではなかった。けれど、菊花賞へのマル外選定レースとなったため、今年から混合戦に変更されている。春にこれと同じ立場にあったのは青葉賞。出目的な部分を含め、この青葉賞との関連も気になるところだ。
  《その後の一言》
セントライト記念に出てきた唯一のマル外馬は3着に入ってワイドには絡み、内国産馬の権利を1頭奪い取りつつ、自分は権利を取れず。しかも、勝ったのはその同枠馬という微妙な決着。出目的にも青葉賞とほのかな関係?を保ったような、そうでないような…。(H13.9.18)


 

■今年の2歳夏季重賞の特徴とは? (H13.9.21)


明日は札幌2歳S。2歳馬の夏季重賞としては最後のレースとなる。それでは…ということで、ここまでの夏季重賞3レースを軽〜く復習してみよう。といっても、連対馬の馬名を書き出すだけだが…。

函館2歳S 1着(市)サダムブルースカイ 2着(外)スターエルドラード
新潟2歳S 1着(父)(市)バランスオブゲーム 2着(外)スターエルドラード
小倉2歳S 1着(抽)タムロチェリー 2着(市)オースミエルスト

これは昨夏からの傾向でもあるのだが、マル市馬がよく活躍しており、全レースで連対している(昨夏の話については、以前書いた「1週目新馬戦の奇妙な傾向とは?」をどうぞ)。さらに言えば、マル抽馬だって、マル市馬との違いはJRAが購入して配付したという点だけで、広い意味での「市場取引馬」とも言えなくもない。ってことは、今夏の2歳3重賞はすべて市場取引馬馬が優勝しているとまとめることもできるわけだ。

そんな中、上の表ではマル外のスターエルドラードだけが、オレは高級外車だ! マル抽なんかとは格が違うぜ!なんて言ってるようにも見えるが、海外はご存知の通り、セリ市が盛ん(というより、よく知らないが、庭先取引なんかないのかな?)。スターエルドラードも有名な米国キーンランドのセールで110万ドル(約1億3000万円ほど)で買われた馬だ。1億3000万円とはG1の1着賞金かと思うような値段で、マル抽タムロチェリーの420万円あたりと比べると、確かに格が違う感じだが、結局、これも広〜〜い意味での市場取引馬であることには違いない(しかし、スター君もこれだけのお値段で重賞を勝てないんじゃ、コストパフォーマンスは悪いな)。

つまり、今年の夏季重賞の連対馬はすべて広い意味での市場取引馬で占められているってことなのだ。となると、やっぱり最後の2歳夏季重賞・札幌2歳Sでも市場取引馬が活躍することになるのだろうか? といっても該当馬はたくさんいたりするのだが…(^^;)
  《その後の一言》
う〜む、マル市馬は3着まで。1着馬はカク地、2着馬はマル父で、結局、今年の夏季2歳重賞連対馬はすべて記号のついた馬で占められたと言えないことはないが…(^^;) (H13.9.24)


 

■今さらながら、藤沢和厩舎はスゴいのである! (H13.9.22)


藤沢和厩舎はスゴいのである。 なんて書くと、そんなことわかっとるわい!と四方八方から突っ込みが飛んできそうだが、やっぱりこのところの藤沢和厩舎はスゴい。重賞でヤタラメッタラ連対しまくっているのだ。

快進撃が始まったのは関屋記念。それ以降、藤沢和厩舎の重賞出走馬を書き出してみると…

8月第1週 関屋記念 マグナーテン 1着
スティンガー 5着
8月第2週 クイーンS ダイヤモンドビコー 2着
ハッピーパス 8着
8月第3週 アイビスSD シンボリスウォード 2着
札幌記念 スティンガー 7着
ウインシュナイト 5着
8月第4週 新潟記念 エアスマップ 2着
プレジオ 9着
9月第1週 出走なし
9月第2週 京成杯AH ゼンノエルシド 1着
セントウルS ロードキーロフ 5着
9月第3週 セントライト記念 トレジャー 2着
ローズS ダイヤモンドビコー 1着

9月第1週、新潟2歳Sの週は出走がなかったが、それ以外では毎週連対し続けているのだ。この期間の全成績は【3.4.0.6】。13頭出走して、半分以上は連対している。ちなみに関屋記念より前の期間で、藤沢和厩舎の重賞出走馬を13頭分遡ってみるとどうなるか? その成績は【0.1.0.12】と大したことがない。やっぱり、最近の重賞における藤沢和厩舎は異常と思えるほど特にスゴいのである。そうなると、今週もオールカマーのエアスマップ、神戸新聞杯のハッピールックには要注意かな〜と思えてくるわけだ。

ただ、「週単位」で見れば必ず連対している藤沢和厩舎だが、レースによっては連対できなかったものもある。上表の中では札幌記念とセントウルSだ。そんな時はどうなっていたかというと…

8月第3週 札幌記念 スティンガー  
ウインシュナイト その隣馬が1着
9月第2週 セントウルS ロードキーロフ その隣馬が1着

このように自身はダメでも、その隣の馬を連対させていたのだ。
自厩の馬だけでなく、その隣の馬にまで驚異的なパワーを及ぼしているとは…。まさしく藤沢和厩舎恐るべし!である!?
  《その後の一言》
いやいや〜、まさに藤沢和厩舎恐るべし! オールカマーがエアスマップ1着、神戸新聞杯がハッピールックの隣にいたエアエミネム1着。これほど自分の思い通りになるとは(^^;)。 問題はこれがいつまで続くかだが…。(H13.9.24)


 

■冬の大三角形連対実績はモノを言うのか!? (H13.9.28)


別に星座に興味はないのだが、明日のシリウスSはどう見ても星の名前。このシリウスとは何なのか、シリウスSが重賞になった時に調べてみたことがある。

調べたといっても、まあ、大した話じゃあない。シリウスとはおおいぬ座のα星(主星)のことで、これは冬の大三角形を作る星の一つだという、ただそれだけのことだ。じゃあ、冬の大三角形の他の二つは何かというと、これがこいぬ座のα星であるプロキオンと、オリオン座のα星であるベテルギウスなのである。

ここでもう、星座好きでなくても、競馬好きのみなさんなら、きっとピ〜ンと来たことだろう。シリウス、プロキオンといえば、年間2つしかない阪神のダート重賞のレース名。しかも、距離は同じ1400mなのだ。となれば、この2レースの間に出目などの関連があるのではないか?と考えたくなるのだが、出目が連動したのはシリウスSができた当初の2年だけ(平成9〜10年)。一昨年、昨年は連動しなかった。

とはいえ、昨年のシリウスSではプロキオンS2着馬のエイシンサンルイスが2着するといった関係があったのも確かである。そして、昨年の暮れに、重賞ではないが、オープン特別として新設されたのがベテルギウスS。これは1400mではないが、やはり阪神のダート戦だ。JRA番組表上に冬の大三角形がついに揃ったのである!

そう、気づいてみれば今はもう冬……というには無理のある9月下旬の阪神だが、明日のシリウスSには冬の大三角形が勢揃い状態となっている。

H12ベテルギウスS2着馬 スターリングローズ
H13プロキオンS1着馬 ブロードアピール

そうなのだ。明日のシリウスSでは冬の大三角形連対実績を持った2頭が人気を分け合っているのである。となると、絵に描いたようなというか、プラネタリウムに投影したかのような(?)美しい決着を期待したくなってしまうのだが…。
  《その後の一言》
ん〜、惜しくもワンツーとはなりませんでしたね〜。1着、3着でした。大三角形だけにワイド向きだったのか!? 来年はシリウスS連対馬とベテルギウスS連対馬とプロキオンS連対馬が全部出走してきて1〜3着独占になったりして!? (H13.9.30)


 

■安田記念は惨敗がいいのか? 不出走がいいのか? (H13.9.29)


高松宮記念が1200mのG1となった平成8年以降、次のようなある種の共通点を持った馬が毎年スプリンターズSでは連対してきた。

H8 フワラーパーク 高松宮杯1着 安田記念9着 スプリンターズS1着
H9 スギノハヤカゼ 高松宮杯4着 安田記念13着 スプリンターズS2着
H10 シーキングザパール 高松宮記念4着 安田記念10着 スプリンターズS2着
H11 アグネスワールド 高松宮記念5着 安田記念8着 スプリンターズS2着

ご覧の通り、高松宮記念入着→安田記念惨敗という馬が毎年スプリンターズSを連対してきたのである。本質的にはスプリンターなんだから、マイルの安田記念なんて出てもどうせダメだよと思いつつも、挑戦する姿勢だけは見せておくことが大切だったようなのだ。

ところが、日程の変更された昨年のスプリンターズSでは…

H12 ブラックホーク 高松宮記念4着 安田記念9着 スプリンターズS3着

このタイプに当てはまっていたブラックホークがわずかにハナ差届かず3着になってしまったのである。そして、ハナ差競り勝った2着馬は…

H12 アグネスワールド 高松宮記念3着 安田記念不出走 スプリンターズS2着

高松宮記念入着→安田記念不出走と進んだアグネスワールドだった。

この結果をどう受け取るか? 日程が変わった昨年から安田記念に関するキーが変わったと考えればいいのか、あるいは従来型のブラックホークは3着はしているのだから、ワイド時代でもあるし、今年はまた元に戻って従来型が連対することになるのか。それとも、少なくとも高松宮記念入着馬がスプリンターズSを連対したという事実はケイゾクしたと考えておけばよいのか…。そして昨年は…

H12 ダイタクヤマト 高松宮記念11着 安田記念不出走 スプリンターズS1着

メンドクサイことに高松宮記念惨敗→安田記念不出走なんて馬が1着したりもしていた。これは単勝万馬券の馬だったので、あくまで例外的な存在と考えるべきなのか、それとも日程変更後のスプリンターズSにおける新たなトレンドとなるのか…などなど、高松宮記念、安田記念出走歴に関して、まことに悩ましい様々な考え方に右往左往するスプリンターズS前夜だったりするのだった。
  《その後の一言》
勝ったトロットスターは…

H13 トロットスター 高松宮記念1着 安田記念14着 スプリンターズS1着

昨年は3着に終わってしまったタイプ。古いタイプの復活ってことですね。2着メジロダーリングは…

H13 メジロダーリング 高松宮記念5着 安田記念不出走 スプリンターズS2着

昨年のアグネスワールドと同じタイプでした。まあ、とりあえず、「少なくとも高松宮記念入着馬がスプリンターズSを連対したという事実はケイゾクした」と考えておくぐらいが無難なとこなんでしょうか。(H13.9.30)


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