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これが気になる、競馬のあれこれ




番組表ネタに限らず、ふと気になったあのこと、このこと、色々と書いていきますが、新聞・雑誌等で書いたこととはあまり重複しないようにしていますので、ご了承ください。


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平成13年7月分
■古馬戦と3歳戦の戦歴を比べるちと無謀な試み (H13.7.1)
■負けるが勝ち?なのかもしれない (H13.7.6)
■使用コースの変更で連対馬のタイプが変わる? (H13.7.7)
■タイトルの中の気になる数字 (H13.7.13)
■仲良く並んだ周辺がいかにも怪しい! (H13.7.14)
■どんな時でも再度同条件は有利かどうか? (H13.7.20)
■吉野家「特盛、玉子つき」級のデータとは!? (H13.7.21)
■降級戦に注目したくなる個性派2頭 (H13.7.27)
■○○オープンは別定条件が上級馬に有利!? (H13.7.28)
■出走馬のキャリアから函館2歳Sを考えてみると… (H13.7.28)


 

■古馬戦と3歳戦の戦歴を比べるちと無謀な試み (H13.7.1)


マル混でないレースがマル混になることはよくあるが、マル混だったレースがマル混でなくなるのは珍しい。ラジオたんぱ賞はその珍しいパターンで、今年からマル混がマル混でなくなった。

というわけで、平成8年のNHKマイルC創設以降、ラジオたんぱ賞ではマル外馬が以前より活躍しなくなった云々といった「ラジオたんぱ賞の傾向」解説を気にするまでもなく、マル外馬はもう初めっから今年のたんぱ賞では連対するはずがないわけである。

JRAの公式発表によると、マル混がマル混でなくなったのはダービー・菊花賞をマル外に開放したことと引き換えに行われた処置なのだが、なぜか、たんぱ賞の他にも古馬戦の小倉大賞典と新潟大賞典が今年からマル混ではなくなっている。

そして、今年の小倉大賞典と新潟大賞典には出目的なつながりもありそうなので、それがたんぱ賞へどうつながるのか、つながらないのかという注目点もあるのだが、戦歴的な面でもちょっと気になることがある。

古馬戦と3歳戦の戦歴を比べるというのはちと無謀な試みだが、まあ、「ちょっと気になる」ということで、書いてみると…

小倉大賞典2着マイネルブラウ ダービー14着

新潟大賞典2着オースミブライト ダービー4着

このように両レースともダービー出走馬が連対を果たしているのだ。

ということで、ダービー組があまり良いとは言えないラジオたんぱ賞だが、今年はダービー組が怪しいという気がしなくもない今日この頃なのである。
  《その後の一言》
「ダービー組が怪しいという気がしなくもない今日この頃」と書いた自分の◎は実はビッグゴールド。実際、ダービー組は来たけど、ビッグゴールドの横にいたトラストファイヤーだったとは…(トホホ)。

「今年の小倉大賞典と新潟大賞典には出目的なつながりもありそう」と一応書いたけど、なんか関係なさそうな気もして、具体的には書かなかった。

しかし、実際には…

レース名 枠連 馬連
小倉大賞典 3−6 6−11
新潟大賞典 2−3 4−6
ラジオたんぱ賞 5−4 6−4

なんだよ〜、全部6番が連対してるじゃないかよ〜といった結果になったのである(出目は1着→2着の順に表記)。しかも、2着は4番で馬連は新潟大賞典とまったく同じ……。

そういうこともあるんだな〜。(H13.7.2)


 

負けるが勝ち?なのかもしれない (H13.7.6)


函館では夏季番組、福島・阪神では春季番組が行われている今の中央競馬は春と夏の交錯期。そうした中で、一旦夏へ行ってから、また春に舞い戻ってくるというタイムマシーンのような馬たちがいる。明日の福島メイン・TUF杯に出走するグラスベンチャー、フジミパルテノン、ファイターナカヤマがそうだ。この3頭はいずれも前走函館で夏季番組の1000万クラスを走り、すぐさま春季番組・福島の1600万クラスに戻ってきたのである。

なぜこんなことをするのか? たとえば有力馬の1頭グラスベンチャーは1200mでは【3411】と超安定しているのに、1400m以上では9、14、4、14着と惨敗ばかり。だから、どうしてもベストの1200m戦に出たいということなのだろう(他の2頭も同様に1200mベストの馬だ)。けれど、6月の福島・阪神には1600万の1200m戦は1鞍もないので、函館の1000万へ一旦降級して1200m戦に出るというウルトラCをやってきたということなのだろう。

さて、そこで、グラスベンチャーがここを勝ったとしたら、あるいは負けたとしたら、この後、賞金的にどういう立場になるというのか考えてみたい。

まず、勝った場合だ。1600万特別の1着賞金は1800万円。1着賞金1500万円以上の特別は収得賞金半額加算となるので、加算額は1800万円の半額900万円だ。グラス君の現在の収得賞金は1520万円。だからここを勝つと収得賞金は1520万円+900万円=2420万円となる。

この収得賞金で夏季番組に突入すると、1600万クラスに編入されるが、そのうち、どこかで1600特別を勝つと、また900万円加算となって、2420万円+900万円=3320万円。3200万円を超えたので、これでグラス君は完全な永久オープン馬となるわけである。

では次にグラス君がTUF杯を負けた場合だ。たとえハナ差の2着でも条件戦を負けてしまえば収得賞金の加算ゼロ。となると、グラス君の収得賞金は1520万円のままとなる。これで夏季番組に突入すると、1000万クラスに降級することができる。

さて、そこでそのうち、1000万特別を勝ったとしよう。1000万特別の1着賞金は1450万円。1着賞金1200万円以上1500万円未満の特別は収得賞金600万円加算というルールなので、この時点でグラス君の賞金は1520万円+600万円=2120万円となる。

で、再び1600万クラスに戻るわけだが、またそのうち、1600万特別を勝ったとしよう。すると、さっき書いたのと同じように収得賞金は900万円加算、つまり2120万円+900万円=3020万円となるのである。となると、まだオープン入りせず、1600万クラスに残り、1600万特別をもう一つ勝つことが可能になるのだ。

こんがらがってきたので、表にまとめておくと…

グラス君がTUF杯を勝つと… それを含めて1600万を2勝した段階でオープン入り
グラス君がTUF杯を負けると… 1000万を1勝し、1600万を2勝した段階でオープン入り

このようになる。TUF杯を負けておいた方が、オープン入りするまでに1000万を1個余計に勝てますよ!ってなわけなのだ。ただ、グラス君が1000万1勝なんて小さい小さい、オレはオープンでバリバリ活躍するぜ!ってなつもりなら、策を弄して?TUF杯を負けたりせずに、じゃんじゃん勝ってしまっても問題ないわけだが…。

しかし、まあ、1000万とか、1600万とか、簡単にポンポンと書いているが、実は結構な大金と言えば大金なんだよなぁ〜(笑)
  《その後の一言》
グラス君は狙い通りに?3着。着賞金は拾っておいて、これで1000万クラスに降級する。一方、勝ったミスタードンはグラス君と同じ4歳馬だが、TUF杯出走時点で収得賞金は1400万円。グラス君より120万円少なかった。これで上の表にならってミスター君の今後を書いておくと…

ミスター君がTUF杯を勝つと… それを含めて1600万を3勝した段階でオープン入り

120万円差がきいて、グラス君とは違い、1600万を都合3勝できるわけだ。なるほど、理にかなった話だが、その一方、阪神の1600万ストークSでは「ジリジリと降級を待つ?ジリ脚馬」などと書いたオカノスピカが勝ってしまった。物事は理屈通りに運ぶとは限らないようだ(泣)。(H13.7.9)


 

■使用コースの変更で連対馬のタイプが変わる? (H13.7.7)


AとかBとかCとか、芝の使用コースというのがあるが、あ〜いうのは多少気にしてもいいんだろうが、あんまり気にしすぎるのもどうかと思ったりする。

けれど、明日のマーメイドSの使用コースについては、どうしても気になってしまうことがあるのだ。

エアグルーヴ、エリモエクセル、フサイチエアデール、トゥザヴィクトリーなど、G1級の馬がよく活躍してきたのがマーメイドSというレース。実績馬と格下馬の斤量差がそれほど大きくならない別定規定が、この傾向を作り出しているのだろう。

そんなマーメイドSだが、創設から5年間で、唯1回だけ前走条件戦からの連対馬を出したことがある。平成11年に2着したキクノスカーレットである。そして、この平成11年だけがBコースで行われたマーメイドSだったのだ。他の4年間のマーメイドSはどれもCコースで行われていたのである。

先週までのBコースが今週からAコース。仮柵で保護されてた部分を走れる逃げ馬が絶対買いだ!などといった説明は非常にわかりやすいのだが、Bコースだと上がり馬が走る!というのはどうにも説明不能な怪しい傾向と言える!?

もっとも、それはまだ1回しかなかったわけだから、「傾向」などと断定することもできないのだが、それにしても気になるのは今年の阪神芝の使用コースだ。当初の番組表発表以降、芝の使用コースが変更されるのは非常に珍しいことなのだが、3回阪神の3、4週目は芝の状態が良好だとか何とかいう理由で、急遽CコースからBコースへ変更されているのだ(→JRAのこちらのページ参照)。

当初の発表通りなら、今年のマーメイドSは一番よくあるCコースで行われるはずだった。しかし、それが急遽Bコースへ変更。となると、今年は上がり馬の台頭するマーメイドSとなるのだろうか? どうしても気になってしまう使用コースの変更である。
  《その後の一言》
結局、唯一のG1連対馬ヤマカツスズランが2着確保。条件戦上がりの馬は連対できなかった(その同枠の条件戦上がりの馬が自分の◎だったのだが…)。

「AとかBとかCとか、芝の使用コースというのがあるが、あ〜いうのは多少気にしてもいいんだろうが、あんまり気にしすぎるのもどうかと思ったりする」と書いて、「G1級の馬がよく活躍してきたのがマーメイドSというレース」と書いたわけだから、その基本原則通りにすれば良かったのかな〜。反省です。(H13.7.9)


 

■タイトルの中の気になる数字 (H13.7.13)


先週の七夕賞は「うつくしま未来博開催記念」というサブタイトルがついていたのだが、今年に入ってからこのようなサブタイトルのついたレースはその前に2レースあった。

中京競馬場前駅リニューアル記念 桶狭間S 外から5番目が1着
ウインズ京都開設50周年記念 葵S 内から5番目が1着

というわけで、内か外から5番目の馬がちと怪しいか?という気持ちもあったのだが、結果は…

うつくしま未来博開催記念 七夕賞 外から3番目が1着

なんだ全然関係ないじゃん!ってなことになったわけである。というわけで、このような戦法も必ずしもアテにならなかったりするのだが、それでもちょいと気になってしまうのが「ウインズ京都開設50周年記念 葵S」というレースの結果だ。

ウインズ京都開設50周年記念 葵S 馬連5−10 5000円

50周年だから馬連5−10で、配当もキッカリ5000円!なんてまるで作ったような結果になっていたのである。

そして、七夕賞も桶狭間Sもサブタイトルの中に数字は入っていなかったわけだが、明日はサブタイトルまたは(今年だけの)タイトルの中に数字の入ったレースが二つ行われる。

新潟10R 新潟競馬場新装記念 NiLS21ステークス
小倉11R 小倉競馬場開設70周年記念 小倉城特別

明日からはJRA全場が夏季番組に突入する。葵Sの行われた春季番組とは話が違うかもしれないなぁ〜と思いつつ、NiLS21ステークスの1−2か〜、こりゃー2100円はつかないな〜とか、小倉城特別の7−10か〜、こりゃー70倍以上ついちまうかも?ってなことを考えたりしながら、ふけていく夏の夜なのである。
  《その後の一言》
小倉城特別はダメだったけど、NiLS21ステークスはズバリ2−1!(馬単風に表記) 2100円はつかなかったけど、いやいや、こ〜いうこともあるってことだな〜。競馬はカンタンであり、なおかつムズカシイ!?(H13.7.16)


 

■仲良く並んだ周辺がいかにも怪しい! (H13.7.14)


昨年の北九州記念は1着がトゥナンテ、2着がロサードだったが、2頭の馬主は共に「(有)社台RH」だった。重賞での「(有)社台RH」同士のワンツーはこれが4回目ということで、意外に少ないんだな〜という感じだったのだが、「(有)社台RH」の馬はもう1頭出走していて次のように2頭隣り合って並んでいたのだ。

10番 ロサード (有)社台RH 2着
11番 ミッドナイトベット (有)社台RH  

そして、そのうちの1頭、ロサードが連対したのだった。

昨年の北九州記念は松元省厩舎と橋口厩舎の2頭出しもほんのちょっとした話題だったのだが、この2厩舎の馬はどのように並んでいたかというと…

1番 サンデーカイザー 松元省厩舎  
2番 トゥナンテ 松元省厩舎 1着

9番 ツルマルガイセン 橋口厩舎   
10番 ロサード 橋口厩舎 2着

なんと、どちらの厩舎の馬も隣り合って並んでおり、うち1頭ずつが仲良く連対するという結果になったのである。

てなわけで、今の北九州記念では複数頭出しの馬が仲良く並んだ周辺がいかにも怪しい!ってことになるわけである。これは昨年から北九州記念が一昔前のG2級の別定規定を持つ別定戦に変更されたことと大いに関係があるのだろう(ウソ)。

しかし、まあ、今年も枠順が確定してみると、実に怪しい雰囲気が漂っていたのだった。

2番 エイシンプレストン 平井豊光  
3番 エイシンビンセンス 平井豊光

2枠、3枠には「エイシン」の平井豊光オーナーがしっかり並んでいるし、

6番 パラダイスヒルズ 橋口厩舎 (有)社台RH
7番 ロサード 橋口厩舎 (有)社台RH

6枠、7枠には昨年隣り合っていた橋口厩舎がまたも隣り合い、ついでにどちらの馬も「(有)社台RH」なので、「(有)社台RH」並びがまたも出現しているとも言える。今年も北九州記念では、この「並び」が馬券に結びつくのだろうか?
  《その後の一言》
怪しい周辺同士の1、2着。こういうパターンでどっちも来ちゃうってこともあるんですね〜。って、つまり昨年と同じということか…。戦歴的には昨年のロサードを今年のロサードとエイシンプレストンが二つに分けたような感じがしましたけどね。(H13.7.16)


 

■どんな時でも再度同条件は有利かどうか? (H13.7.20)


今年から賞金加算の方法が変わったことで、1000万(旧900万)クラスの馬は現級を勝っても、再度同条件に出走できる機会が多くなった。

で、今年の夏の函館でこれまでに1000万クラスを勝ち、再度1000万クラスに出走したケースでどういうことが起こっているかというと…

1函5 八雲特別 芝1800m ウインマーベラス 4歳 1着
1函7 函館日刊スポーツ杯 芝1200m ケイアイワールド 4歳 1着
1函8 竜飛崎特別 ダ1700m タガノサンデー 4歳 1着

この通り、あっけなく、みんな再度同条件を勝ってしまっているのである。

さて、そこで問題は明日のHTB杯に出走する4歳牝馬メジロバーバラである。この馬は目下函館で3連勝している上がり馬。前走1000万の潮騒特別を勝って再度同条件でここへ出てきたのである。上のような傾向がまだ続くとすると、この馬もアッサリ勝つのかと思えるが、前走バーバラちゃんが勝った潮騒特別はハンデ戦で、課されたハンデは52キロの軽量。ところが今度のHTB杯は別定戦で、基本斤量から増量までされて56キロと実に重たい。一挙に4キロ増となってしまうのだ。

ということで、上の3頭に戻って、前走との斤量を比べてみると…

1函5 八雲特別 芝1800m ウインマーベラス 4歳 1着 1キロ増
1函7 函館日刊スポーツ杯 芝1200m ケイアイワールド 4歳 1着 1キロ増
1函8 竜飛崎特別 ダ1700m タガノサンデー 4歳 1着 1.5キロ増

このように1〜1.5キロしか増えていないのである。

バーバラちゃんは4歳馬なので、上の3頭と年齢は同じなのだが、上の3頭は1600万での上位好走歴があるのに対し、バーバラちゃんは上がり馬で1600万出走歴がなかったりもする。

といったわけで、バーバラちゃんは上の3頭と違い、苦しそうな材料が結構あるかと思うのだが、そんなもん関係ない! とにかく再度同条件は有利なんだ〜!といった展開になるのかどうか注目してみたい。
  《その後の一言》
う〜む、なんてことだ! 4キロ増もなんのその、バーバラちゃん楽勝で、バーバラちゃん自身がV4、さらには函館の1000万再度同条件馬もV4ということになってしまった。次は4歳でない1000万再度同条件馬が出てきた時に悩みそう。(H13.7.23)


 

■吉野家「特盛、玉子つき」級のデータとは!? (H13.7.21)


馬連が発売されてから9年たった函館記念。うち7回までが万馬券、ハンデ戦だった6回に限ればすべてが万馬券というのだから、函館記念というのは恐るべき大荒れ重賞なのである。

そんな難解なレースをウンウン唸りながら考えていると、ある単純な傾向に気づいたのだった。それは平成元年以降の函館記念連対馬はぜ〜んぶ前走芝1800〜2000m戦を使っているということだったのである。この手のデータは限定条件などごたごたつけず、できるだけシンプルな方が望ましい。だから、これはなかなかシンプルで良いデータではないか!と思ったのである。

ちなみに前走が芝1800〜2000m戦以外だった馬は平成元年以降の函館記念で【0.0.1.36】。40頭近くいて、連対ゼロというのは、消去データを吉野家の牛丼にたとえて「並・大盛・特盛」とわければ、間違いなく「特盛、玉子つき」ぐらいにあたるとっておきのデータと言えよう!?

しか〜し、今年の函館記念出走馬を調べてみると…なんと前走芝1800〜2000m戦以外だった馬はたった1頭、ダイワカーリアンしかいないのだ。なんだ、これじゃあ全然役に立たないし、しかも、これで万が一、ダイワカーリアンが連対でもしようものなら恥ずかしくてしょうがないじゃん!といった展開になってしまったのである。

このダイワカーリアン、昨年も函館記念に出走していたのだが、昨年は安田記念では1.5秒差17着の大惨敗。そして、函館記念では0.8秒差の9着だった。

今年、このダイワ爺さんはもう8歳、昔で言えば9歳になるわけで、さすがに衰えていると思うのだが、安田記念では0.9秒差の8着。昨年より着差0.6秒、着順は9着も上に来ている。そこで、まあ、そんな単純な引き算などしても仕方がないと言いつつ、してしまうのだが、安田記念と同じだけ函館記念で着差・着順を詰めると、函館記念では0.2秒差の0着!?ということになるのである。

1〜3着に入ればお金になるけど、0着じゃあお金にはならないなあ〜などと、とぼけたことを言いつつ、昨年の函館記念ではダイワカーリアンの同枠馬が連対したので、今年もちょっと気になるのはダイワ爺さんより、その同枠馬なんだよな〜などと思ったりする今日この頃なのである。
  《その後の一言》
ダイワカーリアンは1.0秒差の8着に終わって一安心!? シンプルな消去データはケイゾクされたようだ。ダイワ爺さんの同枠アクティブバイオは道中手応えが悪そうに見えて、最後は3着に突っ込んできたが、連対はできなかったな〜。そして、またまたお決まりのように今年も万馬券になってしまった函館記念なのであった。ホントによく荒れますね〜。当たらなきゃしょうがないんだけど…(泣) 

1〜3着馬の入っていた枠にはちょっと気になる点があった。

5枠 9番 オースミタイカン   昨年2着
10番 ロードプラチナム 今年1着  

8枠 15番 クラフトマンシップ 今年2着 昨年1着
16番 ファイトコマンダー    

2枠 3番 アクティブバイオ 今年3着  
4番 ダイワカーリアン   昨年2着同枠

つまり、昨年連対枠に入っていた馬が入っていた枠が1〜3着を占めているというわけなんだな〜。そんなもん終わってからなら何とでも言えるだろっ!って言われても、このコーナーは終わってから書くところなんで…(^^;) (H13.7.23)


 

■降級戦に注目したくなる個性派2頭 (H13.7.27)


ユーワファルコンって1600万に落ちてきたのか〜と意外な感じがする明日の新潟日報賞。ファルコン君は中日スポーツ賞4歳SというG3タイトルを持つ馬。そのレース名を彼が勝ったことを記念してファルコンSに変えさせてしまったという大変偉大な馬であり(ウソ)、G1でも穴人気になるほどの存在だったのにG3勝ち以降は収得賞金加算なし。結果、1600万に降級となったわけである。

新潟日報賞はウワサの直線芝1000m戦。昨年まではなかった高額条件の芝1000m戦だ。失礼ながら速いだけが取り柄の同馬にとって、これは願ってもない条件だろう。


降級ってことでもう1頭気になるのが麒麟山特別に出てくるキクノグリッター。この馬、以前も「小型ステイゴールドを発見!」なんて言って取り上げたことがあるのだが、かなりのヘソ曲がりなのである。

何しろ昨年までオープン特別では3、4、4、2、5、4、2着と常に入着し、連対も2回記録しているというのに、自己条件の1600万になると8、5、3、3、6、5着と1回も連対したことがなかったのだ。今年になって改心したのか、前走の1600万では2着しているのだが…。

そのオープン特別でも毎回好勝負してきたキクノ君が、今度は900万に降級してしまうというのである。いくらハンデが重いとか、調子が悪いとか言っても普通は楽勝していい力関係だろう。けれど、キクノ君はヘソ曲がりだからな〜…どうなるもんだか見モノだと思う次第である。

ちなみにこのキクノ君、900万での成績は14、9、1、4、2、2、1、1着。惨敗も時にあるが、さすがに3勝をあげ、力の違うところを見せてはいる。
  《その後の一言》
ファルコン君はとりあえず、順当に1着。キクノ君はやはりゴール前でヘソを曲げて?、4着。次はオープンに格上挑戦して好走したりして!? (H13.7.30)


 

■○○オープンは別定条件が上級馬に有利!? (H13.7.28)


明日のNSTオープンについて、あるところで、高名な競馬評論家センセイが次のようなことを書いていた。
同じオープン特別でも、地方競馬から出走できる○○オープンという名のレースは、別定条件が上級馬に有利なので、全体にハイレベルとなる傾向がある。
一体、どこからこのような確信が生まれるのか? よ〜わからんのだよな〜。

中央・地方交流の先駆けとして○○オープンというレースはあったのだが、現在ではその位置づけはかなりあいまいなものになっている。なぜなら○○オープンという名前がつかなくても地方馬が出走できる中央のレースがたくさんできてしまったからだ。

地方馬の出走できる中央のレースには指定戦と特指戦があり、○○オープンはJRA認定競走を勝っていない馬でも出走できる指定戦となっている。夏季番組にはこの指定戦の○○オープンが、NSTオープン、小倉日経オープン、札幌日経オープンと3レースあるが、実はその他にも古馬のオープン特別としては巴賞と札幌日刊スポーツ杯が指定戦となっているのだ。

札幌日経オープンと札幌日刊スポーツ杯を比べると、いかにも札幌日経オープンの方が開かれたレースですよ!ってな印象を受けるが、「地方馬の出走」という観点ではこの両レースには全く何の違いもないのである。そして、この他のオープン特別には特指戦もあり、結局、今年の夏季番組オープン特別別定戦で指定戦でも特指戦でもなく、地方馬がどんなに頑張っても絶対に出走できないレースというのは朱鷺SとBSN賞しかないのである。

そして、夏季オープン特別別定戦の「○○万円毎1キロ増」という別定規定には以下のたった2種類しかない(時期によって、3歳馬と古馬の差が少しずつ変化する基本斤量についてはメンドクサイので触れないこととする)。

(1) 3歳1100万円、4歳2200万円、5歳上3300万円超過1400万円毎1キロ増
(2) 3歳1900万円、4歳2100万円、5歳上2300万円毎1キロ増

それではそれぞれに該当する夏季番組のオープン特別別定戦を列挙してみよう。

(1) UHB杯、札幌日刊スポーツ杯、朱鷺S、BSN賞、小倉日経オープン
(2) 巴賞、マリーンS、札幌日経オープン、NSTオープン、関越S、KBC杯

さて、(1)と(2)を分けるものは一体何なのか? 答えは全然難しくない。(1)はすべて1400m以下のレース、(2)はすべて1700m以上のレースとなっているのだ。距離によって別定規定が異なっているだけなのである。「○○オープンという名のレースは、別定条件が上級馬に有利」という評論家センセイの言葉は大ウソということがわかるだろう。

その昔、○○オープンは定量戦だったことがある。当時は確かに斤量有利な上級馬ばかりが勝っていたりもしたのだが…。
  《その後の一言》
高名な競馬評論家センセイは「○○オープンは別定条件が上級馬に有利→ハイレベルになる」論に続いて、
クラシフィケーションレートによってグレードが決まる正規のグレードでは、おそらく○○記念と入れ代わってグレードレースに指定されそうに思う
などと書いている。さて、NSTオープンの1週後、つまり今週はG3の関屋記念が行われるが、このレースの別定規定の「○○万円毎1キロ増」という部分は次のようになっている。

3歳3000万円、4歳4000万円、5歳以上5000万円超過3000万円毎1キロ増

これとNSTオープンの規定とどちらが「上級」かは一目瞭然なのだが、まあ、基本斤量の違いもあるので、ここでは関屋記念に1週前登録をしていて、普通ならもうG3に出ちゃいけないほど賞金を稼いでいる実績大あり馬ダイワテキサスと、やっとこそさオープン馬ヴィエントシチーが、今の収得賞金でNSTオープンに出た場合と、関屋記念に出た場合の斤量を比較してみよう。

NSTオープンに出ると… 関屋記念に出ると…
ダイワテキサス 63キロ 61キロ
ヴィエントシチー 55キロ 56キロ
2頭の差 8キロ 5キロ

両馬の差…NSTオープン8キロ、関屋記念5キロ。関屋記念の方が上級馬に有利なのは明らか。それでも、「クラシフィケーションレートによってグレードが決まる正規のグレード」なるものだと、NSTオープンの方がグレードレースなったりするってことだ。競馬っていうのは奥が深いなあ。すごく勉強になります!?

それにしてもダイワテキサスの61キロってのは重たそうではあるが、それでも出てくるってことはどういうことか考えてしまう週となりそう。 (H13.7.30)


 

■出走馬のキャリアから函館2歳Sを考えてみると… (H13.7.28)


明日は中央競馬史上初の「2歳重賞」が行われる。函館2歳Sだ。

ここではこの函館2歳Sを出走馬のキャリアから考えてみたいのだが、となると、その昔9月に行われていた頃の函館3歳Sのデータを使うのはまずい。そこで、平成1〜8年は同時期に行われていた札幌3歳Sのデータ、平成9〜12年は函館3歳Sのデータを使うこととしたい。

さて、「キャリア」というのはキャリア1戦とか2戦とかいうアレである。要するにこのレースに出走するまで何戦してきたかということだ。ただ、新馬→新馬と使った馬と新馬→オープンと使った馬はちょっと意味合いが違う。だから、新馬→オープンと使った馬は別計算としたい。

まずは、平成1〜12年の連対馬をキャリア別に分けると、次のようになる。

H1〜12 キャリア1戦 キャリア2戦 キャリア3戦 キャリア2〜3戦
(OP出走歴あり)
13

キャリア1戦馬の連対が一番多い。では、これを4年毎に3分割して、数字の移り変わりを見てみよう。

  キャリア1戦 キャリア2戦 キャリア3戦 キャリア2〜3戦
(OP出走歴あり)
H1〜4
H5〜8
H9〜12

昔は圧倒的に優勢だったキャリア1戦馬が徐々に衰退しているのがわかるだろう。これには前哨戦となるオープン特別・ラベンダー賞の創設が当然関係しているだろうが、ラベンダー賞に出走していないキャリア2戦馬が最近台頭してきているのも事実なのである。

ここ3年連続で連対しているのは新馬→新馬と使っていたキャリア2戦馬。そして、その一つの特徴には芝1000m戦と芝1200戦を両方使っていることがあったりするのである。
  《その後の一言》
該当馬が多かったせいもあるが、今年はオープンを使ってないキャリア2戦馬同士が1、2着。連対馬の片割れは芝1000m戦と芝1200戦を使っていた馬だった。(H13.7.30)

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